前回は日高本線で苫小牧と様似の間を往復。さて、今回は…

●室蘭本線:苫小牧→追分
●石勝線:追分→夕張
 苫小牧からは30分ちょっとの接続で夕張行に乗って、一気に夕張へと向かいます。苫小牧から一気に夕張まで行けるなんて、乗りつぶしするには実にありがたい列車です。これで、苫小牧始発だったら言うことないのですが、2つ向こうの糸井始発。
 やってきたのはキハ40の単行。車内は学生さんでにぎわっていましたが、何とか窓際に座れました。
 苫小牧から次の沼ノ端までは数えきれないほど乗っているので特にないですが、沼ノ端からは千歳線と分かれることになります。普通、特急含めると何本か数えたくないほど通る千歳線が電化区間の単線で、1日10往復あるかないかの室蘭本線が非電化区間の複線と…書こうとしたのですが、実は千歳線も複線で、沼ノ端を出たところで千歳線の上下線が分かれ、室蘭本線の複線が千歳線の上り線と寄り添う形となったため、千歳線を単線と勘違いしてしまったというわけです。そして、結構長い間千歳線と並走したのちに右にカーブして別れることになりますが、少し先で千歳線の下り線の下を潜っていたようです。(後に千歳線に乗った時、気づきました)
 とにかく、緑の原野をひたすら突き進む感じです…って、北海道のローカル線はほとんどそうなんですが。
 途中に早来という駅が。確か、この町の郵便局から雪だるまを全国発送しているというのをニュースで見た記憶が。ちょうど、駅舎の前で止まったので撮っておこう…
 石勝線の線路の下を潜ると、やがて石勝線の単線との三線区間となり、追分に到着。夕張行きなので、ここからは石勝線へと入ることになります。
 追分を出ると線路は左右に別れ、左の複線が室蘭本線、右の単線が石勝線。本数的には逆が理想なんですけど…
 札幌と帯広・釧路方面の特急列車がメインなので、どの駅も行き違い設備を持っていて、追分の次の次の川端と、その次の滝ノ上でそれぞれ数分間の停車。その石勝線の各駅ですが、どれも似たような感じです。かつては夕張線でしたが、石勝線としてリニューアルされる際に駅構内のあらゆる施設(ホームや配線、ポイントを覆うシェルターなど…)も併せてリニューアルされたと思われますが、あれから30年…ホームの柵などもすっかりサビまくっています。木造だと年を経るといい味がでてくるわけですが、鉄はただ錆びるだけ…
 新夕張に到着。かつては紅葉山という駅でしたが、石勝線となった際に2面4線の立派な駅に生まれ変わったようですが、山間部にこの立派な駅は完全に浮きまくっていて、余計寂しい感じが…
 新夕張を出るとすぐさま線路が左にカーブし、石勝線の本線と分かれます。ここまで来ると、完全に山間部を突き進むローカル線。
 途中清水沢という駅が、三菱大夕張鉄道との乗換駅でしたが、それもとうの昔に廃止され、今では線路とホームがひとつずつ。ただ、ホームと駅舎をつなぐ長い通路がかつての広い駅構内を思い起こさせてくれるかなあ…
 その清水沢やその前後の駅あたりで、乗っていた学生さんたちがほとんど降りてしまい、終点夕張に到着。ここもホームが1本あるだけの駅。駅舎はあるものの無人駅。比較的駅の施設が新しめなのですが、どうやらホテルの近くに駅を移設させたとのこと。果たして、ホテルを利用するためにローカル線を使ってくれる人がいるのかなあ…
 少し時間があったので、ホテルの前を通った先に見えたセイコーマートへ入ってみることに。セイコーマートは北海道を中心に展開しているコンビニで、北海道を訪れた際に入るコンビニといえば、まずここ。そして、中でこれまた北海道といえば日糧パンの菓子パンを物色。ただ、最近のコンビニはプライベートブランドが主力なので、通常のメーカーのものの割合がかなり少なくなっています。今回は「ウエハスサンド」なる菓子パンと「北海道マイルド」なる缶コーヒーを買って、駅に戻ります。

●石勝線:夕張→新夕張
 夕張からは追分行きに乗りますが、新夕張で特急に乗り換え、新得へ向かうわけですが、新夕張では時間があったので、駅前に出てみることに。駅前で紅葉山駅時代の駅名票を発見しましたが、最近になって書き直されたようです。「紅葉山」の文字が毛筆体になっていました。ガッカリです…
 新夕張駅ですが、駅前が一段高くなっていて階段で降りた先に街並みが広がっていて、スーパーもコンビニもあります。これならもし1時間以上待ち時間があっても退屈しなさそうでいいですね。

●石勝線:新夕張→新得
 新夕張駅のホームに戻って特急を待ちます。すると、駅の追分寄りのトンネルを見ると、鹿さんが横断しています。その向こうに特急のライトが! 危ない!…ぎりぎりセーフ。ホッ…
 特急に乗車します。忘れていましたが、石勝線の新夕張~新得間は特急しか通らないため、JR北海道&東日本パスでも青春18きっぷでも特急列車に乗ることができます。しばらくするとワゴン販売が。どういうわけか、これを見ると必ず買わずにはいられません。ハスカップ入り野菜ジュースと、バームクーヘンを買いました。新夕張を出るとすぐに真っ暗になってしまい、景色どころではありませんので、ゆったりと過ごすことに専念しました。

●根室本線:新得→滝川
 新得で下車した後は、40分ほどの待ち合わせで滝川行きの各駅停車に乗り、滝川へ向かいます。もちろん、真っ暗なので、景色どころではありませんが、所要時間3時間弱なので眠るにはもってこい。幸い、車内はガラガラで、キハ40の単行に10人いるかいないか程度。せっかくなので、2席分使って眠らせて頂きました。ただ、車内で眠りなれていないので、富良野の手前辺りで起きてしまい、後は夜景をボンヤリ眺めながら滝川に到着。23:32…ですが、ここで終わりじゃないんですよ。

●函館本線:滝川→深川
 滝川から下り最終の『スーパーカムイ』で深川へと。もちろん、JR北海道&東日本パスは使えないので、運賃&特急料金は別途お支払いです。そして、深川ではなんと、駅前で人生初(?)の野宿! 詳細は省略ですが、とにかくキツかった…



【右】キハ40の単行。またしても…


【右】実際には「糸井―夕張」ですが、サボはこのように…


【右】沼ノ端。ここから千歳線と別れます。


【右】雪だるまで有名な(?)早来。


【右】追分。列車は石勝線へと入ります。


【右】滝ノ上。行き違いか通過待ちでしばし停車…



【右】新夕張に到着。ここから支線へと入ります。


【右】清水沢。画像の左端に見えるのが駅舎とホームを結ぶ長い通路。


【右】終点夕張に到着。


【右】夕張駅の駅名票。


【右】夕張駅の駅舎。


【右】紅葉山時代の駅名票ですが…


【右】新夕張駅の長ーいホーム。



【右】新得駅。


【右】新得から乗ったキハ40は旧国鉄時代のいわゆる首都圏色。やっぱこれでしょう!


【右】滝川に到着。23:32…


【右】滝川に到着後のキハ40・首都圏色。


【右】滝川でサボを撮ろうと思ったら、すでに替わってました…


【右】スーパーカムイに乗りました!


【右】夜…いえ深夜の深川駅。ここでひと晩明かしたのでした…