こんにちは。心理研究家/心理カウンセラーの北野誠人です。
今日は、自分本来の性質に立ち返ってみる、という話です。
前々回、頭、体、心について、「頭はうそをつく」について書きました。
頭がうそをつく例として、体や心が感じているものを押さえてしまうことを書きましたが、もう一つ、自分本来の性質を押さえてしまうことがあります。
人には生まれ持った違いってありますよね。
ある人は足が速い、ある人は数学が得意、またある人は絵が得意など。
部屋でゲームをしたり本を読むのが好きな人もいれば、スポーツで体を動かすのが好きな人もいます。
人それぞれ違いがあります。
でも、学校では勉強して成績優秀であるのが一律に良いとされている感じがしますし、職場では嫌なこと我慢して仕事するのが良いことになってるように思います。
学校や職場では人の違いに関係なく、一つの価値観に向かって邁進しているような気がします。
頭にそう思い込まされてしまっています。
NLPラーニングの山崎啓支さんは著書の中で、「自分は子供のころ、本来は部屋の中で女の子とままごとをするのが好きだった。しかし、中高生のころは、男らしくして女の子にもてるためにラグビー部に入った。結果的に女の子にもてるようにはなったが、ラグビーはつまらなかった」という話をされていました。
自分本来の性質と違うことをやったので楽しめなかったと。
僕も中高生のころ同じことをしていました。
中学1年の時、余りなぜだか覚えていないのですが美術部に入りました。
絵は得意で、美術部の先生も褒めてくれてました。
でもなんだかもっと格好いい、男らしい部活がいいなと思って、中学2年から剣道部に転部したんです。
結局高校3年生までやりました。
ですが、多分美術部の方が本来の自分に近かったんでしょうね。
そんな自分ですが、7-8年前、思い立って再度剣道を始めました。
1年ほどで止めてしまったので、今道具だけが残っています(10万円ほどしたのでなかなか捨てられず)
振り返ってみると、当時職場でパワハラ上司に悩まされていたので、強いイメージの自分を取り戻したかったのかなと思います。
でも、本来の自分の性質に立ち返ると、やはり剣道の道具は処分ですね。
心屋では思い込みを外して本来の自分に戻ることが基本としています。
「ない」ではなく「ある」ことに気づくことが大切とも言います。
これって、自分本来の性質が「ある」のに、それとは違うことをするから「ない」とか「足りない」ことに注目してしまい、それを埋め合わせるために頑張ってしまうのでしょうね。
僕の場合、男らしく強くあるというのはもともと「ない」だったんだと思いますが、そこを剣道で埋め合わせしようとしていたわけです。
そう考えると、自分の「ある」に気づくには、自分本来の性質に注目するといいですね。
師匠はしのんさんによると、大師匠仁さんは「40過ぎたら、夢は後ろを向いて探せ」とおっしゃっていたとのこと。
自分のこれまでの人生、特に子供のころを振り返ると自分本来の得意なもの、好きなものが見つかる、「ある」に気づけるかもしれません。
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