Yahoo!スポーツとスポーツナビが運営する「Voice Of Torino 」にクワンのインタビュー が掲載されています。

 このインタビューで思ったのは、大ベテランの余裕があること。今季プログラムを人前で滑ったことがないことも「不安はない」、ショートがライバルのスルツカヤと同じでも「よくあること」とあまり意に介していないようです。たまに「スルツカヤと同じで不利だ」という意見も聞きます。マーシャルin Bostonで見る限り、新採点への対応が不十分なような印象を受けましたが、クワンならではの表現力で独特の世界をつくっていました。同じ曲でも、ここまで違う表現ができるのはさすがだと思いました。

 新採点への対応・・・やはり不安です。審査会ではレベル3,4の判定を受けてたみたいだけど。レイバックにビールマンを入れればレベルは上がる、というコメントもありました。

 ただスピンのレベル上げにそんなこだわらなくてもいいんじゃないかなあ。。。。スピンやステップのレベル間の得点差は微々たるものだし、スピン、ステップはレベル2,3ですべてのジャンプを正確に決めてノーミスならば、勝機はあるでしょう。

 何とかつかんだ五輪代表の座。最後は「ミス・パーフェクト」でしめくくってもらいたいものです。
 いよいよトリノ五輪開幕まであと一週間を切りました。そして、ついにミッシェル・クワン選手が3度目のオリンピックに挑みます。長野で銀、ソルトレイクで銅、そしてトリノで狙うのはもちろん金メダル!

 ところが下馬評では金メダルはおろかメダル候補にも入っていないという悲しい現実・・・。それもそのはず。モスクワのワールド以来、怪我に悩まされ今季の国際試合はトリノオリンピックが初めてで、新採点でのジャッジはモスクワワールドだけなのです。そのときの成績は4位と1995年以来の表彰台落ちでした。

 それでも5度の世界選手権優勝、9度の全米選手権優勝、五輪2大会でのメダル獲得など過去の実績を評価され、出場テストを通過して勝ち取った五輪切符。トリノオリンピックではアマチュア選手生活の“集大成”にふさわしい演技を期待したい。それができれば、金メダルも夢ではないと思います。