●宗谷本線:旭川→名寄→稚内/稚内→名寄→旭川
 今回は宗谷本線に挑みます。前に日高本線を往復して7時間半近くかかりましたが、今回は旭川を11:09に出て、旭川に戻るのが23:27!…12時間超えてます!!
 実は今回の旅にあたって、宗谷本線の扱いに悩みました。と言いますのも、実は宗谷本線は全区間経験済みなんです。ただ、乗ったのが稚内からの『利尻』つまり夜行列車で、景色どころじゃありませんでしたので、自分の中で乗った内に入れていいか悩みましたが、結局再チャレンジすることに。
 今回の宗谷本線は、往復とも名寄で乗り換えることになり、まずは旭川から名寄行きの快速『なよろ』1号に乗ります。
 早めにホームでスタンバイして待ちましたが、やってきたのはキハ40の単行。
 ホームに台車を置いての駅弁売りの方がいらっしゃったので、思い切って買っちゃいました。『番屋めし』というヤツですが、詳しくは別の機会に書こうかなあ…と。
 快速なので、ほとんどの席が埋まった状態でスタート。高架駅の旭川四条を通り、新旭川で石北本線と別れるわけですが、確か初めて見た高架駅が旭川四条じゃなかったかなあ…だから、この駅はすごく印象に残っているんですよね。
 新旭川で石北本線と別れた後も、貨物駅らしき場所を通るわけですが、そこまでが複線電化されていました。その先が最初の停車駅永山ですが、この辺りはまだ住宅地が広がっています。その永山を出た辺りから景色はのどかな雰囲気に…そして、次が比布。昔某CMで有名になった場所で、自分もそのCMを何度も見たことがあったので、記念に駅名票を撮っちゃいました。
 比布を出てしばらく進んでいくと、小説の題材にもなった塩狩峠が待っています。山深い中を突き進んでいく列車…景色を眺めながら、事故が起こらないことを願わずにはいられません。頼むから、入って来ないでね、シカさん…
 旭川から1時間半で名寄に到着。ここで橋を渡り、隣のホームに止まっているキハ54に乗り換えです。名寄から稚内までは4時間ちょっと…まだまだ先は長い。
 名寄を出ると、さらに山深い中へと入っていく感じで、30分ほどで美深。実はかつてここから分岐していた美幸線に廃止直前の1985年9月に乗ったことがありました。その時は廃止直前ということで、ものすごい賑わいでしたが、美幸線の面影すら残っていませんでした…
 さらに30分ちょっとで、山深い中にそこだけ町が出来上がっているような音威子府に到着。ここもかつては天北線が分岐していて、美幸線に乗った後、美深から稚内に向かった際に急行『天北』を利用したので、天北線にも乗ったことがあります。その音威子府といえば、黒いそばが特徴的な立ち食いそばがあるのですが、8分停車だし、店は開いてないし…結局、ホームのそばに止まっていた宗谷バスのLED車…の後ろ姿だけ撮って車内に戻ります。
 さらにさらに山深い中を進むこと1時間10数分…やっと、幌延までたどり着きました。が、しかし、ここで35分間停車。立ち食いソバはおろか売店すらなければ、駅前にコンビニすらない場所で35分停車。ここで止まるなら、音威子府で止まってくれよ!…と叫んでもどうしようもないので、とりあえず降りて駅前に出てみることに。
 幌延と言うと羽幌線。かつて夜行急行『利尻』で札幌から幌延まで乗り、幌延から羽幌線の始発で留萌へと向かいました。ちなみに、その後留萌→深川→旭川→美深と向かい、美幸線に乗ったというわけです。ですから、ここも約30年ぶり。
 駅前に出ると、ちょうど路線バスが来る時刻で、やってきたのは豊富発の留萌行き。幌延を出ると、遠別、初山別、羽幌…つまり、羽幌線廃止後の代替バスだったというわけです。ちなみに、車両は高速バスタイプですが、れっきとした路線バスで、一応幕式…
 駅に戻り、のどが渇いたので自販機を見ます。すると、北海道限定のミニッツメイドのりんご、しかもミニッツメイドなのに炭酸! 運命的な出会いにしばし呆然…と言いますのも、約30年前ここを訪れた際に自販機で買ったのが当時東京ではとっくに姿を消していたファンタアップルだったからです。北海道ではまだ売ってたんだ…感激して買ったことをハッキリ覚えています。もちろん、買って車内に戻り、じっくり味わいました。
 そして、30数分後やっと発車し、稚内へ。相変わらず緑に囲まれた中を走っていますが、前ほど山深い感じはしません。小高いに緑の丘に挟まれた中を走っている感じです。海が近いせいかな?…などと考えているうちに、終点二つ手前の抜海を過ぎると、左手に海が見えてきました。普段は進行方向右手に座っているのですが、途中から何となく左の方が景色が良さそうな気がして左側に移ったのですが、結果的に正解でした。
 海に別れを告げ、市街地に入ると南稚内。ここでも10分くらい停車。そして、低めの高架で市街地を軽く跨ぐと、終点稚内。ホームは比較的新しい感じですが1面1線。マイナーチェンジというヤツか。
 せっかく稚内まで来たのにわずか数分で旭川へ向かってリターン。帰りはしばらく様子を見て、車内がすいているのを見計らってひと眠り。キハ54は元々は急行用に造られた車両だけあって、実に快適。おかげで名寄近くまでグッスリ眠れました。
 名寄で乗り換えですが、約1時間なので、一旦改札を出て、少し駅前を歩きましたが、まあこれといって収穫なしで、再び旭川行きに乗ってまた一眠り…
 あっ、書き忘れてましたが、確か南稚内~別海でしたが、線路内にシカさんが立ち入ってしまい、しばらく列車との追いかけっこになってしまいましたが、ギリギリのところでシカさんが線路わきにフェードアウトしてくれたおかげで、シカさん命拾い。ホッ…



【右】旭川駅。


【右】快速『なよろ』はキハ40の単行…


【右】使い込まれたサボ…


【右】ピップ!…で一躍有名になった比布駅。


【右】名寄に到着。 【右】待っていたのはキハ54…


【右】待っていたのはキハ54…


【右】美深。寂しい…


【右】豊清水で列車交換。



【右】音威子府では8分停車…



【右】幌延では何と35分停車!



【右】南稚内。最北端までもう少し…



【右】ついに稚内に到着!!


【右】日本最北端の駅です!


【右】この木の看板は確か昔の駅舎にかかっていたものだと…


【右】一応駅に出て撮りました。


【右】平成23年4月まで日本最北端線路の位置に復元された車止めモニュメント…だそうです。


【右】抜海~南稚内の間で見えた海。