寒くなると温まる映画を観たくなる。
ラブ・アクチュアリー
ステラ
アイアムサム
私はこの三作品が好きなのですが、特に[ステラ]はお勧めです。
因みにYouTubeでも視聴可能です。

母子家庭の母と娘の物語なのですが、娘の華やかな笑顔と、微かな笑みを浮かべ夜道を歩く母の対照的なラストカットは、何度観ても号泣してしまう。

脆そうで強く、厳しそうで慈悲深い母親像に心打たれるし、優しい嘘の中で生かされている娘が毎冬愛おしくなる。

この映画を観て、最近感じた事への答えが出た。

「今日も切ない、今夜も悲しい、深く傷ついた」
何故、悲観している自分をそこまで美化出来るのだろうと思える人がいる。
ステラだったら「私だってそうだよ。ただネガティブな言葉を口に出さない様に歯を食いしばっているだけ。」と怒鳴りそうだ。
人に愛されたいからだろうけど、自分を守る為の依存って好きになれないし、機密性がある程度保証された場所でしか本音を言えないなんてのも共感出来ないんだ。

また懇意にしていた人が突然去ってしまった時の対処にも疑問を感じていた。
喪失感は理解出来るが、人間って生まれ育った環境や文化は、他人が考えている以上にアイデンティティに直結している。
しかも、例の[二代目は〜]の舞台テーマそのままだった訳だし、尚更気になったんだよなぁ。
不本意な絶縁だったとしても、今まで身を粉にして尽くした人に対して、体裁上は庇えなかったとしても、軽々しく「切ない」なんて言えない。
せめて一言「今まで有難う」と優しい嘘で包んであげた方が良くない?
知らんけど。

でも、あのSNSって〝神への反論″を考察していると、意外と次々に答えらしきものが浮かんで来るから不思議なんだよな。
だから、ブログのネタ元としては重宝しているんだが…。
勿論、「批判」だけだと単なる悪口に成り下がるので、(俺は騙されないぞ)って気持ちで代替案を導き出す。
そうする事で自然に思考が整理されるんだ。

まぁ、要するに、ツイッターと違って反論がないから極端な考えの一つとして読めばいいだけの話だから。
でも本音は、世代を越えて色んな人に読んで欲しい。
点ではなく線や面で思考出来るし、他のユーザーの投稿を読んで(これなら私の方が上手に書ける)と力が湧いて来る人が現れると盛り上がりそうだし。うんうん。
私には、今だに奇妙な中毒性があるSNSなんですよ。

知らん…でしょうけど。