不登校と副交感神経優位タイプの子供と睡眠時間
睡眠時間をとることはとても大切な事だということは誰でもお分かりになっていると思います。
安保徹先生が免疫学の立場から、「病気は自分で治す」という著書の中で次のようなことを書かれています。
三枚目の写真の表もぜひご覧下さい。
交感神経緊張タイプ
仕事をがんばる交感神経緊張タイプの夜更かしの人には、長時間の労働と短時間の睡眠がセットになっている。睡眠には脳神経の休息の他、体を横にすることによって、重力から解放するという意味合いもあるので、睡眠時間が短いと骨や骨髄への負担が増し、骨髄系のガンになる傾向が強く、また活力の世界からやつれの世界に入る危険がある。
集中力のいる仕事や肉体労働をしている人は睡眠時間を長くする必要がある。
本来、体に備わっている感性を働かさせれば、適正な睡眠時間は体が教えてくれる。
副交感神経優位タイプ
日中、体を動かさない為に、副交感神経優位タイプになっている人も睡眠時間が短いというか、熟睡することができない。
疲れないから眠くならないので、夜更かしになり、そのうち朝起きるのがつらくなり、もっと寝ていたいという状態になる。
無理に起きても、午前中はぼんやりとしている。
夕方近くになって、元気が出てきて、さらに夜更かしになり、朝、起きられなくなります。
夜更かしの人達は、顔色が悪い、皮膚に張りがないのですが、その背景には低体温がある。
低体温になると少しのストレスでも交感神経緊張に入り、便秘になったり、吹き出物がでる。
これまでの日本人は圧倒的にがんばりすぎでの破綻が多かった。
しかし、日本のようにある意味、豊かな社会になると生きるための競争はおだやかになり、精神的にも肉体的にも過酷な努力は必要でなくなる。
これが日本の若者達の現状である。
ある程度の副交感神経優位の生き方は、悪いことでない、
構成員がおだやかであれば、家庭も社会もおだやかでなごやかになってくるからです。
しかし、過度の副交感神経優位は、ひ弱な体と無気力な精神がセットになる。
おだやかさや無気力の世界は、ふつうなら問題にならないレベルのストレスで、傷つくという流れでもある。
がみがみと怒られたわけでもないのに、ひどく傷ついてしまう学生や社会人が増えていく。
(→ 不登校になった生徒の中には、友人の何気ない一言で登校できなくなる生徒がいます。言った友人やその時にいたクラスメイトから聞いても、そんなの問題になるような発言ではないのですが、過度に副交感神経が優位になっていると写真の表にもあるように過敏になるのです。)
肉体的ひ弱さと無気力は同じ流れでつくられるので、ここから脱却できれば、同時に、この二つの問題は解決できる。
1)その方法は夜更かしをやめ、早起きする。日中は太陽の光を浴び、活力を呼び戻す。
2)甘い物や揚げ物は極力控える。
3)ラジオ体操は一日2回やる。
4)車やエレベーターは使わない。
5)こまめに体を動かす。
6)やれることは自分の力でやる。
7)胸いっぱい空気を吸う。
上記のことを実行できないなら、それは低体温のせいである。
入浴、湯たんぽ、カイロ、乾布マッサージなどで、体温を上げる。
体温と気力は正比例する。
おだやかで物静かな生き方も、生き方の失敗につながることがある。
これは未来の日本の若者に送る言葉でもあります。
安保徹著 「病気は自分で治す」新潮社
不登校になっている親御さんには、ぜひ読んで頂きたいと思います。
新潮文庫本なら460円です。
amazonに発注すれば、すぐに手元に届きます。
http://www.amazon.co.jp/%E7%97%85%E6%B0%97%E3%81%AF%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%A7%E6%B2%BB%E3%81%99%E2%80%95%E5%85%8D%E7%96%AB%E5%AD%A6101%E3%81%AE%E5%87%A6%E6%96%B9%E7%AE%8B-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%AE%89%E4%BF%9D-%E5%BE%B9/dp/4101350310/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1256032129&sr=8-1
安保徹先生が免疫学の立場から、「病気は自分で治す」という著書の中で次のようなことを書かれています。
三枚目の写真の表もぜひご覧下さい。
交感神経緊張タイプ
仕事をがんばる交感神経緊張タイプの夜更かしの人には、長時間の労働と短時間の睡眠がセットになっている。睡眠には脳神経の休息の他、体を横にすることによって、重力から解放するという意味合いもあるので、睡眠時間が短いと骨や骨髄への負担が増し、骨髄系のガンになる傾向が強く、また活力の世界からやつれの世界に入る危険がある。
集中力のいる仕事や肉体労働をしている人は睡眠時間を長くする必要がある。
本来、体に備わっている感性を働かさせれば、適正な睡眠時間は体が教えてくれる。
副交感神経優位タイプ
日中、体を動かさない為に、副交感神経優位タイプになっている人も睡眠時間が短いというか、熟睡することができない。
疲れないから眠くならないので、夜更かしになり、そのうち朝起きるのがつらくなり、もっと寝ていたいという状態になる。
無理に起きても、午前中はぼんやりとしている。
夕方近くになって、元気が出てきて、さらに夜更かしになり、朝、起きられなくなります。
夜更かしの人達は、顔色が悪い、皮膚に張りがないのですが、その背景には低体温がある。
低体温になると少しのストレスでも交感神経緊張に入り、便秘になったり、吹き出物がでる。
これまでの日本人は圧倒的にがんばりすぎでの破綻が多かった。
しかし、日本のようにある意味、豊かな社会になると生きるための競争はおだやかになり、精神的にも肉体的にも過酷な努力は必要でなくなる。
これが日本の若者達の現状である。
ある程度の副交感神経優位の生き方は、悪いことでない、
構成員がおだやかであれば、家庭も社会もおだやかでなごやかになってくるからです。
しかし、過度の副交感神経優位は、ひ弱な体と無気力な精神がセットになる。
おだやかさや無気力の世界は、ふつうなら問題にならないレベルのストレスで、傷つくという流れでもある。
がみがみと怒られたわけでもないのに、ひどく傷ついてしまう学生や社会人が増えていく。
(→ 不登校になった生徒の中には、友人の何気ない一言で登校できなくなる生徒がいます。言った友人やその時にいたクラスメイトから聞いても、そんなの問題になるような発言ではないのですが、過度に副交感神経が優位になっていると写真の表にもあるように過敏になるのです。)
肉体的ひ弱さと無気力は同じ流れでつくられるので、ここから脱却できれば、同時に、この二つの問題は解決できる。
1)その方法は夜更かしをやめ、早起きする。日中は太陽の光を浴び、活力を呼び戻す。
2)甘い物や揚げ物は極力控える。
3)ラジオ体操は一日2回やる。
4)車やエレベーターは使わない。
5)こまめに体を動かす。
6)やれることは自分の力でやる。
7)胸いっぱい空気を吸う。
上記のことを実行できないなら、それは低体温のせいである。
入浴、湯たんぽ、カイロ、乾布マッサージなどで、体温を上げる。
体温と気力は正比例する。
おだやかで物静かな生き方も、生き方の失敗につながることがある。
これは未来の日本の若者に送る言葉でもあります。
安保徹著 「病気は自分で治す」新潮社
不登校になっている親御さんには、ぜひ読んで頂きたいと思います。
新潮文庫本なら460円です。
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