日々、目まぐるしく変動する株価。

それにまつわる各種の情報……。

良い情報を求めても、なかなか出会うことはできません。
観点が定まらない情報、怪しい情報サービスに誘う巧妙なウソ、悪意はないのに害となるダメ情報など玉石混交、上手に選別するのは難しいようです。

そもそも、情報に頼るのがムリなのです。
現実では、仮に予測が当たったとしても、大切なシゴトが残っています。

「どこまでポジションを維持して、どこで利食いするか」は、自由意思によります。

 

小幅で利食いして早めに勝ち逃げする決断もあれば、“当たった予測を育てる”べく、ねばるときもあるでしょう。

予測が曲がった(外れた)場合は、損を抑えてニュートラル(ポジションなし)に戻る、ムダな時間を費やさないようにするのがシゴトです。

継続したシゴトをどう展開するか──プレーヤーには、予測の的中率やトレードの勝率にこだわっている余裕なんて本当はないのです。

選挙のようなイベントがあると、価格の変動とガッチリ結びつけて語る人が大量に発生します。「特別だから」という論理です。
でも、個別銘柄の動きは、驚くほどマチマチですし、そもそも選挙の結果自体が予測不能です。

だいたい、いくら大きなイベントでも、それだけが株価を動かす要因ではありません。
ものすごく影響を与えるイベントであっても、マーケット参加者の誰もが先回りして儲けようと行動するのですから、「読み」そのものに意味をもたせることが疑問なのです。

さて、林投資研究所が提唱するのは、「相場技術論」という考え方です。
「現在の価格は、すべての材料・ニュースを織り込んでいる」という考え方を軸に、価格の変動だけを観察します。
傾向、勢いといった観点で価格変動を捉えながら、ズレまくる予測に対してポジション操作で対応することに目を向けます。

2022年、株式市場は総じて、保合が続いていた、と説明できます。

現実、うまく波に乗れた人は少ない、それほどカンタンな相場ではなかったと感じますが、わずかな工夫で「うちの銘柄は当たりが多い」と宣伝することが可能です。

単純な話、目まぐるしく変化する相場で、リストアップする銘柄が多かっただけで、例えば、「なんと30銘柄が2倍以上に伸びた」と誇示することが可能です。たとえ、取り上げた銘柄が500銘柄あったとしても、ウソではありません。

株式市場には、現実とはかい離しているのに、あからさまなウソではないのに、実態以上にピカピカの情報がまん延しています。常識あるオトナ向けに、理路整然と並んでいます。
だから、適正なフィルターを通じた取捨選択が求められるのです。
 

 

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