備忘録 北ツー2018 その1 旅立ち編 | ノスタル爺 お気楽余生の備忘録

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無事に行って戻って来た「北ツー2018」。
備忘録として少し細かい所に触れながら振り返ってみたい。
 
●北ツーの歴史
 
2010年に初めて北海道をバイクで走ってからこれまで7回渡道した。
 
下の写真は初めてバイクで北ツーをした際、知床峠の近くで撮った写真。
この時はいきなり日本海側の下道をひたすら走り青森から函館にフェリーで渡った。初めてなのに、いかにも私らしいか・・。
 
これまでに道内を2万キロ(?)とか走った事になるので、いい加減行くスポットも尽きて来た。「もう北海道はアガリかなあ」と、ここ数年感じて来たが、また足が向くのは魅力があるからか惰性なのか本人もよく分かっていない。
 
なかば義務感のように感じながら、4月末に太平洋フェリーの早割を予約。
とは言え、「行けば何かが待っていてくれる・・。」過去のツーリングの経験から期待は膨らんだ。
 
●思わしくない天気
 
バイク旅で気になるのはお天気だ。
ライダーへの最高のご馳走は晴天である事に異論をはさむ人はいないだろう。
しかしその天気が思わしくない。
 
キャンセルしたら3割のキャンセル料を取られるので天候がどうあれ”行く”選択肢しか無かった。汗
 
6月27日(水)
 
●旅立ち
 
少し早く自宅で昼ごはんを済ませて、納車したての水冷GSにまたがって旅は始まった。
 
幸い奈良から名古屋港は晴天で、強い日差しの中をひた走る。
天理市内ではネズミ捕りの準備中だった。↓
 
 
名阪国道のトンネルではトンネルに入った所で必死にキックしてるライダーがいた。なんで??? ↓
 
 
フェリーの出港は名古屋港を19:00。
不測の事態を想定して余裕を持って出たら14時半に名古屋港に到着してしまった。
 
早すぎるのでリニア鉄道館へ。去年も来たぞ。
 
 
駅の駐輪場がバイク置き場になっているので堂々と停めてOK。
昨年来た時は幼児連れの母親が多かったが、今回は外国人が目立った。アジア系ね。
「他に行く所もあるだろうに・・」と思うが、なにゆえにリニア鉄道館?
 
 
私の好きな木造車両。ええ味出してます♪ ↓
 
 
屋外にひっそり佇む古い蒸気機関車↓
 
 
結構な規模のジオラマ↓
 
 
幸せを呼ぶドクターイエロー↓
この時は北ツーの成功を確信していたのだが・・汗
 
 
総合おすすめ度 ★★★.5
 
それなりに楽しんでフェリーターミナルに向かう。リニア鉄道館も二回目までは楽しめるね。三回目は無いかな。笑
 
乗船受付は昨年は16時半から。同じだろうと16時過ぎに行ったら今回は16時開始だった。すでに15人程並んでらっしゃる。
 
窓口は3つあるがなぜかスタッフは1人。
乗船客は年寄りが多く、年寄りでなくても慣れない乗船の説明に時間がかかり遅々として列が進まない。焦っても仕方ないけど少しいらつく・・笑
 
おニューのゴアテックスシューズを見つめながら乗り込みを待つ。
 
 
バイクの乗船開始時刻は17時40分だった。
 
 
15台程のバイクが次々と乗船して行く。
 
 
言葉を交わす訳でもないが、なんとなく皆さんの北ツーへのわくわく感が伝わって来る。そんな想いとは裏腹に、車両甲鈑の誘導員の指示がよく分からないのはいつもの通り。
 
もうちょい明確に指示できんかな・・。
冷静に見ればオレンジのスタッフ側にしか停められないのは分かるが左のスタッフが中途半端。周囲を見てない・・↓
 
 
船上の滞在時間は40時間。ほぼ2日間を過ごす事になる。
重い荷物を提げてチェックイン。
 
晩御飯はまともなレストランに行くと高いので、船内の軽食屋でナポリタン(620円)を食す。私はいつもこれ。笑
 
6月28日(木)
 
●船上のトトロ

特段にする事は無いが、まったり過ごす時間は嫌いじゃない。
満月なので星は期待が出来ないが、夜間にデッキを歩いてみた。
満月が海面に幻想的な光を落としていた。
 
 
●牛タン
 
仙台(多賀城)港には10時到着予定だったが9時40分に着いた。
 
 
一時上陸が可能なので、20分歩いてイオン・家電量販をめぐったあとで隣接する牛タンの善治郎の暖簾をくぐる。
 
 
仙台と言えば牛タンか笹かまぼこ。笑
善治郎では牛タンの希少部位である真中タンがメニューにある。
 
 
普通の牛タンより6割ほど値が張るが、これを食べないと仙台で下りた意味が無い。
真中タン善治郎定食(牛タンづくし)2750円(税別)はあらゆる角度から牛タンを楽しめる。至福の時間だ。
 
 
あまりの美味しさに恍惚となり、北ツーの途中だった事を忘れてしまいそうになる。
 
総合おすすめ度 ★★★★★★(間違いじゃありません★6つ)
 
正気に戻り、自宅にもお裾分けといくばくかの牛たんを送りまた20分歩いて船へ。
 
 
●再度乗船
 
太平洋フェリーはいつも自衛隊の隊員がわんさか乗船する。
自前の輸送船もあると思うんだが、民間のフェリーを使う所が面白い。
 
 
一旦乗船すると迷彩服を見る事はほぼ無いが、彼らはどこで何をしているんだろう? もちろん着替えているんだろうがロビーで談笑する姿も見られない。まさか秘密のトレーニングルームで訓練?
 
19時に仙台港を出港し三陸沖→津軽海峡と進んで行くんだが、21時頃から揺れが大きくなって来た。
 
縦揺れに加えて横揺れも。酔いはだんだんと溜まって来るのか?
最初は「平気だよ」とか言ってたがしまいに座っていてもたちまち吐き気が襲って来るようになってしまった。

乗り物は大好きだが揺れるのは嫌いだ。
横になってテレビを見ていたが、揺れはますます酷くなりそうなので「気を失った者勝ち!」とそそくさと寝た。
 
お天気星取り表 2勝0敗 (仙台の2時間上陸で1勝はずるい? 笑)

 

続くよ https://ameblo.jp/mktotoro/entry-12390208101.html