仙台駅前で愛子観光バスの方向幕車を撮り終えた後、仙台駅に戻って小牛田→石巻というルートで行こうと思ったのですが、仙台駅に向かう途中であおば通駅の入口を発見したため、思わず中に入ってしまいました。地下駅であるあおば通駅が仙石線の起点なので、一気に石巻まで行ってしまおうというわけです。
●仙石線:あおば通→松島海岸
●仙石線代行バス:松島海岸→矢本
●仙石線:矢本→石巻
あおば通の地下駅に入ると、待っていたのは快速高城町行き。少しでも早く石巻へ向かいたかった自分にとってはまさにグッドタイミング。しかも、車内はガラガラ。発車まで時間があるのでいろいろ撮ってみたところ、先頭車両だけ一部がクロスシートになっていることを発見したものの、クロスシートが埋まっているため、仕方なくロングシートに座ります。もっと早く気づいていればなあ…
あおば通を出た時点では車内にかなりのゆとりがありましたが、仙台でお客さんが一気に乗ってきました。こうなると、観光気分どころではありません。
仙石線ですが、首都圏の路線に例えると、4両編成なので八高線…ではないですね。海に近いですが鶴見線って感じでもないし…規模はちょっと違いますけど、南武線や横浜線の方が近いかもしれません…って書いたところで、青梅線の名が浮かびましたけど…まあ、とにかく、地上に出ると、住宅地の中を走り抜けていきます。さらに、快速なのでこじんまりとした駅を次々とすっ飛ばし、多賀城、本塩釜、東塩釜と停車していきますが、そのいずれもが高架駅。いわゆる格の違いというやつでしょうか? ちなみに、東塩釜では石ノ森章太郎氏の漫画じゃなくて萬画のイラストが入ったラッピング電車が隣のホームに止まっていましたが、降りるわけにはいかないので、涙をのんでサヨウナラ…
東塩釜からは単線になり、山と海の間をクネクネ走っていきます。東塩釜までは1分おきくらいの間隔で駅を次々と通過していきましたが、東塩釜から次の松島海岸までは10分ほど走っても、途中通過するのは陸前浜田のひと駅のみ。そして、トンネルをいくつも潜り抜けた先にあるのが松島海岸。電車の終点は次の高城町ですが、この後代行バスに乗り換えるため、ここで下車します。混雑した車内からは乗客が一斉に降りていきました。代行バスも混むのかなあ…とタメ息。その代行バスですが、一段高くなっている駅のホームから駅前を見下ろすと、すでにそれらしきバスが2台止まっていました。どこでもいいから窓際の席を確保しなきゃ!
さっさとバスに乗り込むと、意外と車内はすいていて、運転手さんの直ぐ後ろの席を確保。観光バスタイプの車両なので、席が一段高くなっているため、見晴らしが悪くないどころか、運転手さん感覚にひたれるため、ある意味ベストポジションかも。あとは隣に人が来ないことを願いつつ、発車時刻を待っていたわけですが、隣に来ないどころか、十数人程度しか乗ってきませんでした。隣のバスを見てもそれくらい。結局、松島海岸で降りた人の多くはやはり松島への観光目的だったようで…そりゃあ、そうか。何と言っても日本三景ですから…そういえば、以前広島から電車に乗った時も、宮島口までものすごい混みようでしたから…
…で、バスは松島海岸を出発。松島の景色を見ながら進んでいき、しばらくすると、高城町の停留所を通過するわけですが、車窓から駅を確認することはできませんでした。少し離れた場所でしょうか?
さらに進んでいくと、時折建設中と思われる仙石線の線路が見えます。しばらくは右手の海に沿った感じで線路が敷かれているのが見え、ホームの土台らしきものが確認できましたが、その辺りでレールは途切れてしまいました。復旧までの道のりはまだまだ遠いのか…とタメ息。
線路を失った後は海に別れを告げますが、今度は川のすぐそばを走ります。ちょっとでも大雨が降れば川から水が溢れ出すに違いないんじゃないかと不安に駆られずにはいられないほど川の水位が地上の高さに近いのが気になってしかたない…などと考えているうちに、左手に野蒜駅が。ホームは草ボウボウで荒れ果て放題。このまま廃線となってしまうんじゃないか…という不安に駆られずにはいられない姿に言葉が見つかりませんでしたが、後日調べた結果この辺りはルート自体が変更になるため、駅そのものも別の場所に作られるそうです。そして、荒れ果てた駅のそばには真新しいコンビニが存在感を出していましたが、荒れ果てた駅のそばだけに浮きまくってました。
そんな野蒜駅を過ぎ、再び線路を見失ったものの、さらに先へ進むと、陸前小野駅が見えます。この辺りなら、今すぐにでも列車が走れそうなのに…と思ったいたら、線路を跨いで先で左手に寄り添う線路を走る気動車とすれ違った時に、鉄道的にはこの陸前小野から復旧していたんですよね。ただ、乗り換えの関係で代行バスの終点は矢本。代行バスの利用者はここで気動車に乗り換えることになります。
陸前小野からやってきたのは先ほどすれ違ったばかりの、奥の細道と書かれた2両編成の気の動車。仙石線は全線電化区間なので、元々は電車が走っていたわけですが、復旧優先ということでしょうか、陸前小野~石巻は気動車が受け持っているわけですが、この辺りまで来ると気動車の方がシックリくる感じですね。いい意味でローカルしています。
そして、石巻に到着。石巻駅といえば、かつては仙石線と石巻線の駅が離れていたように記憶していましたが、1990年に仙石線の駅が石巻線の駅に統合される形で1ヶ所にまとまったそうです。昔といえば、103系が走っていたし、もっと昔は旧型国電の下地に103系のボディーを被せたなんちゃって103系とか、もっと昔は旧型国電…もっと早く訪れたかった。
とにかく、長かったような短かったような、仙石線の旅でした。
あおば通駅。ここが仙石線の起点です。
仙石線の205系。4両編成で、車両ごとにカラーが異なります。
横浜線の205系と同じで、側面は幕のまま…
松島海岸駅に到着。待ち合わせしていたあおば通行きの快速とそのそばに小さく写っているのが矢本行きの代行バス2台。
松島海岸駅。
2台の代行バス。
ああ、松島や…は素通り。
矢本駅に到着した代行バス。
矢本駅…の駅舎。
【右】矢本駅…のホーム。
【右】矢本駅…の駅名票。
【右】気動車が矢本に到着。
【右】そして、終点石巻に到着。
【右】石巻の駅名票ですが、ここでも石ノ森ワールドが…
【右】そして、仮面ライダーとサイボーグ009のコラボ!