フジテレビのドラマ「それでも生きていく」はなかなか見応えのあるドラマだった。内容的には賛否両論あるとは思うが、キャスティングも良く、各俳優の方達の演技も迫力があった。こうゆう内容の作品が作られる社会的背景に、悲しさと難しさを感じずにはいられないが最後まで気を許さないドラマだった。ひとつの「殺人事件」が多くの人達の人生を支配する現実。何処かで誰かが被害者となり、加害者となって、そのまわりの家族を飲み込んでいく。人はある衝撃を境に、取り返しがつかないくらい壊れるものなのか。壊れるものなのだなきっと。でもいくら壊れても、人を壊す権利までは誰も持ち合わせていないはずだが。他人どうしの出会いから始まる家族という関係。時間をかけてコツコツ築き上げる関係。喜びも悲しみも色々有りながらなんとかやって行く関係。誰もが上手くやれるとは限らない。上手く行かなくなった時に様々な状況が生まれ、時に人を取り返しがつかないくらい壊してしまう家族という関係。どうも家族をやっていくのが難しい世の中になってしまった悲しい現実。その一方で震災後、結婚を急ぐ人達が増えたという事実。「家族」を再認識するきっかけとなった震災をどう捉えていくのか。秋の夜長、そんなこんなでジックリ考えてみよう。



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