ドライバーの再現力 | JTDO酒井誠

JTDO酒井誠

プロドライバーを育てる3つのルール【5刷】と
プロドライバーの教科書【3刷】の著者(共に同文舘出版)一般社団法人 日本トラックドライバー育成機構 [JTDO]代表理事

ドライバーの再現力。
どんな仕事にも再現力が必要です。

再現力というのは、あらゆる解釈があると思いますが、ここでは、本や講演会で得た知識やノウハウを自分自身や自社で同じように
説明があったように再現できるかということです。

本読んでいる最中や講演会を聞いている最中に具体的な発想が浮かんで来て、イメージができる人は再現力が高い様に思います。

これをドライバーの再現力に絞り込んでいきます。


例えば、教官の運転する助手席に乗ってレクチャーを受けているとします。

自分なりの運転席のイメージができ、教官に細部についての質問ができる人はかなり有望です。

ところが、再現力の乏しいドライバーもいます。

それは、思い込みをしてしまう固定観念の強いドライバーです。

具体的な場面で解説すると、

教官がバック走行の実演をして、見せます。

できるか?やってみるか?


との問いかけに積極的にチャレンジするドライバーは筋が良いと思います。

ただ、再現させると教えた筈のことが忠実に再現されず、完全に我流になってしまっている。

こういったドライバーはかなり厄介です。

要は、自負があるだけに途中から教官の話をあやふやに聞いているのです。

こういった場合は、きつく叱っても、理屈を言っても効果はありません。

最も可能性がある方法は、出来るドライバーを連れてきて、実演させて
褒めちぎるのがドライバーの負けず嫌いを引き出す絶好のチャンスとなります。

次に良いと思う方法は、再現度を点数で示すことです。

実演して見せたドライバー再現度を例えば、60点と評価します。(これ以上低い点数ではプライドを傷つけますので、注意してください)

この点数で満足するドライバーは伸びません。

悔しさをにじませる我流ドライバーには、ここが真骨頂と捉え、教えるタイミングです。

再現度が高まれば、数値で表現してください。

必ずそのドライバーは大きく成長します。






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