肺腺がんと告知され11年目を迎えて今思う事 | 肺腺ガンと共に生きてます

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娘を失って7年後
肺腺ガンの告知を受けショックで毎日泣き明かし
必死で生きてきて12年目を迎えます。
これからの人生を思う事を綴ります。

今日で、肺腺癌と告知され11年目を迎えました。
毎年思う事ですが、「今」を迎えるなんて思ってもいませんでした。

色々と大変なことはあるけれど
普通に暮らせる有難さは感謝してもしきれません。

身体の変化は、
やはり歯の不具合ですね。
イレッサの副作用により唾液が出ず、虫歯が多発。
歯周病や口内炎も頻繁で優良だった歯が
毎年、義歯になっていき食べることが辛くなった。
今では、自分の歯は5~6本。
この歯も治療済みで、まともな歯はありません。
これからもずっと歯を失っていくでしょうね・・・

歯だけじゃなく、食べるものを飲み込むことが難しくなり
お茶や汁物などがないと喉を通らなくなりました。

美味しいと感じることが少なくなり、
「痛い」「しみる」「噛めない」と食事の際に毎回
主人に愚痴を言うのが日課になっています(゚_゚i)

唾液減少は、日常生活にも影響がでてきています。
話すことも長く話していると口が渇き、
喉の奥がひっつくようになりやっぱり水分補給しないと大変(x_x;)

寝ているときも口の中が乾燥した痛みで
目が覚めることもあります。

イレッサ特有の皮膚炎症は私の場合
ほとんど影響はでていません。
ただ、首の後ろが痛痒くて火傷をしたような感覚があります。

あとは、突発性の下痢はありますね。

ほくろの成長もあります。
顔のほくろが異常に大きくなりました。
これも全て、イレッサの副作用によるものでしょうと
ドクターから言われました。

私の場合、代表的なイレッサの副作用ではなく
稀に起こる副作用ばかりがあるようですね。゚(T^T)゚。


10年分のがん治療費はもう生活を圧迫しています。
というより、生活ができない状態になっています。
がん保険に入っていなかったことが大きく影響していますね。

10年生きられて有難い。
でも、これから先も闘病が続けば
生きていくための生活費、治療費がなくなる。

生きていればなんとかなる
そう思いたいのですが、現実は厳しくて・・・

11年目を迎え、これからの日々に不安を覚えます。
何より、主人に負担をかけているのが毎日辛いです。
母の事もあり、主人には
私の治療費、母の世話、実家の心配
色々とさせて感謝という言葉では言い表せられません。

また、今日から第一歩を歩くために
旦那様と笑って生きていきたいです。