がん細胞が傷のように・・ | 肺腺ガンと共に生きてます

肺腺ガンと共に生きてます

娘を失って7年後
肺腺ガンの告知を受けショックで毎日泣き明かし
必死で生きてきて12年目を迎えます。
これからの人生を思う事を綴ります。

今日は、2か月に1度の定期検診
今回は8ヶ月ぶりのCT検査で
不安と五十肩の痛みで昨晩は眠れませんでした
かなしい

主人もCT検査と言うことで
仕事を休んで一緒についてきてくれました

病院につき、血液検査、レントゲン、CTをこなし
後は診察を待つのみ・・

名前が呼ばれ、主人と診察室に入る
ドクターが普段より真剣にCT画像を見ている
心臓が爆発しそうになった・・
きっと、悪くなってるんだ・・
かなしい

そう思っていると
ドクターが
「調子はいかがですか?」
「はい、普段と変わりません」
「肺の方は、変わりませんね・・」
「というより無いに等しくなっていますね」
「は!?」
ドクターは4年前のイレッサ治療を始める前の画像と
比べて私たちに説明を始められた
「ここにあった塊が傷のようになっているでしょう」
「塊がなくなっていますね」
そういわれて画像を見ると確かに大きく映っていた塊が
血管のようになっていた・・

ドクターは
「イレッサはやめることができないんですが
できれば続けられることをお勧めします」
「隔日服用で十分だと思いますよ」
「結果が良くてよかったですね・・」

診察室を出た後、
主人と二人で涙した・・

 
完治という言葉はドクターから聞くことはできなかったけど
でも、がん細胞が無いに等しくなっている
それだけで嬉しくてたまらなかった
でも、これで癌が治ったわけではない
再発・転移の可能性はいつでもあるのだから・・

でも、これで安心してお正月を迎えられそうです

全てのものに感謝です!
ありがとう・・
また、生かさせていただけます・・
konatu