●石北本線:網走→北見
 釧網本線の後は石北本線。大物が控えていました。石北本線は過去にも旭川~上川しか乗ったことがないので、初みたいなもんです。
 網走から乗るのはキハ40の2両編成。2両以上は久々…
 網走を出ると、網走川沿いを走り、やがて網走川は網走湖となり、次の呼人辺りまで寄り添うことになります。呼人の次は女満別。空港で有名で、特急列車も止まる駅なので、立派な跨線橋が…と思いきや、ホームとホームをつなぐものではなく、ホームの外と外をつなぐ形で、ホームからホームへは網走寄りの橋から線路を横断することになるようです。
 列車は原野の中をひたすら走り(こんな表現しか思いつきません…)、町が見えてくると美幌。こちらは特急停車駅なりの風格が感じられます。
 美幌を過ぎると、また原野。ただ、しばらく走ると、景色の中に建物の割合が徐々に増えてきて、北見もそろそろかなあ…と思ったら、線路が高架に。北見市街を高架で通り抜け、再びに地上に降りるとそこが北見。実は乗っていた列車は遠軽行きですが、北見で途中下車することに。このまま遠軽まで行っても、北見で次の列車に乗っても、結局遠軽から乗る列車は同じ。遠軽で3時間待つか、北見で2時間、遠軽で1時間と分けるか…選らんだのは後者。北見でゆっくり昼食の時間がとれますし…

●石北本線:北見→遠軽
 約2時間の滞在時間を経て北見から遠軽行きの普通列車に乗ります。今度もキハ40の2両編成。網走発なので、座れるかどうか不安でしたが、相変わらず早めに並んでいたかいあって、窓際に座れました。北見では乗る人より降りた人の方が圧倒的に多かったようで…
 北見を出ると、いきなりトンネル…ではなく、地下へと入っていきます。高架と地下…大都市ですらやっとのシステムを、北見ではすでに駆使しています。しかも、地下化による連続立体交差化は何と日本初! 意外…
 そして、トンネルを抜けると市街地というより、郊外的な落ち着いた雰囲気になっていて、さらに進むとのどかな感じです。
「相内」…「あいうち」と読みたくなりますが、正解は「あいのない」…かつて「愛国」という駅がブームになりましたが、「あいのない」じゃブームは到底無理…その相内の次が留辺蘂で、下りの特急『オホーツク』待ちのため7分停車。撮影と気分転換を兼ねてホームに降りてみました。
 留辺蘂から先は山間部へ突入していく感じで、2つ先の金華で下り普通列車と交換し、常紋トンネルを抜け、生田原。途中マニアには有名な常紋信号場…名前はもちろん聞いたことがあったのですが、うっかりスルーしていまいました。しょせん素人レベルですから…その山々に囲まれた生田原では結構降りていきました。
 さらに緑しか見えない景色の中を進んでいき、やっと町が見えてきて、右に大きくカーブしながら左手から旭川方面からの線路と合流し、遠軽に到着。列車はここが終点なので、強制的に途中下車…

●石北本線:遠軽→新旭川
 1時間ちょっと待って、遠軽からは旭川行きに。これで石北線の旅もやっと終わるわけですが、旭川まで約4時間! 特急なら2時間で着くのに…のんびりにもほどがあります。
 本来出札は10分前ですが、ひとりの客が駅員さんに断って改札を通過すると、他の客も我先にと。もちろん、自分も…そして、旭川行きの気動車が止まっているホームに向かうと、座席でくつろいでいた運転手さんが慌てて運転席に。明らかにその顔には「えっ! もう?」と。スミマセン…ちなみに、乗り込んだ旭川行きのキハ40・2両編成ですが、実は北見から遠軽まで乗ったのと同じ車両。
 遠軽を出発します。遠軽はスイッチバック駅なので、旭川に行く場合も、網走に行く場合も進行方向は同じ。やがて、線路が左右に分かれていきます。車内はボチボチ…といった乗車率で、地元の方らしき人たちは白滝までで降りてしまったようです。次が上白滝ですが、ここでは乗降客はなく、乗客は2両合わせても1桁程度ですが、マニア的にはここからがクライマックス。上白滝発が17:08で、次の上川着が18:16。何と1駅の間を68分かけて走るというわけです。
 実はかつて、上白滝と上川の間には、奥白滝、中越、天幕の3駅がありましたが、廃止されてしまいました。その3駅を見届けようというのが今回のテーマ(?)ですが、結果はこの下の画像でご確認ください。
 車両の後部で見届けること68分。やっと、上川に到着…したのに、ここで37分間の停車。せっかくなので、降りてみます。改札は…窓口がすでに閉まっていて、無人駅状態。駅に備え付けの時刻表に目をやると、「上川駅」と書かれたJRの時刻表と一緒に真新しいJTBの小さな時刻表が。実は苫小牧駅で買った時刻表の使い勝手があまりに悪いもので、買い直そうかなあと思っていた矢先のこの時刻表。ちなみに、これが自分が失くしたものと同じタイプの時刻表。自分の中の天使と悪魔が交互にささやく…「上川駅と書いてないんだからもらっちゃえよ」…そんな悪魔のささやきを振り払うように、時刻表に触れることなく、ホームへと戻ります。
 上川からは大勢の学生さんが乗ってきました。大勢と言っても、2両編成なので、まだまだ席に余裕がありますけど…上川を過ぎると、景色が暗くなり完全に夜の闇に包まれます。眠ってもいいとところですが、眠らずに時刻表を眺めていると、新旭川に19:58着の10分後、宗谷本線の普通列車が新旭川に到着することが分かったので、駅名標撮りを兼ねて新旭川で下車することに。




【右】網走駅。



【右】網走駅。


【右】網走からはキハ40の2両編成!


【右】2両のうち、1両は北見で切り離し。


【右】網走湖。



【右】美幌駅。


【右】北見駅。


【右】北見から遠軽も、キハ40の2両編成。



【右】「あいのない」駅…


【右】留辺蘂でオホーツクの通過待ち。
「るべしべ」を漢字で書きたい方はこちらをクリック!


【右】金華で列車交換。


【右】遠軽まで来ました。


【右】この先にかつては名寄本線が…


【右】遠軽からは4時間かけて旭川へ…って、これは遠軽まで乗ってきた列車じゃないですか!


【右】白滝シリーズ第1弾、下白滝。


【右】第2弾、白滝。


【右】白滝では駅名標を撮っておきました。


【右】そして、第3弾の上白滝。次の上川まで68分!!!


【右】第4弾、奥白滝!…と書きたいところですが、こちらは駅ではなく信号場ですが、昔は駅だったんです…


【右】駅舎が残ってました。


【左】上越信号場ですが、ここもかつては駅だったんですね。
【右】中身のない駅名標が残ってました。


【右】もう使われることのない駅舎…


【右】上越信号場でも『オホーツク』待ち…


【右】中越信号場。ここもかつては駅でしたが、奥白滝と同時に廃止されました。



【右】68分かけて上川到着。


【右】乗車口の看板ですが…5ヶ国語!?



【右】上川駅。68分かけて到着後、今度は37分間停車…


【右】東雲。この辺りではかなり暗くなっていました。


【右】当麻。こっちは「とうま」です。もう真っ暗…



【右】新旭川に到着。これにて石北本線の旅は終わり!


 石北本線の旅は新旭川までですが、この日の旅はまだ続きます…

●宗谷本線:新旭川→旭川
 新旭川では10分ありましたが、疲れていたのでずっとホームにいて、やってきたキハ54(1両)に乗って旭川へと。

●函館本線:旭川→岩見沢
 旭川からは20:46発の岩見沢行き。北海道内を走る近郊型電車のパイオニアこと711系の3両編成。旧国鉄時代の塗装だったら文句なしだったのですが、あれは苗穂でしたっけ…
 とにかくガラガラの車内をいいことに、グッスリ眠らせて頂きました。暗いし、函館本線の札幌~旭川は過去に何度か乗っているし…

●函館本線:岩見沢→札幌/札幌→岩見沢
 岩見沢からは8分の接続で、22:32発の手稲行きで札幌へと向かい、23:14に到着。第二の故郷はお懐かしいもので、○○で生まれ、札幌で育った私が2年ぶりに帰ってまいりましたのも束の間、23:22発の岩見沢行きで逆戻り…ちなみに、どちらも今どきのステンレス車で、全車ロングシートでした。




【右】旭川からは711系で岩見沢へ。


【右】711系の側面方向幕です。


【右】岩見沢に到着。


【右】…とにかく岩見沢から乗ったヤツです。


【右】札幌に到着!!!…でしたが、岩見沢へとんぼ返り。