静かな娘と元気な娘 | 肺腺ガンと共に生きてます

肺腺ガンと共に生きてます

娘を失って7年後
肺腺ガンの告知を受けショックで毎日泣き明かし
必死で生きてきて12年目を迎えます。
これからの人生を思う事を綴ります。

昨日は、優ちゃんの生きていれば15歳の誕生日でした。
ケーキとお花をお供えしました。
「生まれてきてくれてありがとうね・・・」
と、お礼を言いました。

そして今日は、優ちゃんが天使になった日

目を閉じて手を合わせると
なぜか
「キャッキャッ」と笑う声と笑顔が浮かんでくるんです・・
目を開けた顔なんて見たことないのに・・
そして・・・涙があふれてきます

優ちゃんはいつも静かに私を見守ってくれています
私は何もしてあげられないのに
守ってあげられなかったのに
ちっちゃな天使に見守られています

大阪の娘は
今年のお正月は忙しくて帰れないと言っていたのに
私の結果が良くないのを知ってからか
年末直前になって帰って来ました

帰って来ても、彼の事ばかりが気がかりのようで
毎日、何度も電話して・・
ちょっぴり嫉妬するわたしです(^▽^;)
それでもやっぱり娘がいると賑やかで・・
普段、夫婦ふたりでろくなものを作らないのですが
娘が帰るとこれもあれも・・と食べさせたいものがいっぱいで
ついつい、たくさん作りすぎてしまいます・・

将来の事
二人で近くの温泉に入り語り合いましたが
心配な事ばかり・・・
娘には優ちゃんの分も幸せになってもらいたい
だから親の欲でもっと将来をしっかり考えて欲しい
そう思って娘に託すのが娘には重荷なんでしょうかね・・
ついつい口うるさくなってしまうのは
やはり将来をずっと見守ってやれないかも・・
と思う不安からでしょうか・・

何日か一緒にいるとムカついてくることもありますが
やっぱり娘が帰る日を迎えると
とてもさみしい・・・
家の中がす~と寒くなるようで・・
娘は太陽なのかしら( ´艸`)

元旦に娘は大阪に帰って行きました
「大丈夫だから!」
と、いつものように言い残して・・・

私は幸せ者です
静かに笑顔で見守ってくれる娘と
いつも「大丈夫!」と言ってくれる娘

ありがとう・・