明日の卒業式に備えて・・・☆ | 肺腺ガンと共に生きてます

肺腺ガンと共に生きてます

娘を失って7年後
肺腺ガンの告知を受けショックで毎日泣き明かし
必死で生きてきて12年目を迎えます。
これからの人生を思う事を綴ります。

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明日は娘の高校の卒業式!
それに伴い、去年の6月から美容院に行っていなかったせいで
頭は白髪のようになり、長さも無造作に伸びてしまいました

理由は、去年3月末にイレッサ服用のため入院し、4月末に退院
頭皮、顔、胸、背中に湿疹が出ていたので、
2ヶ月に1度カラーをしていた私は、すぐにでも染めたかったのですが
主治医にも止められ、抗がん剤服用中は止めたほうが…と忠告されて
自分自身も頭皮の湿疹が怖かったのでそのままにしておきました

…が!
やはり白髪になって急にふけたようになり6月には湿疹が治まった事から
主治医に内緒でカラーを染めたのです

…が!
それが、悪かったか薬の副作用が強くなったのか
脱毛が異常に増えてきて、洗髪の度、手に髪がまとわりついてきたのです
髪をとかしても、手でなでても脱毛の量は増えてくる一方で
8月頃には3分の1の量まで髪が減ってしまったのです
その頃、風邪を引き解熱剤を飲んだせいか、
肝機能の数値が上がったために一時イレッサを中断…(約1ヶ月)
薬が身体に入らなければ脱毛も止まると思ったのですが
イレッサをやめても脱毛は止まりませんでした

とても、悲しく不安になったのですが
イレッサを再開した頃から脱毛が減り、少しずつ増えていくのがわかりました
なぜ!?
薬が身体に入って脱毛が減るなんて…
何が、悪かったのか未だにわからず、
それが発端で、髪が伸びるペースも遅くなり量も減り
美容院に行くのを半年以上避けてきました

そのおかげで、白髪はずいぶんと進み
外に出るのが、恥ずかしく思ったのですが
脱毛の恐怖が頭をよぎり、ずっと我慢してきました



でも、娘が卒業式には若い母さんで出て欲しいと言われ
恐怖はありましたが、もう一度チャレンジしてみようと
今日、8ヶ月ぶりに美容院に行きました
その前に、美容院の先生にカミングアウトして
事情を話し、なるべく負担がかからないように配慮してもらうようにしました

で…

やっぱり、髪が黒いとホントに歳相応に戻りますよね!
主人も娘も、「やっと、元の母さんに戻ったね!」
と言われた言葉と、美容院の鏡に写った自分の姿を見て
すごく嬉しくなりました!

これから、また脱毛に怯える日々が来るかもしれません
でも、自分が自分らしくいられるなら自分の免疫に自信を持って
自分を信じてみようと思います

明日は、本当の自分らしい髪と気持ちで
卒業式に臨んできます…!