ノーマンロックウェル
毎土曜日必ず見る
「美の巨人たち」
ノーマンロックウェルを取り上げるのは2回目
アメリカ人なら誰でも知ってる
アメリカの良心ノーマンロックウェル。
日本でもイラストを志した人なら
知ってる人も多いはず。
ぼくも10代のころデッサン力を上げるのに
かなり模写した。
子供を描かせたら右に出るものはいない。
写真から絵を描くようになってからは画面がフラットに
見える時期もあったが
すぐに脱却し持ち味の描写力で人間味あふれる
作品を多く残した。
生涯作品の多くは
サタデーイブニングポストの表紙を飾った作品だが
この「結婚許可証」も「食前のお祈り」「シャフルトンの理髪店」
と並ぶ傑作。
写真に頼らぬ1920~30年代時期の
ハックルベリーの連作もぼくはベストだと思う。
ロックウェルの作品群を見ていて悲しくなった人は
いないと思う。
画面から溢れるのはユーモアとペーソス、優しさ。
自身の苦悩(妻の病気、死別自分のうつ)を払拭するかのような
幸せに満ちた作品は生涯を通じて変わらなかった。
「結婚許可証」はロックウェルの人柄をにじませる
優しさに満ち溢れている代表作。
いつみても心が温かくなります。
(^_^)
ロックウェルに感謝**~