昨晩、古館さんのニュース番組で高額医療費を取り上げていた
ご夫婦とお子さんが二人の生活で、
奥さんが、骨髄性白血病にかかり、グリベックと言う飲む抗がん剤を使えば、
症状が治まるという新薬のお話・・・
一錠3,000円という高額なお薬を一日4錠服用との事
月にして36万円也
でも、そのおかげで8年間普通に生活できていらっしゃるようで・・・
いくら、高額医療費が保証されているとはいえ、
年額約50万円の負担は避けられない
それに、お子さんの教育費がかかるというリスク・・・
奥さんは、自分がいなくなれば家族の生活が守られると思い、
自殺を考えられたとか・・・(>_<)
幸い、ご主人に止められ思いとどまられたようですが、
生活は変わらない・・・
病院への借金が増える中、一時服用を考えられたご様子で
それでも、服用を中止すると、急性的に悪化する危険があるそうで・・・
ご夫婦で相談の結果、一時服用を中止されたが、再開を決意され
今でも、借金を抱えながら、抗がん剤服用をされているとの事
この話を聞いていて、自分にも思い当たる事が多々ある・・・
私がいなくなれば家族の生活が楽になると、自殺を考えた事・・・
私も、イレッサという服用抗がん剤を続投中である
始めは、絶対に生活が苦しくなるので、この治療をあきらめていたが、
遺伝子検査で陽性と出て、効果率が70%と聞けば、主人もおのずと
治療に賛成し、今に至る・・・
でも、がん保険に入っていない私は毎月の高額医療費の請求をしても
年間、歯医者等も入れた私だけの医療費は昨年度60万を超えていた
主人と娘の医療費合わせても、10万もかかっていないというのに・・
そんな時、私さえいなければと家族を困らせた・・・
家族は、生活が苦しくなるのを承知で、投薬続行を望んだ
娘も、今年大阪での専門学校行きを控え、奨学金とバイトでなんとか生活を
立てるから薬を続けてくれと泣いて頼み込まれた
そんな家族の支えで、今現在一錠2,000円の投薬を続けている・・・
がん治療で新薬ができるのは嬉しい事
でも、その新薬を試す事ができなければ同じこと・・
お金持ちだけが、新しい治療ができ、貧しい物は治療ができないなんて
不公平な日本であって欲しくない!
ニュースでも言っていたが、新薬を続けられず止めてしまう人が3人に1人とか・。
今、政府は管さんと小沢さんの選挙の事で騒いでいるけど、
そんな間にも苦しんでいる人達は山のようにいる
3人に1人の割合で、ガンになっている人が多い今、
高額医療費と治療費の検討を願わくはいられない
身内の事ばかり、大事にしないで広い視野を持って欲しい物である