2019年7月31日(水)
ムルティストラーダ1200Sに跨り旅は始まった
梅雨が明け、天気予報は晴天続き
どこでも、いくらでも走れちゃう・・
でも、数日後に娘が東京に帰っちゃうのでその日には在宅しとこうと短期の予定で出発
行先は南紀
もう何度行ったか分からない
メジャーどころは目をつむってでも行けそう(←行けません)
なので、これまで行けてない場所を重点的に攻めようとぞ思ふ
まずは、深山砲台跡(地図上①)
明治時代に大阪湾の防衛の為に築かれた
友ケ島を含めて10門以上もの砲台を有する
確かに太平洋から大阪に戦艦が攻め込むとすると和歌山-淡路島は最後の防衛ラインとなる
戦争遺産フェチという訳ではないが、還暦を過ぎて歴史の淵に忘れ去られようとしている遺産に萌えるあたし 身近にある戦争遺産として以前から気にはなっていた
奈良県橿原市の自宅から高速道路を奢って深山砲台跡を目指す
ちょうど1時間半の道のり
砲台跡の手前に妙な物が なんだこれ
平日というのにたくさんの釣り人が
岬町海釣り公園 とっとパーク小島というらしい
しかしすごい人出 週末にはどうなるんだろ
砲台跡手前には四輪なら10台ほど停車出来るスペースがある
地味に続く登り坂に汗が噴き出す
やぶ蚊の攻撃もあり、来たことを少しだけ後悔する
でも、関心はあるのでずんずん進むよ
角を曲がると見え始めた
半地下になっているのは砲台と言うより弾薬庫かな
照明は無いので、階段を下りて行くと弾薬庫はほぼ真っ暗
正直怖いさ
暗闇から何かが飛び出して来ても全く見えない
「まあ滅多な事はないよ」
もう一人の自分が勇気付けるが、そんな言葉は意味がない事は過去に経験済
でもまあ、滅多にないので下りてみる
ね、たいがい気色悪いでしょ
何枚か写真を撮ってみる
下の写真はストロボ有ね
そしたらさ
下の写真の中央部に赤丸を付けたんだけど、その横にオーブっての
写ってたさ 小さいから見えないかもね
それと、下の写真のモヤ
まあ、滅多な事は無いと思って入ってみたけど滅多なことがあったのかい
カメラのモニターは小さいので現場では何も気付かずにその場を離れた
グーグルマップでもユーザーが撮った写真を見られるけど、しっかりオーブが写ってるのがあるね やっぱそうなのかな・・
写真を撮っている時も暗闇から小さくパンッと音がした 聞こえないフリしたけど 怖
上に登ってみる
すごいきれい
きっと戦争の日も景色は変わらず美しかったんだろうな
私は「戦争を知らない子ども達」なので想像すら出来ないけど
他の砲台跡も見てみたかったけど、よう分からんかった
少し周囲を歩いてみる
朝から1時間半ほど走って来て、高い湿度の中を坂を上りドキムネムネしながら弾薬庫を見た後の、体内熱こもり指数は40%となっていた この時点で汗は軽く1リッターはかいてたかな
砲台跡をあとに走り始めた時、首筋が妙に重く息苦しかったのは熱中症の前触れだったのか、それとも・・ こんな調子で旅は無事に続けられるのか
続くよ https://ameblo.jp/mktotoro/entry-12500480324.html