登場人物： わたし・・・２７歳まで 母・・・プライドが高く自分が正しいと思う性格
父・・・おとなしく人の言いなりになる性格でお酒を飲むと強い人になる
わたしの小さい頃は両親の喧嘩で日々を過ごしました
お酒を飲まない父は普段とてもやさしい人ですが
お酒が入ると一変暴力的に・・・
母は、自尊心が強い人
お酒を飲んだ父が帰ると決まって母はわたしの手を引き
裸足で近所の軒下で朝を迎える日々でした
そんなある日
いつものように近所の軒下で朝を向かえ恐る恐る家に帰ると
父がお弁当を作っていたのです
その日は、わたしの小学生の遠足の日
父は「どこいってたんだ。遅れるぞ。弁当作っておいたから・・・」と
何もなかったように、お弁当を渡しました
お酒が入った自分を覚えていないのでしょう
小心者の父は強気の性格の母と仕事との狭間で苦しんでいたようです
それをお酒を飲むことで発散していたのでしょう
今ごろになって父の気持ちがわかるような気がします
そんな父も、わたしが小学５年生の時、お酒がたたって
肝硬変でなくなりました。。。まだ、３０代後半でした
それから、母との母子家庭
母も３５ｋｇという体重で昔から身体が丈夫ではないようで
働くのにも苦労したようですが、細々と生活していました
そんな母も、わたしが中学２年の時に糖尿病になってしまいました
今現在８０歳を過ぎていますが、インシュリン注射を毎日打つ生活を続けています
母は、わたしに養子を持つことを望み１８歳の頃からお見合い三昧・・・
１８歳で結婚なんてしたくないわたしは全てお断り・・・
でも、わたしも中学の頃腰痛に悩まされレントゲンで骨の異常を言われ
「子どもが産めないからだ」と言われショックを受けていたし
身体はぽっちゃり型ですが、結構小さい頃から病弱で
恋愛結婚なんかできないだろうなぁ～というあきらめはありましたが
どうしても、母の言いなりになりたくなくて・・・
そんなわたしも２７歳の頃、社内恋愛で今の主人と結婚を決意！
でも、長男の主人との結婚を母が許すわけもなく
結婚までの道のりは大変でしたが、ほぼ強引にわたしが結婚へ・・・！
結婚式にも母が出席してくれ、ホッとしたのもつかの間・・・
これが、悪夢の始まりだったとは・・・
その②に続く・・・