●横浜線:町田→八王子
●中央本線:八王子→小淵沢
●小海線:小淵沢→小諸
 今回の旅のスタートは八王子です。できれば、始発の横浜線で町田スタートと行きたかったのですが、それだと始発の中央線の下り、高尾5:14発に間に合わないため、横浜戦の八王子行きの最終で八王子まで行き、ファミレスで始発まで待つ…というパターン。ちなみに、最終八王子行きの町田発が0:01なので、そこから青春18きっぷが使えるのというのがありがたい…
 中央本線の時刻表には載っていませんが、武蔵小金井発の始発電車が八王子4:52発で高尾着が5:00なので楽勝。ただ、高尾5:14発の大月行きがE233つまりオレンジの中央線快速と同じ車両というのが…
 大月でさらに甲府行きに乗り換え。さすがに115系ですが、お客さんが多くて、朝っぱらから相席だなんて…
 甲府でちょこっとありましたが、それは後回しで、甲府からは7:50発の松本行きに乗って、小淵沢へ。小淵沢着が8:28で、次の小海線が9:57! まだ1時間半あるじゃないか…というのはもちろん計算済みで、30分ほど…ありまして(これも後回しです)、1時間前には小海線乗り場に向かい、ジッと待つことに。
 1時間前はちと早いんじゃないか?…と思われるかもしれませんが、予め時刻表で調べたところ、小諸からの列車が9:13着で、折返しで小諸行きとして発車するのが9:57…44分間もあれば、車内でひと眠りできると考えたわけです。
 そして、小諸から2両編成の気動車が到着。幸い、ホームにひとつだけ残っていると思われる緑色の印のところに立っていたところ、ちょうどそこがドアの前だったので、すんなり座席をゲット(まあ、ホームにいたのが10数人程度でしたので、楽勝なんですけどね)。ちなみにやっていたのがキハ110なので、右側がひとり掛けですから、もちろん右側に座り、早速向かい側の席でウトウトしていたところ、何やらザワザワしだしたようなので、何となく目を覚ましたら、いつの間にやらほとんどの席が埋まった状態。慌てて足をどけます。程なくその席も埋まり、発車数分前には立つ人も続出、200%まではいかないかもしれませんが、大入りとなりました。ほとんどの人がリュックを背負っていたので、登山…とまでは行かなくても、ハイキングか何かといった感じでしょうか。
 9:57、小諸行きの気動車が小淵沢を出発。いきなり右にカーブして中央本線と別れると、エンジン音をうならせながら、林に囲まれた中を突き進んでいきます。しかも、並走している道路がかなり真下に見えます。日本一高いところを走る列車にふさわしい出だしかなと…
 小淵沢を出て3つ目が清里。駅とその周辺だけ街並みが形成されてます。一見避暑地として有名な町に相応しいたたずまいに見えますが、よく見ると、役割を終えたまま放置されてしまったような建物も所々で見受けられます。かつてのブームも今や昔…ですが、それでもここではたくさんのお客さんが降りていき、空席も出るほどでした。あのブームの頃が異常だったんです。今の方が落ち着いた感じがして、これはこれでよろしいんじゃないでしょうか…
 その清里と次の野辺山の間にあるのが、日本鉄道最高地点。事前に車内アナウンスが入ったものの、スピードを緩めなかったため、どこが最高地点か分からない人も多かったんじゃないかなあ…と。ちなみに、自分はここらじゃないかなあ…と。踏切辺りで車窓の風景を撮ってみました。
 そして、日本一高いところにある駅、野辺山。案の定、ドアから何人かが駅名票を撮ってました。自分も一応…ちなみに、野辺山でも大勢のお客さんが降りていき、車内は乗車率50%程度といったところでしょうか。だいぶ落ち着いてきました。
 野辺山を過ぎた辺りから、エンジン音のうなりが聞こえなくなったような…と思っていたら、山林の中を突き進んでいたはずが、いつの間にか山々が遠くに見えるようになってきました。野辺山が日本一高い駅だから、当然その先は低くなる…当たり前か。
 野辺山の次の信濃川上では、駅のそばに止まっているエルガ系のバスを発見!(エルガミオだと思うのですが、自信がないので、エルガ系とぼやかしてみました) 「川上村営バス」と書かれたバスは、クリーム地のボディに赤やら青やら緑やらといったラインの入ったカラフルなものでしたが、肝心の表示はLED…というのはさておき、再び山が間近に迫ってきたような…そして、信濃川上を過ぎた辺りからしばらくは川沿いを進むことになります。
 途中で気づいたのですが、ホーム1本のみの列車交換できない駅は、ことごとく進行方向の左側、つまり自分が座っている方の反対なんです。全国各地いろいろな路線に乗ってきましたが、ここまで徹底しているのは…少なくとも自分の記憶にはないと思います。
 小海で列車交換。向こうは黄色いラインの入った新型車。さぞかし乗り心地がよろしいんでしょうなあ…
 その小海を過ぎた辺りから住宅が多く見受けられるようになり、小淵沢を出た時はワンマン運転だったのに、いつの間にやら車掌さんが乗っていました。臼田という駅では駅員さんの姿も見え、次の龍岡城、太田部…はホーム1本のみの無人駅でしたが、この両駅はついにというかやっとというか、右側にホームが来てくれました!
 車両基地のある中込辺りに来ると、住宅だけではなく、大小さまざまな店舗も見受けられるようになっていて、次の北中込では無人駅ながらも駅のそばに大型スーパーが!
 岩村田を過ぎると線路が高架となり、長野新幹線の佐久平駅が視界に飛び込んできます。在来線と新幹線が立体交差する場合、多くは在来線の上を新幹線が跨ぐ形をとるようですが、ここは逆。しかも、新幹線の方は駅のところだけ低くなっていて、その前後が高架になっています。新幹線の方が利用者が多いと考え、新幹線を利用する人の使い勝手を優先させた結果ということでしょうか?…とにかく、駅周辺はホテルをはじめとするさまざまな建物が見られ、完全に市街地といった様相を呈していますが、高架区間が終わると田畑と住宅地の混在したのどかな風景を取り戻していました。そろそろ乙女かなあ…と思いきや美里という駅。恥ずかしながら、美里という駅があったことをこの時初めて知りました。
 そして、美里の次の次が乙女で、信越本線…じゃなくてしなの鉄道の線路と合流してすぐのところにあります。乙女と次の東小諸はしなの鉄道と並走している区間にあるわけですが、駅は小海線のみ。ちなみに、乙女駅は鉄道を題材としている某推理小説のトリックにも使われたことがあります。(もちろん読みました)
 そして、終点小諸に到着。しなの鉄道と小海線がちょうど合流する辺りで抜かれたはずのしなの鉄道の電車が待っていてくれたので、急いで橋を渡って乗り換えることに…
 ちなみに小海線は前に1度乗ったことがありますが、ン十年前ですから…



【右】早朝の八王子駅。


【右】朝の甲府で、スカ色の115系が2編成も!


【右】小海線ホームの小淵沢駅の駅名票。上の余計なのがなけりゃあ、国鉄時代のままなのに…


【右】キハ110。新型を期待してたんですけど…



【右】清里駅。閑散としているわけではありません。この後、大勢のお客さんが改札を通っていきました。


【右】日本鉄道最高地点…と思ってシャッターを切りました。右端に写っているのが「日本鉄道最高地点」の記念碑だそうです。



【右2枚】日本一高い場所にある野辺山駅。


【右】信濃川上駅。村営バスを狙ったのですが…



【右2枚】小海で列車交換…



【右】車両基地のある中込。


【右】小海線の高架から長野新幹線の佐久平駅を撮りました。


【右】「みさと」と「おとめ」…の間の三岡。



【右2枚】乙女駅。ごらんの通り、しなの鉄道には駅がありません…


【右】終点小諸に到着。