
同じ病気の方で入院時
母のように慕っていた方からの電話

今年の4月
桜が咲くころお会いしましょうと約束したはずなのに
私が母の介護をするようになり
その約束を果たせなくて
こちらから電話することをためらっていた方
その方は
母と同じくらいの年齢で80歳手前
(母は84歳です・・)
肺腺ガンで今年の初めに病院から治療を断られた方
今は一人お家で1か月に1度緩和に通う生活らしいです
10年前にご主人をガンで亡くされ
一人息子さんが東京でご家族と一緒に暮らしていらっしゃいます
一人でお家に暮らされていて肺がんになってからも
ずっと一人で暮らされてきました
最後は家で・・
その気持ちが強いらしくお一人で頑張っておられます
私も春に逢う約束をしていながら
時間がズルズルと経って行く度に
気にはなっていながらどうされているか
怖くて電話が出来ないのが本音でした・・
今日、
思いがけない電話に驚きと喜びで
心がいっぱいになってしまって・・

元気そうでしたが、病状は少しずつ動き始めているようでした
言葉には出されませんでしたが、
なんとなくわかるような気がしました・・
それでも明るく元気に話され
私の事を案じて頂き
「まあゆみさんは若いんだから長生きするのよ・・」
その言葉に嬉しくて言葉が詰まってしまいました・・

今日も母の買い物に付き合う約束をしていたので
早々に電話を切ってしまいましたが
必ず来月会う約束をしました・・
今度は必ず逢いに行かなければ・・

それまでお元気でいられることを
祈らずにはいられません・・
