あけびの実、ここはお茶の水にあるホテルジュラクの二階、自然食系ビュッフェレストラン。
ホテル自体はいたってカジュアルで、少々古めかしい佇まいと雰囲気を持っている。
我々が利用するのは、いつもお昼。
我々基準で測るに、夜はかなり割高感があるもので^^;
昼は1580円、夜は2800円。
内容が全然違うならともかく、我々的には昼の内容でも十分満足なので、敢えて夜に行く機会があまりないとですよ。
まあ、ホテルディナーと考えれば、お手頃な価格なのかもしれないけれども。
とりあえず、そんなCPの良さからか、昼はいつも大盛況。
休日に来るなら、予約無しではまず入れません。
や、入れる時もあるのかもだが、
カジュアルホテルというロケーション上、突然、
「団体様の予約が入って満席です」
なんてことが珍しくないので、
わざわざ足を運ぶのであれば、念のための予約をおすすめする。
こちらは店頭のディスプレイ。
つやつやして綺麗ですな!
和食、自然系のビュッフェの特徴通り、
大根、人参、れんこん、里芋、じゃがいも、さつまいも、牛蒡、
根菜を用いたメニューが非常に豊富。
糖質制限食を実践するなら、
和食よか洋食推奨っていうのを、実感したりして。
根菜は、糖質多かですからね~。
和食メインだとヘルシーって気がするけど、
塩分と糖質過多、肉不足になるので、カロリー低い割にやせにくいです私の場合(;^ω^A
さて、毎度おなじみ、やる気のない店内見取り図です。
入口は、ホテル内からのものと、表通りからダイレクトのものと、
二ヵ所にあるのだけれども、
予約した場合の入り口や、開店時間の入り口はホテル内のみ、らしいのでご注意をば。
そしてドリンクバーは店内に三か所あって、非常に便利♪
中央のビュッフェ台には、当然ながらお客さんが一斉に殺到。
列はあるようで無いので、ビュッフェ台の周囲をぐるりと回って、入れる隙間から、然り気無く入れてもらいましょう。
実演コーナーでは、天ぷらがオーダー可能。
1人あたりネタが三つ、オーダー回数に制限はなく、何回でも頼めてしまう♪
ネタは日替わりなので、何が出てくるかとっても楽しみなのだ^^
お願いすると、引換のための番号札を渡される。
呼び出しされたら取りに行けば、揚げたてのカリさくふわ~が頂けるという仕組み。
先程から、11番の方が何回もコールされていたけど、
未だに取りに来ていないらしい。
「11番の番号札をお持ちの方~」
お姉さん、いい加減、声が枯れてきているみたいだ。
これ、店内放送とかにした方が良くなかですかね?
一番端の席だったりすると、店内も賑やかだし聞こえない可能性もあるのでは-。
……と思いつつ、
まさか自分が実は11番だったりするヲチを危惧して、
慌てて手元の札をひっくり返してみる。
私は13番、相棒は6番。
うし、間違いナシ。
ほっ。
というか、
一緒に取りに行った我々ですが、何故に番号がフリーダム。
ちょこちょことその他のおかずを取っていると、今度こそ自分の番号がコールされたので、
いそいそと受け取りに参りましたですよ。
今日は、エリンギ・太刀魚・エビでございました。
太刀魚の天ぷらって、実は初めて。
齧ってみると、うわーふわっふわ。
淡白な魚だから、天ぷらになっていると丁度良い感じ。
エビもしっかり大きくて衣がカリカリ、エリンギもふんわり仕上がっていて美味しい。
大体、オーダーしてから提供まで5分弱といったところだろうか。
オーダー制ではないが、揚げたての旬の天ぷらは常時補充されている。
玉ねぎ、かぼちゃ、ナス、さつまいも、れんこん、それからかき揚げ。
今月は青のりかき揚げで、玉ねぎ・人参・ごぼう入り。
中央ビュッフェ台が大混雑ゆえ、
レタス、水菜、人参、パプリカ、
大皿サラダと一緒に、お先に天ぷらから失礼。
揚げたお野菜って、なしてこんなに甘いのだろうね^^
私は天つゆに生姜におろし大根、が一番好きなのだけれども、たまに塩をぱらっと振ってみたくなる。
こちらの振り塩は6種類くらい用意されていて、
ゆかり塩、抹茶塩、カレー塩、海苔塩、岩塩、唐辛子塩云々、
飽きずに楽しめる塩でお気に入りは、抹茶かな。
サラダのエリアから順に冷菜エリアへ、
青菜の美活サラダ。
ほうれんそう、小松菜、玉ねぎ、ハム、そして黒胡椒風味のマヨネーズソース。
穏やかなマヨネーズの酸味が好きだ~。
いかと白菜の酢の物。
こっくりした白味噌風味。酢の物仕立てのイカって、やたらと固くなることが多いけど、この子たちは柔らかくて食べやすい。
切り干し大根のザワークラフト。
甘酸っぱくてカリコリした歯応えが楽しい。
冷菜系では一番気に入ったかも♪
ごぼうと蒟蒻の甘辛煮、
豚肉と大根のシャキシャキサラダ。
山盛り大根に、もやしと人参と豚しゃぶ肉が絡まって、ゴマダレをアレンジしたようなドレッシングがかかっている。あっさりさっぱりで美味しい。
香草蒸し鶏のサラダ。
白菜メインに、チキンと彩りコーン、玉ねぎとネギのドレッシング。
香草って言っているのは、葉っぱとして入っているというよりも、ドレッシングに和えてある感じ。
香りは穏やかでスパイシー。
高野豆腐の白味噌煮。
京風仕立て、と言ったら良いんだろうか。
じゅわ~っと染み出るお出汁は非常に薄味で、上品な感じ。
自家製ぬか漬け、白菜浸け、青菜とろろ、
鉄分たっぷりひじき煮、
マーボー大根。
マーボっぽさはあまりないかも。
大根が甘く柔らかく煮えているので、どちらかといえばふろふき大根の感覚。
そして温菜エリアへ、
きんぴら塩炒め。
ごぼうがしゃっきしゃきしてて香ばしい感じ。
白菜と生姜のシチュー。
しめじと人参、白菜に生姜。
生姜の効き加減はしっかりしてて好みだったけれど、白菜の処理がイマイチ…だろうか。
シチュー自体が若干水っぽくなってしまっている。
鶏のから揚げ。
文句なしにうま~。
竜田揚げ風の、カリカリじゅわっとした仕上がり。
こちらに限らず、鶏からって、美味しいって感じるビュッフェ店が多い気がする。
白玉ぜんざい。
この白玉、絶品ですな!
もちっ ふにゅっ とろっ の口当たりプラス、つるるんとした舌触り。
汁粉にしっかり浸ってて一体化している。
この白玉で、あんみつソフトが食べたい^^;
今日、寒天があったら最強だったんだけどな~。
そこで寒天代用、ところてん。
ケーキビュッフェなんかの時は、寒天やこんにゃくがあると血糖値もカロリー吸収も抑制してくれるらしいので、重宝してます♪
がっつり頂きますよ~。ところてん大好き☆
背後を固めるもずくも大好き。
ぬくまるグラタン。
かぼちゃで優しい黄色になったホワイトソースに、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも入り。
私はグラタンが結構好物ではあるのだが、
チーズもソースもたっぷりしているのにコクがなくて、物足りなさを感じた。
見た目は、すっごく美味しそうに見えたのだけれど^^;
さつま芋スープ。
さつま…いも?
言われないとわからないかもしれない。
サツマイモと聞けば、とろりとしたポタージュ風で甘めの味を想像することが多いと思うのだけれども、これはなんというか、ほくほくしたとろみはついているものの、至極さらっとした口当たり。
色は、黄色っぽくなくて色白美人さん。
味も、色んな野菜をミキサー状にしてじっくり煮込んだ感じで、サツマイモが際立っている訳ではない。
野菜のミルクスープだと思えば、しっくりくるんじゃなかろーか。
イワシの串焼きと、味の串焼き。
実演コーナーの一番客席側に炭火の囲炉裏があって、じっくり焼き上げた出来たてを頂けるのであります。
これがまた素朴でんまいんだ~。
そのお隣に芋煮汁。
熊本で作るお雑煮の、だご無しバージョンですたい。
…って、地域限定な比喩は不適切でした^^;
にんじん、里芋、大根、ごぼうなんかを、醤油味の御汁で煮込んだもの。
ちょっと塩辛いのと、肉が入っていないせいか、醤油っ気が浮いてしまっている。
野菜のみでも、コクが出るように作れるはずなんだけれどもー
むしろ、こういう仕様なんだろうか?
うどん、白米、美活 de ごはん、生姜ごはん、
この辺りの炭水化物はごめんなさい頭を下げてスルーして、
シェフの自慢カレー。
所謂ビーフカレーや野菜カレーとは違って、いろんなスパイスがブレンドされた面白い味。
ちょっと生姜の香りがするかな?
薬膳みたいな感じで、身体に良さそう。
いつ行っても空っぽで減るのが早かった、豚肉と白菜のパスタ。
ようやくありつけた。
んー、ちと、味が淡白すぎるかな?
オイルベースのあっさり和風塩味にしあげてあるのだけれども、もうちょい旨味があっても良い気がする。
麺はとりたてて特殊でもなく、普通のスパゲティ。
茹で加減は、こんなもんですかね~。
写真を撮りそびれたボルシチ。
大豆、金時豆に、ソーセージと白菜と玉ねぎ。
なんだかミネストローネみたいな感じで、味もやはりコク不足。
ボルシチって、もっとこっくりしたシチューじゃなかったっけ?
肉じゃが。
定番のお味。
肉じゃがの魅力って、入っている肉そのものよりも、旨味がたっぷりしみこんだジャガイモと玉ねぎと白滝にこそあると思うんだ!
トマトとチキンの煮込み。
どちらもやわらかく煮えていたけれど、個人的にはトマトの酸味が浮いているような気がして、あまり好きなタイプではなかった。
もっと味が溶け合ってる方がよか~。
根菜チップス。
お馴染み根菜がズラリと並びます。
れんこん、ごぼう、さつまいも、人参。
カリカリで香ばしくって、野菜の甘みに塩味が重なって後をひく。
デザートタイムの合間に重宝しました^^
じゃがいものリヨネーズ。
こんな風に、シンプルに素材を生かした料理だととても美味しいのだよね。
こちらのお店は、シチューとかボルシチとかグラタンとか、洋風の煮込み料理系は、あまり得意じゃないのかもしれない。
がっつりとした売りのメインが鎮座ましている訳ではなく、
野菜を中心としたお惣菜を、少しずつつまんでトータルで満足感を得られるのが
自然系ビュッフェの特徴。
料理のひとつひとつは、個人の主張が少なくて、
よくも悪くも、他のおかずを邪魔しないように作られている気がする。
だから、これはこれで良いのだろうな。
例によって、後半へ続きます~。
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