昨日、定期検診でした。
今回はCTということで、本当に心臓が破裂しそうで・・・
隣人との騒音トラブル、少しずつ動いているガンちゃん・・・
レントゲンではわからないと言われ少し安心していたのですが・・
診察室に入ると
ドクターが「やはり増大していますね」
CTには大きな塊が見えていました。
大きさは2センチと去年に比べ2倍増大していました
1㎝以上になればレントゲンにも映ると言われていたのに
なぜ?と思う事もありましたが
塊がある場所をみるとやはりうっすらと映っていました
ドクターはすぐに新薬タグリッソを勧められました。
ただ、細胞をとらなくてはいけないのですが
気管支鏡をするにあたって不安がありました
ここ2年くらいもう水分が無いと
食事が噛めない、飲み込めないという状態
唾液が出なくて夜は口の中が寝ていて痛い状態
そんな状態で気管支鏡が口から喉を通過するのが怖かったので
ドクターにその状況は話しました
それは何とかしましょうと言われました
その検査をいつするかと問われましたが
今回、一人で受診したわたしはすぐに返答できず
年末を控え来年に持ち越すことにしました
ここ5年間ずっと落ち着いていてくれただけに
ショックでした
闘病、10年を目の前にまた1歩進んでしまった
検診の後はすぐに母の施設に結果報告に行っていたのですが
なんて報告しよう・・
認知もひどくなってきた母にどう言おう・・
いろんなことを思い母の元へ
「大きくなってたよ・・また別の治療しなきゃ」
母は、なんのことかわからなかったみたいですが
状況がわかったのか泣きじゃくっていました
私の(母)命に代えてもあの子を守ってと
亡くなった兄に頼んでいました
わたしも、目の見えない、歩くこともできない
母を置いてはいけません・・・
実家も神仏が残されたままで
やらなければいけないことがまだたくさんある
いろんなことが頭をよぎりました・・・
泣きじゃくる母を説得して
「大丈夫だから、頑張って生きるから」
そう言い残して家に帰りました
主人にはすぐ電話で知らせていたので
私の顔を見るなり
「頑張ろうなぁ・・俺を残して絶対、先にいくなよ・・」
と抱きしめて泣いていました・・・
わたしより、辛い状況の方はたくさんいらっしゃいます
こんなことで泣いてしまってごめんなさい
でも、これまで平穏だった生活がまた変わります
来年はまた気持ちを引き締めての治療となるでしょう
昨日は主人といっぱい泣きました
いろんなこと話し合いました
経済的にも破産寸前のわたしたちにとって
これからどんな日々になるんだろう
泣いてなんていられない
母を守らなきゃ
実家をどうにかしなきゃ
それに・・
愛する旦那さまを一人になんかできません
苦しい時こそ笑わなきゃ
でも・・・
いまだけは
泣かせてください・・・