不登校の入口 by akko | くるみの学校

不登校の入口 by akko


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facebookの友人で、akko さんがお書きになった文章を転載させていただきました。


【不登校の入り口】

平日の昼間のスーパーで、
小学四年生くらいの男子児童を連れたお母さんがいました。
知り合いであろう女性が、...
声をかけました。
「あら!どうしたの?学校は?」
母親は、その女性に、
息子が学校に行く一時間前になるとお腹が痛くなるという症状が3日も続いている、
と話していました。
そしてその腹痛は午前中で治るのだと。
私はブリを選ぶふりをして男の子を見ました。
顔色は土色でしたが、お腹が痛いそぶりはなく、
普通に立っていました。

母親が息子に話しかけました。
「学校はキライじゃないのよね?」
「…うん」

私は母親の問いかけに、
怒りがこみ上げました。

そんな聞き方をしたら、
「うん」以外の答えを言いにくい。
このお母さんは、学校はキライじゃない、という答えしか、
受け取る気がない。
どう言えば親の期待に添うのか、
子どもはわかっているのに…
なんて残酷なことを…

お母さん、
あなたの息子は、
学校に行きたくないんですよ。
口で上手に言えないから、
症状でおなはししているんです。
学校に行く一時間前になると、
お腹が痛くなるというその症状こそが、
息子さんの答えなんです。

自分が安心するためだけの問いかけを、
子供にしないでください。
言葉だけを信じず、
症状も子供の言語だと理解してください。

学校のストレスと、
親からのストレスで、
子供は、本当に本当につらいところに立たされているんですよ。

その昔、
同じように、学校に行く前にお腹が痛くなった者として、
その男の子と、
お茶でも飲みながら、
気持ちを共有したいと、
私は思ったのでした。

たったひとりでいいんです。
自分の理解者が、
たったひとりいれば、
子供はちゃんと立ち上がれます。