4月も半ばに入り、気がつくと福岡のツツジは満開です。

ツツジって、桜と違って、いきなり満開になるイメージなのは私だけ???

 

メンタルレッスンののはな/実政(さねまさ)です。

 

何気なく使っている 「頑張ります」 「頑張ってね」 のコトバの力を考えたことありますか?

 

年度初めのこの時期、あちこちで聞くことが増えてくる 「頑張ります!」 「頑張ってね!」

かつて私も耳に(口に?)タコが出来るほど言ってきました。

自分にも、相手にも。

ええ、もちろん、良かれと思って使っていたのです。

 

で、この 「頑張ります!」 「頑張ってね!」 が口癖になっている方、結構いらっしゃいます。

SNSでも、年度末年度初めになると、このコトバを見る頻度が高くなる気がします。

ご自身の投稿のみならず、友人の投稿へのコメント欄に 「頑張ってくださいね」 と書き込んでいらっしゃる方も多数。

 

もちろん、多くの方は、かつての私と同じく良かれと思って使われているはずです。

 

 

落ち込んでいる人や、心身が不調の人に対して 「頑張って」 は禁句である

 

と、言われて久しいですが、今でもたまに、「え~? 今それ言う???」

みたいな場面に遭遇することもあります (ノ_-。)

 

で、基礎講座などでこういうお話をすると、次に聞かれることが多いのが

 

では、心身ともに健康な方なら、激励の意味を込めて 「頑張って」 もアリですよね?

 

という質問です。

 

アリかナシかなんて、私にはわかりませんから(笑)お答えできないのですが

私自身が現在使っているか? と聞かれれば、答えはNOです。

かつて口癖のように多用していた、自分への 「頑張ります!」 も、相手への 「頑張ってね!」 も、いつの頃からか全く使わなくなりました。

 

それは、一般的に言われている

 

「頑張って」 は相手にプレッシャーを与える

 

から、使わないのではなく(実際、プレッシャーになることも多いのは事実でしょうが)

 

私が使いたくないから、使わない!

 

のです。

どういうことか? といいますと・・・

 

まず、 ① 自分で 「頑張ります!」 と言う場合。

 

かつての私は、このコトバでモチベーションを上げていると(自分では)思っておりました。

だから、何かにつけ 「はい!頑張ります!」 と言っていたのです。

ところが、いつの頃からか

 

「頑張ります!」 とコトバにした時に、自分の呼吸が浅くなり、少しだけ息苦しくなる

 

ということに気づきました。

ココロのことを学んだあとにわかったのは、私の中では 「頑張ること」 は 「我慢」 や 「苦労」 と結びついていて、それはそのまま 「苦しむこと」 を意味していた、ということです。

イメージでいうと、歯を食いしばってる感じ。

 

ここで、誤解のないようにお断りしておきますが、世の中には 「頑張ること」 が楽しくて仕方ない人もいます。

あくまで私の場合は、 「苦しむこと」 に直結していた、ということです。

 

ですから、 「頑張ります!」 で自分のモチベーションを上げていると思っていたのは、単なる私の思い込みで、実際には

 

まだまだダメ。 もっと苦労しないとダメ。 もっと歯を食いしばらないとダメ。

 

を再確認しているコトバだったのです。

そりゃー、息苦しくもなりますわ (゚_゚i)

 

この息苦しさと、自分の中で直結していたイメージをはっきりと自覚してから、「頑張ります!」を使わなくなりました。

 

次に、 ② 相手に 「頑張ってね!」 と言う場合。

 

最初に書いたように、私自身は相手のために良かれと思い、激励の気持ちを込めての 「頑張ってね」 でした。

が、これまた、いつの頃からか

 

「頑張ってね!」 とコトバにする時は、自分が傍観者の立ち位置にいる時

 

ということに気づきました。

まあ、これは 「主語」 を考えると一目瞭然なんですが、「頑張る」 のは 「あなた」 なのであって 「私」 ではないのです。

あくまで他人事。

 

そして、表現こそ柔らかいですが、内容は 「頑張りなさい!」 と同じ命令文。

しかも、この 「頑張ってね!」 には大きな前置きが隠れていて

 

(今よりもっと)頑張ってね!

 

なのです。

 

私たちは、目の前の相手に対して

この人は、今精一杯頑張っている。これ以上無理なくらい頑張っている。

と感じたならば、 「もっと頑張れ」 などとは口が裂けても言いません。

 

つまり、目の前の相手に 「頑張ってね」 と言うことは 「あなたは、まだ頑張る余地があるよね」 と言っているに等しいのです。

 

自分は安全な傍観者の立ち位置にいながら、命令文で 「あなたの頑張りは足りてないから、もっと頑張れ」 と言う。

私、どんだけ無責任で上から目線なん???

 

というわけで、 「頑張ってね」 のコトバを発した時の、自分が傍観者の立ち位置にいる感覚が嫌で、使わなくなりました。

 

①も②も 「相手のため」 というよりは 「使うと自分が不快だから使わない」 が近い感じです。

 

かつての私と同じように 「頑張る」 を多用されている方、口癖になっている方へ。

 

そのコトバは、本当にあなたを快適にしてくれていますか?

一度、正論、べき論ではなく、快か不快かを身体に尋ねてみられてはいかがでしょうか?

自分にとって快適なことは、誰に強制されなくても続くもの。

 

セッションでは、あなたにとって快適なコトバを探すお手伝いもしています。

 

 

 

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それでは、またのご訪問をお待ちしております。

 

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