玉置神社に参れました ついでに南紀ツーリング その1 | ノスタル爺 お気楽余生の備忘録

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バイクやドローン,アマチュア無線に天体観望、楽器演奏等を柱にいろいろやっちゃうよ

2017.5.20 (土)
 
週末は部屋の片付け等を計画していたら「こんなに天気がいい週末に出て行かないのは勿体無い!」とツーリングを勧められて決まった突然の一泊ツーリング。単に追い出したかっただけか?汗
 
行き先はかねてから行けてない玉置神社は決定だが、後はまあ・・
 
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●大失敗
 
後日紹介するが、ナビを新調した。同じゴリラの7インチ。
登録ポイントや音楽もすべて移設して動作OK!
大きな画面で「老眼でも見易いなあ・・」と走りだす。
 
しかし、しばらく走って異常に気付く。
あら? 音楽が鳴らないな・・。次に停まった時に確認しよう・・。
察しのいい方はお分かりでしょう。
パーキングブレーキ解除キーの移設を忘れて来たのさ・・。部屋で確認した際は停止状態なので問題なく動く。
 
音楽は諦めがつくけど、案内音声も止まるのね。インカムの意味ないじゃないか・・苦笑
同じ間違いは先代のナビを新調した時もやらかしている。学習能力の欠如とはこの事を言う。単なる年齢のせいならいいが・・。家電店や百均にでも寄って安価なイヤホンを買ってショートさせれば簡単に作れるんだけど、それもなあ・・と我慢した。
2日間のツーリングの間、ずっと音無し・・。これは結構辛い。
 
●谷瀬の吊橋
 
ルートの途中なので道路脇に停車して撮影のみ。
何度見てもすごいですなあ。
 
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●弁当
 
玉置神社では山頂まで登ったり、ゆっくりする予定なので丁度昼時にかかる。どうせ食堂なんか無いだろうし道の駅十津川郷に寄って弁当購入。山頂で食べる計画だ。
近所のオバチャンの手作り? 500円で適当なお弁当をみつける。
 
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●これはあかんやろ
 
R168の南下を続けるが、R168が90度に曲がった箇所でリアタイヤが30cm程滑って冷や汗をかいた。GoogleMapで見るとココ。
 
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この鉄板で思いっきり滑ったよ~
 
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雨の日はどんなことになるんだろう。ああ怖かった。
 
●玉置神社
 
「神様に呼ばれない限り辿り着けない神社」との評判がネットに踊る。
その真偽は何とも分からないが、場所が場所だけに濃い霧に阻まれたり、少し強く雨が降ると通行止めになったり、山間部でナビが狂う事もあるだろうし、辿り着けない場合も少なくない事は容易に想像出来る。
 
前回も同じルートを走った時に「玉置神社」の名前を道路標識でみつけ、「ちょっと寄って行こう」と登り始めたけど、ものの5分程走って止めた。
自分では「時間の都合が・・」と思っているが、神様に呼ばれていなかったのかも知れない。汗
 
今回は「呼んで貰えたか?」の検証も兼ねての参拝となった。(なんとも罰当たりな動機である)
 
R168をはずれネコマタの滝を愛でながら通過。奥まっててなんかいい感じの滝。
 
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どんどん高度を上げる。
 
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何度か分岐が現れるが適切に表示があるので迷わず進む。ナビも健在だ。
後2Km! もう少しだけど「やっと来れた!」と思った瞬間に何が起こるか分からない。気を引き締め直して駐車場を目指す。
 
途中の分岐で道に迷ったのか停車していたワーゲンも遅れて到着。呼んでもらえて良かったね。笑
 
駐車場は100台は停められる広さ。トイレも有る。
 
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駐車場から新緑に覆われた参道を20分弱歩くが、いかにすごい場所に作られたかは参道の下を覗き込めば分かる。ほとんど断崖絶壁。おまけに岩山。よくこんな所に道を開いたな・・。
 
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参拝道は途中で分岐。「体の不自由な方はこちら」とあるが実は帰路ルート。
 
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普通の参拝道は神代杉を下から眺め、しゃくなげの林を抜けて程なく本殿に到着。その直前に「大杉はこの下20m」と表示が。
 
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奈良県下最大の杉とされる大杉がそびえている。確かにでかい。
 
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巨樹ハンターとして全国各地の巨樹を巡り歩いているが、実は杉はあまり面白くない。ただ単に大きくて太いだけだから。楠の方が様々な姿形があるので面白い。
お参りをする前にご朱印をお願いする。
 
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同時に社務所の奥の襖絵の拝観を申し出る。
「説明要りますか?」と宮司さん。無いより説明があった方が楽しめるだろうとお願いする。
 
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過去のブログを見ているとフラッシュ無しなら撮影可とあったが撮影禁止だった。宮司さんに改めて確認したけどNG!
(代わりに公式HPの写真を拝借。実物はこんなにきれいじゃないけどね・・汗)
 
狩野派の画家を京都から呼び寄せて描かせた杉板の襖絵は見事ではあるが、退色が著しく当時の鮮やかさは失われている。
公家が来た折に座する場所は2段程高く作られていた。
 
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本殿にお参りし、本殿裏手の夫婦杉と神代(じんだい)杉にご挨拶。
 
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夫婦杉は果たして日本国内に何組(何本じゃないだろうね)あるんだろうか? 1万本は下らない?笑

神代杉は樹齢3000年と聞く。並んで自撮り。合わせて3058歳なり。
 
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玉置神社の礎となった玉石社は社務所の奥、結構きつい階段を10分弱登った所。
 
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原始信仰の一つの形であろう。白石を信仰の対象とし、修験道では玉石社は聖地とされ、玉置神社本殿よりも先に玉石社にお参りするとされる。
 
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関西屈指の気場と言われるが、私は何も感じる事が出来なかった。ちょっと寂しい。
 
その足で続いて玉置山山頂を目指す。社務所脇には「熊目撃情報!山頂には一人で行かないでね」てな事が書かれてたので、おっかなびっくり。
 
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しかしこの登山道が私にはとっても厳しい道だった。勾配が急すぎて、ふくらはぎからアキレス腱が絶えず伸びきった状態。急坂のしんどさは当然の事として、筋肉が伸びきった状態が続くのもきつい。単なる運動不足と人は言うが・・。
 
まさにハーハーゼイゼイ言いながら山頂に到着。
景色は想像していた程はよくなかった・・汗
 
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道の駅で買った弁当を提げて日陰を探す。森の中の倒木に腰掛けていただいた。
 
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弁当を食べながら森を眺めていると、遠くの木で何やらうごめいている。
リス? よく見ると鳥だ。木にとまって虫でも探している模様。
 
絶えず自分の顔の周りを飛ぶアブ(?)を疎ましく思いながらも弁当を味わい、下山した。
 
来た道を戻るが、玉石社でちょっとキレイなオバチャンが「山頂は行く価値ありますか?」と聞いて来るので「微妙ですけど、坂がきついので試してみられる価値はありますよ。自分で経験したら語れますしね♪」と答えると、山頂目指して登って行かれた。
 
帰途ルートを駐車場に進む。
 
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「いわれ杉」と標識だけ立ってた。何を「言われすぎ」たんだろう・・? え?意味が違う?ごもっとも・・。
 
総合お薦め度 ★★★★★
 
長くなるのでここまで。