~これまでのあらすじ~
中耳炎を患ったペットのうさぴ
余命1週間といわれ・・・
闘病生活を経て・・
元気を取り戻したのであった・・・
~第4章~
・・・事件・・・
夏も終わりを向かえつつあった頃・・・
ある事件が起きた・・・
それはある依頼から始まる
依頼人は僕の姉だった・・・
用件は・・・
自分もがどうしてもほしいということであった
僕は友達に頼んでみた・・・
そしてなんと1匹生まれたてのをもらえることができた
姉は東京に住んでいて・・・
僕の住む町から・・で1時間40分ほどかかるのだ
そして1週間後くらいに東京に遊びに行くことにした
その1週間ほどの出来事である・・・
僕とうさぴと新弟子のピョンタ(仮名)の生活が始まった
ピョンタには15キロ箱の新築をプレゼントした
もちろん屋根は無い
うさぴもケージのフタを外していたのでおそろいだった。
その夜なにやらゴソゴソ
その音に気づいた僕は起き上がり電気を点けた
すると・・・いない
脱獄だー 捕まえろー
発見 うさぴ捕獲
主犯格のピョンタが未だ逃走中
しばらく捜索していると・・・発見 すばやく身を隠す
部屋中を駆け回る手のひらサイズの犯人
30分はゆうにたったであろう
ようやく・・・捕獲成功 犯人はうなだれていた
そして牢獄に入れフタをかぶせた
被害状況を確認・・・すると・・・
僕の大事なプレステ2の映像端子が
半分喰われていた・・・
うさぴは脱獄するような奴ではなかったのに・・・
事情聴取の結果
ピョンタにたぶらかされ・・・脱走をくわだてていたのである
このあと言うまでも無いが・・・
この2匹とも 前科が下された
初日の夜中に
とんだ犯罪が起きたものである
後に・・・カレンと名づけられた元ピョンタは
1週間後・・・
空港で搭乗手続きを済ませ・・・
1時間40分のフライトを経て
無事 東京に着いたのである
その後
またうさぴは脱走の計画をひそかに
くわだてているのであった
そしてテロが実行される・・・・
それはおよそ1年以上も後のことだった・・・