北海道の旅も終盤。今回は札幌から函館本線で函館まで。これで一応JR北海道は全線踏破ということになるはずです。
●函館本線:札幌→小樽
札幌からは、小樽方面始発の然別行きに乗って小樽を目指します。小樽で1時間待つことになりますが、小樽からの長万部行きには何としても座っておきたいため、万全を期して…というわけです。
札幌駅には早めに到着してホームに並びます。おかげで楽に座れました。車内は混雑とまではいきませんが、そこそこ入っています、といったところでしょう。
実は札幌~小樽ですが、前回札沼線に乗った後に時間があったので、小樽まで足を延ばして小樽運河でも…と思ったら、それまでは小雨程度だったのに急にドシャ降りに。大雨の中歩くのは…ということで、あきらめて札幌に向かったところで急に青空になってしまったというヤ~な思い出があったばかりでしたが…
札幌から琴似の先まで高架が続き、発寒の先から手稲の手前でまた高架があります。その手稲から大勢さんが乗ってきました。
手稲の少し先の銭函から先は海岸線に沿って進んでいきます。日本海の荒波…ではなく、むしろ穏やかでした。そして、トンネルを潜って内陸部に入ると、小樽築港、南小樽、そして小樽。
次の長万部行まで1時間ありますが、じっとホームで待ちます。
●函館本線:小樽→長万部
じっと待ったかいがあって、中に入り、右手の海側の席に…と思ったら、すべての窓にカーテンがかかっていました。海側はあきらめ、仕方なく左の山川に…と思ったら、海側に座った人たちが勝手にカーテンを開けてます。しまった!…と思っても、時すでに遅く、海側のすべての席が埋まってました。しかも、さらについていないことに、小樽を出てしばらくは、海側の方に日が入ってきましたが、その後は山側の方が、むしろ日差しが入ってくる時間が長かった感じです。強い日差しが入ってきても、絶対にカーテンは降ろさないからな!
列車は小樽を出て10分もしないうちに、山の中を走る感じになります。さすが「山線」! 塩谷、蘭島と止まっていくわけですが、どちらも上下線との間にすき間が…かつては、通過線があったんでしょうか。
蘭島の次が余市。さすがにたたずまいに貫録があります。車窓から中央バスの方向幕車が見えたような…
さらに山あいを進んでいきます。倶知安…の手前が小沢。小沢が岩内線の分岐駅だというのはもちろん知っていましたが、駅に着いてから岩内線の名残を捜しているのだから、問題外。駅に着く手前から分岐していたのに…というわけで、倶知安に到着。ここから胆振線が分岐していたことをウッカリ忘れていました。その倶知安では8分停車。
倶知安を出ても、山線らしさは続きます。比羅夫、ニセコと駅名標を撮りたくない名前が続いて、昆布…昆布温泉には思い出があるのですが、その時は自動車だったので思い出話は割愛で、次の蘭越で10分停車です。もちろんいろいろ撮りました。
蘭越から目名、熱郛…時刻表でしかお目にかかったことのない駅が実際見られる、しかも珍しい名前であればあるほど、テンションが上がります。ちなみに熱郛の読みは「ねっぷ」。絶対に初見で読めない駅名です。
長万部の手前の二股についた時、なぜか石北本線の相内駅を思い出しました。かつてブームだった「あいこく」から「こうふく」へに対抗して、「あいのない」から「ふたまた」へ…
下らない妄想はさておき、長万部に到着。11:13着で、次の函館行きが13:28発…さて、どうしてくれようか。
ちなみに、これで実質的には函館本線は完乗なので、JR北海道内の全路線完全踏破達成です!
●函館本線:長万部→函館
上にも書きましたが、すでにJR北海道内の全路線完全踏破は達成したわけですが、今回の旅だけだと、函館本線の大沼~森の通称「砂原線」と、七飯~大沼の仁山、渡島大野を通る方の函館本線本来(?)のルート(ちなみに通らない方のルートは通称「藤城線」)はまだ通っていません。ですが、今回乗る函館行きの普通列車がどちらも通るため、この列車に乗って七飯についた時点で踏破達成ということになります。
さて、長万部ですが、売店に電話すれば5分で来てくれる名物の駅弁「かにめし」の誘惑を断ち切って、駅員さんに断わって早めにホームに入り、待つこと1時間。やっと来た函館行きのキハ40(もちろん単行)に乗車、まずまずな乗車率で、半分以上が旅行者っぽいかなあ…と。
長万部を出ると複線(一部単線)になり、海が見えてくるとすれば左側ですけど、相変わらず座るは右側…複線の場合、もう一方の線路が見えないと何か落ち着かないものですから…
かつて瀬棚線が分岐していた国縫を過ぎ、やがて予想通り左手に海が見えてきて、ちょっとした高架を経て八雲に到着。特急停車駅にふさわしいたたずまいです。
八雲を出た後も、山と海の狭間を進んでいき、森に到着。「いかめし」を買う間もなく出発し、すぐに左にカーブして、本線と別れて砂原線へと入っていきます。札幌からの『はまなす』に乗ればこの砂原線を通ることになるため、何度も通ったことにはなるはずですが、日中は初めてなので、実質初めてみたいもの。とても新鮮です。遠くに見える駒ヶ岳らしき山を常に意識しながら、小さな駅をこまめに停車していきます。そういえば、この時は山を意識しすぎて、左手はほとんど見ていませんでした。
右手からの本線と再会を果たすと大沼。大沼そのものを駅を過ぎてから間近に見ることができました。そして、やっと寄りが戻った2本の線路ですが、またしてもここでお別れ。自分たちが乗っている方の線路がもう一方を見下ろす形となり、それぞれ別々のトンネルへと入っていき、トンネルを出た頃にはもう相手の姿はなく…
山に囲まれた小さな仁山という駅を過ぎ、次は渡島大野ですが、ここはものすごいことになっていました。ここに新幹線の駅ができるため、只今工事の真っ最中。未来の姿を見て絶望的に…在来線ファンの悲しい性と言うヤツです。そして、工事中の新幹線を見ながら進んでいくと、左手から別の高架が現る!…実は、これが大沼の先で別れた本線。別れた時は右側だったのに、いつの間にか左側から突然…
本線の高架が降下してきて合流すると七飯。これで今回の旅におけるJR北海道全線全区間踏破達成! そして、函館に到着…
【右】早朝の札幌駅。まだ5時半…
【右】然別行きで小樽まで…
【右】小樽駅。駅舎だけ撮ってまたすぐにホームに戻りました。
【右】待避線で出番待ちの長万部行き。
【右】サボ。
【右】気動車と電車のコラボ!
【右】「のりほ」…何か懐かしい響き。
【右】蘭島。
【右】かつて岩内線が分岐していた小沢。
【右】倶知安。
【右】蘭越。
【右】目名。
【右】熱郛。ちなみに「ねっぷ」と読みます。
【右】二股。
【右】長万部。まだ先は長い…
【右】長万部。
【右】臨時の『北斗』。エンジントラブルのため、キハ183が運休していたため、「クリスタルエクスプレス」が代替していました。
【右】長万部の駅前でイベントやってました。
【右】待機中のキハ40。左が函館行き。右が東室蘭行き。
【右】サボ。ちゃんと「砂原経由」と入ってます。
【右】本石倉駅。ホームの奥に見えるのは駅舎ではなく郵便局。
【右】森。
【右】画像中央に見える踏切が本線(大沼公園廻りのルート)。
【右】「砂原線」に入ってすぐのところにある東森。
【右】渡島砂原。
【右】銚子口。名所案内に「駒ヶ岳」とありましたが、登山口まで3キロ…
【右】流山温泉。駅名標が…
【右】大沼…駅。
【右】大沼。
【右】仁山駅。
【右】渡島大野駅。ホームの向こうに建設中の新幹線が…
【右】こちらも渡島大野。新幹線の駅が…
【右】新幹線の電力を供給するための設備…かどうかは知りません。向こうに高架が見えます。。
【右】七飯。
【右】函館。ちなみに、長万部から乗ってきたのは確か右…