今日は、定期検診でした
いつものように、血液検査とレントゲンを撮り
レントゲンでもわかるようになったがん細胞に怯えながら
心臓が爆発しそうな気持で診察を待ちました
去年の12月にCTを撮り確実に大きくなっている癌細胞に
ドクターは次の治療としてタグリッソを選択され
その前に気管支鏡の検査と言われていたので
今日は多分、検査の日の決定だと思っていました
診察室に入ると
ドクターが
「やはり少しずつ大きくなっていますね」
「前回の血液検査によりタグリッソの遺伝子相違を調べたのですが
反応なしと言う事でした」
と言われ
それでどうなんでしょうか?と聞くと
「血液中にがん細胞の数や癌細胞の破片らしきものが、
限りなく少ないということでしょう」
「イレッサが効かないという反応も出ていないですね」
あの~それはどういう意味でしょうか・・・
「早くいうと癌細胞は血液に乗って全身にいくので
その可能性が低いという事でしょう」
わかったようなわからないような複雑な気持ちですが
結局、気管支鏡で細胞摂取の確率は50~60%
肺生検だったら確実に取れるけど気胸の心配もある
そういうわけで
これまで待ったので
確実に気管支鏡で細胞が摂れるように
もう2ヶ月待ちましょうということになりました
結局、大きくなるのを待つのですねぇ
思えば肺がんを告知されて
10年を迎え11年目に突入しました
10年経ってもまた新たな治療との戦いです
ガンと言う病気になったからには
普通の人より免疫力も半分で
常に新しいがん細胞ができている中で
癌細胞と共に生きることを覚悟しなければいけないと
改めて痛感しました
がん闘病11年目の新たな試練の始まりです
母も随分弱ってきましたが
母より先に逝くことができないので
まだまだ頑張らないといけませんね
みなさんの励ましに救われています
いつも覗きに来てくださってありがとうございます