今、熱が38.5度あります。。今、家族は…がん患者の家族のあり方 | 肺腺ガンと共に生きてます

肺腺ガンと共に生きてます

娘を失って7年後
肺腺ガンの告知を受けショックで毎日泣き明かし
必死で生きてきて12年目を迎えます。
これからの人生を思う事を綴ります。

今、私は38.5度あります
先日お知らせしたように筋肉痛で苦しんでいましたが
今日になって(実際は昨日の夕方)から悪寒がしていたのですが、
急に熱が上がり始めました

その時の家族の対応…
普段は、ノニジュースがいいといえば、高いノニジュースを買ってくれたり
温泉がいいといえば、行かせてくれたり
食事の支度や掃除も手伝ってくれるのですが
それも、ありがたいとは思うけど、
私が、求めているものは心の優しさ…
ふと、冷たい態度に悲しくなる…
わがままなのかな…

さっきの会話…
主人は、『早く寝ろ!俺も疲れてるんだ』
私が、水枕用意してくれる?
主人 『どこにあるかわからん』
私がすねて 『これじゃあ、寝たきりになったら面倒見てもらえないね』
主人 『そうなったら、病院にいくしかないやろ。俺に何をしろと言うんだ!』
何、いまさら…
私をがん患者として扱ってないの…
それが、がん患者の家族が言う言葉…
何もしなくていい…
ただ、優しく言葉をかけてくれたり、
さすってくれたり
笑ってくれたり…
ほんの一握りの優しい行為ががん患者は嬉しいのに…

機嫌のいい時は、『寝たきりになったら下の世話もしてやる。おんぶしていろいろ連れて行ってやる』と
いうのですが、こうなると本心がわからない。

この言葉で、もう、完全に家族の絆が切れたような気がしました。

私の状況を詳しく話していいなかったので、ここでお話します。
私は、2007年3月に告知、肺線がんⅠbで手術をし、その組織検査で気管支リンパ節転移が見つかり、抗がん剤治療。
4クールを済まし、年が明けて1月、同じ肺に3箇所、転移らしきもの。Ⅲaと診断、イレッサ服用。
今に至っています。
他に私の身体には、生まれつき首にほくろがあり、組織が盛り上がって、この間のペットでわかったのですが、今も活発に細胞が動いているそうです。将来、トラノーマになるらしいです。
他に血管腫という良性腫瘍が頭と背中にあり、がん告知後わかったことですが、
肝臓と、乳腺にも良性腫瘍がみつかり、私の身体は、腫瘍の塊のようなものなのです。

小さい頃、よく自分はなぜ生まれてきたかと泣いていました。
でも、大人になりいろんな障害を持った方を知ってからはそんな風に思わないようにしています。
首に大きなほくろがあったため、小さい頃から、いじめの対象で大人からもからかわれよく泣いていました。
でも、ほくろがあって、中学校の頃に骨盤の異常をつげられ、子供を授かるのも無理と言われ、結婚できないならそれでもいいと思っていたのですが、
今の主人と出会い、了解済みで結婚しました。

本当に感謝しました。
おかげさまで、子供もすぐに二人も授かり、母となることができました。

癌になった時も、主人が一緒に絶対直すから!といってくれた言葉がとても嬉しかった。
でも、ここ2年、私が普通に生活できることからそれが当たり前となったのか
私が、『イレッサが聴かなくなったら次のこと考えておかないといけないから調べておいて・・』
主人 『わかったけど、パソコンの操作がわからないから』
私  『じゃあ、教えるから・・』
主人 『後でな・・』

何もかも、後回し…
去年、私が始めて抗がん剤を受けるときに病室の方で、年は49歳で他界されました。
胸水がたまり、癌がわかったときには、脳に転移してたらしく、抗がん剤を2度されたときに逢いました。
本当に、歳も近かったこともあり、仲良くさせていただいた方なのに、とても辛いです。

その旦那さんは、次の手段、次の手段といろいろと調べていらっしゃったようです。
私も、主人に本気になって欲しいのに…
イレッサが利かなくなったら急変することだってありえますよね。
いつまでも、私が、普通の生活ができる保証はどこにもないのですから…

私は、私でいろいろと調べていますが
一番不安なのは、お金と家族の対応…

抗がん剤を治療中でも、嘔吐が続いても、背中を1・2度さすってくれたぐらいかな…
その頃から、『こんなんで寝たきりになったら大丈夫?…』
不安が募ります。

さっきまで、私が熱にうなされていても、横になり、テレビ見ながら笑って
今は、隣でスヤスヤ…

でも、今日の言葉で私も、家族の支えを考えず、自分の将来を考えなければと
決意が固まりました。

私が、動ける間にやれることはやる
家族を当てにはしない

もし、万が一家族が心の底から、九死を知り
心底つくしてくれるなら、その時に考えればいい…

ごめんなさい。
愚痴をいいました。
寝ていて、情けなくて興奮して眠れなかったので、ブログにぶちまけました。

みなさん、ありがとう。
見ず知らずの方に、応援していただけることが今の私にとって
一番心の支えになっているような気がします。

枕が、涙でびっしょりなので、ストレス全快になったみたいで・・・

そろそろ、床に着きます。

愚痴を最後まで読んでくれてありがとうございました。