半年振りの大阪。
今回は出張でした。
前乗りだったので、取引先の担当者二人と予約していた和食屋へ。
予想以上に外国人でごった返していたが、個室を用事してもらっていたので安心して食事が出来るのはありがたかった。




麦焼酎で乾杯し、名物バッテラや鰆のタタキ、フグの唐揚げなどを頂く。
仕事と家庭の話は一切しないというルールを設定し、映画[オッペンハイマー]、劇団ヨーロッパ企画の新作やタモリ倶楽部の功績、市川紗椰のスムージーの本などを肴に楽しいひと時を過ごせた。

遠交近攻
この言葉は、遠国とは交わり、近国は攻めるという軍事戦略を表す『史記』の中の言葉です。
人間関係に置き換えるなら、毎日顔を合わす人とはトラブルが起きやすいし、自尊心のぶつかり合いは避けられない。とでも解釈すればいいんだろう。

「プライドが年々下がっていくんですよ。友人が増えたのはそのせいかなぁ」
「自分に見合った美意識さえ持っていれば、他人にどう思われようと恥ずかしくはないですからね」

この二人、相変わらず面白い。
「遠交近攻」はあくまで軍事用語。
人間関係に置き換えた自分が恥ずかしい。