生頼範義展
行ってきました生頼範義展。
会場入り。
鑑賞のはじめに
撮影可の部屋に通され
丁度アートセンターの人が作品の背景
生頼画伯の人となりをエピソード交えて
語ってくれました。
息子さんの太郎さん(画家)は
子供のころ全然遊んでくれなかったという。
朝から夜中12時までほとんどアトリエにこもり
寝食トイレ以外もっぱら描く生活!
250点以上の企画展は画期的なこと。
70~90年代のスターウォーズ、ゴジラシリーズの
映画ポスター原画は撮影可ではなかったが
画伯の世界デビューのきっかけになった作品群だけに
より観察者を意識した意欲的な作品群。
女神たちを描いた連作原画はなんと!撮影可!(ウレシイですなぁ)
ぼくとしてはやはりいかに描いたかが気になる。
リキテックスのみで描かれている。
まずは背景
次にアウトラインごとにベース色。
各パーツを濃度を変えた色を暗→明(部分によって違)
に重ねてグラデーションをつける。
安易にブラシで吹かないところが画伯らしさ。(聞いてるか!ラッセン!)
顔を近寄ってみるとキャンパス地。
無数の色を幾重にも重ねて
さながらほんのちょっと前に描いたかと思われる熱い筆致
油彩やガッシュではないので混色しながら
描き起こしはできない。
が、印刷や引きで見るとそれらがコントラストになって
強烈なインパクトを呼び起こす。
どの絵も考え抜かれてますな。
やっぱりスゴイの一言!
製作過程の生デッサン見ました。(やっぱり芸大生!中退だったけど)
達者やなぁ~。
ホンモノを見て正解でしたわ。
こういった天才たちの仕事をたまに見て
自分たちのシゴトの戒めにしなくてはなりませぬ!
流されてはいませんか~
時間を切り売りしてはいませんか~
ぐぐっとひきしめましょう!
どこ見りゃいいのかわからんので
ぼくの宮崎観光こんなもの。
こんなチッコイ飛行機で羽田まで!
これでよく
飛んでこれたわ!
やっぱりスゴイよ天才は!に感謝**~