母の姿 | 肺腺ガンと共に生きてます

肺腺ガンと共に生きてます

娘を失って7年後
肺腺ガンの告知を受けショックで毎日泣き明かし
必死で生きてきて12年目を迎えます。
これからの人生を思う事を綴ります。

今年に入って、仕事もなくなった私は
最近、母の所へ行くことが多くなりました

日に日に、母が弱っていく姿を見るのが辛くなります
どうみても誰が見ても介護2で独居なんて・・

結婚して母と同居して、いろいろありました
私たちの結婚に反対し、主人を嫌がり喧嘩し
毎日毎日、母に気を遣い、喧嘩の日々でした
実母との同居でこれほど地獄の毎日はありませんでした
神経性胃炎になるほど、ストレスが溜まる毎日でした

そのストレスが結果を招いたのか
二人目の早期出産
肺腺がんの告知

母と別居になった時、どれほど心が安らいだかわかりません
でも、今、母の姿は以前の姿とは別人で
目が見えず、歩くこともままならず、
食べることも何を口に入れているかもわからない
映像が無い、音だけの世界で一人暮らし

2・3歩あるいただけで、息がはずんで苦しそう
体重 30㎏、首と腰は曲がり
お腹と足はインシュリン注射で真っ黒になり痛々しい
もう針を刺す場所が無いと泣いてばかり
お風呂も1週間に1度
下も痛くてしょうがないという・・

最近は、生きるのが辛いと言い出しました
私も、見ていると可愛そうで
それでも、施設は嫌だと・・
転倒して頭を打ってから家にはレンタルのポールが
訪看も週に2度入れているので
介護2ではデイサービスも施設も今では利用できない

来月、介護認定の更新があるそうです
ハローワークに介護認定の人を募集していました
少しの時間、話しをするだけでわかるのでしょうか

毎日、ただひたすらに生きている母の姿が
とても見ていられなくなって
私も生きることの辛さをしみじみ感じています