尾道市での仕事が予想外に早く片付いたので、土堂町(ツチドウチョウ)をちょっと散歩。

故大林監督作品にも登場する[尾道商店街]

現在、殆どの店舗はシャッター降りたままですが、魚屋や銭湯、創業が戦後まもなく風の食堂、昔ながらの喫茶店などは平日でも絶賛営業中。



まずはビートニク系の本が充実している喫茶店へ。

二ヶ月ほど前に立ち寄った時もそうだったが、この日も入り口横にヴェンダースの[Journey to Onomichi]が置いてあった。

読みたいのは勿論なのですが、これ、貴重な洋書なので中々手に取りづらい。

他にもロバート・フランクの[The Americans]やケルアックの詩集などもあるが、何れも希少本なので腰が引ける。

ここは無難にSwitchの最新刊とコーヒーで休憩


充電完了し、いざ山手へ

千光寺まではさすがに行けないけれど(ビジネス用の革靴に石の階段は苦行)中腹辺りにあるLOGまで歩く事にした。

昭和30年代のアパートをスタジオムンバイがリノベした『ホテルLOG』



ギャラリーやカフェもあり、家族でも楽しめます。


いつもなら猫が多いエリアなのに、暑さのせいか一匹も見かけなかった。


はっさくどら焼き、好きなんです。

自分用に三つ買いました。


革靴でなければ(それ以前に仕事中でなければ、なんですが)夕暮れのしまなみ海道を眺めてから帰路についたと思う。

転勤へのカウントダウンが始まる。