アナタが現在就業している仕事、どのように覚えましたか?

 

これ、結構職業や会社によってバラバラですよね。

 

例えばマクドナルドなどの大手ファストフード店などは、世界中にあるお店において同水準のサービスを提供する為にも、トレーニングマニュアルとトレーナーが各店舗に存在し、徹底した教育と品質チェックが行われます。

それに対して個人経営のレストランや居酒屋などではそういった類のものは存在しません。必要が無いと言った方が良いかもしれませんよね。

 

これは勿論その規模によって対処できないという理由もありますが、ニーズが無いというのが第一の理由かと思います。

例えば、個人経営の居酒屋においてオペレーションはまだしも、完璧とは言えマニュアルに沿った対応だけでは、顧客の心を掴むことはできないはずです。(やはりこういった店での接客はヒューマンスキルに依存する部分が多いです)

でも、ファストフード店においてはこのスキルは全く必要ない分、オペレーションとカウンターを挟んだ接客対応においては各店で一定水準のサービスが求められるわけです。

うーん、何事も臨機応変な対応が必要という事でしょうかね。

 

さてこのマニュアルですが、従業員の定着率とかなり密接な関係があるというの事にお気づきでしょうか。

マニュアルというと、現場の実業務を身につけるものとか、イレギュラー対応の手引き的なイメージがあると思います。

表向きには人材の定着率とあまり関係ないように見えますが、いえいえ、実は直結しているといっても過言ではありません。

 

 

例えば新規事業を起こす際、資本の大きなバックボーンが健全な運営を作り出すますよね。まさに安定したオペレーションが出来るのはその資本力ゆえ。後ろで資本力という大きな安心がかまえてくれているわけです。

もっと身近なところでいうと、部活はどうでしょう。失敗を恐れずにのびのびとやれという温厚な顧問が後ろでかまえていてくれると、安心感からかいつも以上の力を発揮したり。(勿論、その逆もありますけどね・・・)

 

これが、就業現場でいうとマニュアルの存在。上席者というケースもありますが、事業においては逸れこそワンオペで対応したり、個人の対応力が求められる現場は多くあります。そこでマニュアルという存在が大きいわけです。

 

話の大小はありますが、つまり現場従業員が不安なく業務に取り組める環境がどれだけ大切かという事です。

 

『うちの離職率の高さは人間関係が・・・』とか、『待遇が・・・』とか言い訳する人事担当がいますが、それさえもマニュアルがしっかりしている事で回避できる問題なのかもしれません。

 

そもそもマニュアルさえもない組織は、問題・課題抽出するスキームがありません

つまり、現場で起こっている些細な問題や改善点を必要以上に大きくしてしまい、取り返しのつかないところまで膨らませてしまう傾向にある。

結局、気が付くのは人材が離脱するというタイミング。

しかも、離脱後はまたリセットされるので、同じことの繰り返しなわけです。

 

このサイクルに陥っている企業、結構多いのではないでしょうか。

 

業務マニュアルは、仕事のやり方を覚えてもらう為のモノではありません。

従業員が安心して働くための大切なモノです。

 

 

日々運営を繰り返す中で、各事業毎のナレッジは少なからず積み重なっていくもの。

それを業務マニュアルという形で蓄積し、現場で活用して行く事は事業的にも非常に大きな事です。

採用部署の採用手法などだけナレッジするのではなく、総合的に経験を蓄積し可視化する。

時を重ねた分、そのナレッジも改訂していく必要があるのは言うまでもありません。

 

 

上記に纏めたような改善策が、即結果として現れる事業としては介護事業があります。

グループホームなど、少人数での対応が求められる職場で急を要しているケースは多いです。

また、業種的に採用の困難な業種と言われる部分で尚更です。

夜勤など、エマージェンシー対応が求められるオペレーションでは必須と言っても良いと思います。

 

ぜひ留意の元、取り組んでいただきたいです。

 

 

採用難職種

一言でいうと、採用が難航している職種です。

 

職種・業界問わず採用がうまく行かない可能性はあるわけで、一概にどのような職種が・・・というのは難しいのですが、一般的に採用がうまく行きにくい職種について知っておくことは、採用難対策の部分で必要な事かと思います。

(なぜ採用しにくいのか?ネックになっている部分やウィークポイントを知っておくという事は大切です)

 

 

私の約20年の業界経験と採用アドバイザーを続けている中で採用難職種になりやすいと認識している職種(業界)は以下の通りです。

 

ホールキッチンスタッフ(飲食事業)

調理師(飲食事業)

 

エンジニア(IT関連)

 

大型ドライバー(運輸事業)

タクシードライバー(運輸事業)

バス運転手(運輸事業)

 

営業職(リフォーム事業)

営業職(不動産事業・建設事業)

 

経理事務職(業界問わず)

 

看護師(医療事業)

介護士・ヘルパー(介護・福祉事業)

 

理美容師(理美容事業)

 

保育士(保育事業)

 

いかがでしょうか。

ごく一般的な職種だと思いますし、世の中に必要不可欠な仕事が殆どです。

(もちろんこれ以外にもたくさんあると思いますが、あくまでも一般的というところで・・・)

 

 

採用難=不人気 です。

ではなぜ人気が無いのか?少し見てみたいと思います。

 

まず飲食事業全般におけるイメージってどうですが?

立ち仕事&水仕事、そして拘束時間が長いというイメージが強いのでは?

そして、忙しいというイメージを抱く方も多いようです。

つまり『仕事がハード、汚れる』というネガティブイメージが作用していると思われます。

 

続いて医療・介護事業

看護師をはじめ要資格職種の多い業界ですね。ヘルパーなど未経験・無資格可の職種もありますが、基本的に有資格者が優遇される(必要とされる)業界です。更に、人の命に携わるという責任の部分、介護に関しては汚いというイメージも正直あります。

また、特に介護事業全般においては賃金が安いという問題も。

採用という観点から見るとなかなか要改善項目の多い業界という事になりますよね。

 

理美容師、保育士に関してはどうでしょう。

こちらは人気が無いというよりは、要資格職種という事で需要に対して基本的に裾野が少ないという事がまず影響しています。

また、若年層にニーズが集中(高齢層の活躍が難しい)している部分も否めない所。加えて低賃金という部分も影響していると思います。

 

運輸系は、要資格職種である事に加え、拘束時間の長さなども要因の一つ。そして特徴的な部分としては、事故などのリスク部分です。責任の重い職種の割には賃金も低く、まさにハイリスクローリターン状態が続いています。極端に若年層に人気が無いのも一因ですね。

 

営業職は全般的に人気がある職種ではありません。その中でも特に建設・不動産・リフォーム系に関する営業職種に採用が厳しい傾向がみられます。やはり営業ノルマが高いイメージや体育会系イメージが根強く残っている部分が少なからず影響しているように思いますし、実際の実務も地道で体力・気力を使うケースが多いです。(もちろん、事業者によって異なります)

 

意外かもしれませんが、人気の事務職でも経理事務に関しては採用難航するケースが多々見られます。

こちらは専門性の部分と大切な分野を担うという責任の部分から、事務職の中でも比較的業務負担が大きいというイメージが強く、同じ事務職なら一般事務をという考えの方が多いようです。

逆に医療事務などは人気があります。(一般事務や医療事務は人気ですが、給与をはじめとする条件面が結果を左右する傾向が強いです)

 

 

上記に書いた職種以外でも採用が困難な職種は多くありますし、人気職種と言われる職種に関しても採用が難航することは多々あります。

その際、『なぜ、採用できないのか?』という部分を目をそらさずに顕在化して行く事が、その対策として最も基本的且つ重要な作業になります。

また、簡単に纏めた上記以外に、その組織ならではのウィークポイントやハンデもあるかもしれません。

(ただ、そういった特徴は、ストロングポイントにもなり得ますが)

 

顕在化した要因について、対策出来るのであればするに越したことはありません。

(だからといって業務に影響が出るほどの基準緩和やそれ自体を隠すというのは対策ではありません)

出来なければそれを理解した上で、それを上回るメリットを訴求したいところです。そのメリットは別に特典というわけではありありません。

仕事内容を具体的且つ分かりやすく提示する事が他社との差別化になりメリットになるかもしれないですし、隠さず情報開示する事が信頼に繋がり、応募を促す事にもなります。

 

採用活動で一番大切なのは、求職者とのマッチング作業。

一人でも募集職種に合った志の強い人材が採用でき戦力が出来れば大成功なのです。

”採用難職種”を生みだしてしまう要因の大きな一つとして、応募母集団の量にこだわるという意味のない行動があります。

ここは本当に要注意です。

 

 

という事で、採用難職種について少し考察してみました。

やはり、もともと不人気である職種は存在しますし、その要因もある程度顕在化されています。

もちろん、簡単な作業ではないのですが、一つづつ紐解いて行く事で確実にその難易度が緩和されるというのも事実です。

先ずはその職種に向き合う事。『どうせ簡単に採用できないから・・・』という考えを改める所から始めてみませんか。

 

母集団形成というと採用担当者様からすると新卒採用のイメージが強いのではないでしょうか。

 

〇イナビや〇クナビなどを使って、エントリーを募ったり、合同企業説明会や学内セミナーなどで応募者を募ったりというのが一般的な新卒採用手法ですね。

ただ、キャリア採用のみならず新卒採用に関しても募集方法の多角化が進んでおり、上記以外のアプローチ方法も続々と登場していますね。

代表的なところでいうと、逆求人型のサイトサービスや人材紹介などが主たるところでしょうか。

 

 

 

社員採用という観点だけでなく、採用業界全体で募集から応募までの流れが無駄を省くような方向に進んでいます。

必要な情報だけを入手して、必要最小限のアクションで完結させるという動きです。

 

やはりスマートフォンの普及により、自ら情報を入手し処理するという作業が一般化したことが大きいですね。

多くの情報から自分に必要な情報を探し出し活用するというアクションが不要になり、自分に必要な情報だけを入手しに行くという作業に変わったという事です。

 

が、今回のお題になっている”母集団形成”というスキームはどうでしょう。

母集団形成という名のもとに、現在運用されているスキームは昭和そのものです。

 

新卒で見てみましょう。

 

まず、募集する企業側。

大企業の場合は、それこそ何千人という応募者を募って、数々の選考でふるいにかけ、必要人数を選考します。

この流れは非常に多くの工数を割かなければなりません

莫大なお金や時間、そして人を投入して行ういわば”行事”と言ったところでしょうか。

 

続いて応募者側。

こちらもエントリー後説明会に参加したり、グループディスカッション等数々の選考を受けふるいにかけられる。

もちろん、どの企業も狭き門なのでこれを何社も繰り返して内定をとる。

こちらも時間とお金がかかりますね。特にお金がかかるのは学生には厳しい・・・。

 

キャリア採用では、上記方法をとる所はだいぶ少なくなってきましたが、もちろんまだまだ健在です。

また、新卒に関しては、母集団形成型の方が主流です。

 

これほど採用チャネルが多角化しているのに、着地点が変わらない。ちょっと変だと思いませんか?

 

 

 

じゃあ、どうすんねん。

 

という所ですよね。

 

 

私も採用業界・広告業界に生きる者です。

 

別に現在の採用チャネルを全否定する気はありません。

が、その多く存在するチャネルの使い方を間違わないようにしたいと思います。

 

 

現在存在するペイドメディアと言われるサイトサービス。基本は母集団形成型。

こちらは、もちろん優れたものです。

募集企業の情報を見て、『ここで働きたい』と感じた方がエントリーする。

すごくシンプルでいいですよね。

 

 

じゃあ、なぜ複雑化しているのか?

 

 

 

募集する企業がそうしているからです。

 

 

 

数多くの応募者からふるいにかけるのはなぜでしょうか?

ひょっとして、そのほうが優秀な人材が選べるからと考えていませんか?

 

応募を募る為に、応募条件を緩和させていませんか?

必要な人材を明確に示していますか?

まず会ってみたいアプローチになっていませんか?

キラキラ広告を作っていませんか?(良い事ばかり記載した誇大広告)

 

優秀な人材って何でしょうか?

数々の選考を潜り抜けた人が優秀なのでしょうか?

 

私の考え方はちょっと違います。

 

その企業の事を十分に理解したうえで、明確なビジョンと強い意志を持ってエントリーしてくる人材が必要と考えています。

つまりマッチング人材です。

 

今のスタンダードな募集・採用方法では、こういった熱意を持った人材を取り逃がしている可能性があります。

 

現在の複雑な選考を潜り抜ける人材は、もちろん対策をしっかりとしており優秀な人材だと思います。

『その選考を潜り抜ける猛者が選考基準だ』と仰るなら何もいう事はありません。

 

が、そこまで複雑にしなくても、御社で働く意志のある優秀な人材は、シンプルスキームで対応しても必ず光った人材として目の前に現れるはずです。

 

 

選考方法の根底を見直す事で様々な業務改善が図れます。

誤解しないでいただきたいのは、母集団形成型の採用手法が悪と言っているわけではありません。

 

会社として拘る所の見直しといった方が良いでしょうか。

 

採用業界全体が、そして人々の情報入手方法が大きく変化している今、新しい手法をとりいれる絶好のタイミングだと思います。

 

 

何でもそうですが、一度殻を破れば・・・・・そこには新しい世界が広がっています。

 

 

 

 

そろそろプロ野球のドラフト会議ですね。

野球に興味のない方でもドラフトだけは面白いという方もいらっしゃるようで。

 

毎年、色々なドラマがみられる秋の風物詩的な存在ですが、人生の大切な岐路に立つ候補者たちからすれば気が気でない時間を過ごしている事だと思います。

 

今年はコロナ禍の影響がもろにあった世代という事もあり、全体的に不作といわれていますが、その分の伸びしろも多いという事。さらに各チームのドラフト戦略について、特色が出るのではないかと個人的には例年以上に注目しています。

まあ、推しのチームで誰が指名されるだの、この選手は即戦力じゃないか?この選手は隠し玉で・・・などと、外野から色々評論しているのが気楽で良いですよね。

 

が、採用担当者の皆様からするとちょっと他人事と思えない部分もあるのではないでしょうか。

 

そう、方法は全く違えど、ドラフトって少なからず採用活動に似ている部分があると思います。

特に、どの人材がどのような将来を描くかという部分においては、かなり近いものがあるのではないかと。

 

採用活動でいうと、キャリア採用の場合はいわゆる即戦力を。

新卒採用の場合は、将来性を重視したポテンシャル採用をという事になるのかと思います。

(もちろん、会社規模やセクションのニーズによって大きく異なりますが)

 

 

 

即戦力採用というのは、難易度が高いようで実はシンプル・簡単です。

今必要なセクションに適した人材をアジャストさせるのが採用担当としての使命。もちろん、この人材に行き着くまでが難しいという考え方はありますが、ターゲットとする人材をある程度セグメントでき、具体的な採用像を描きながら活動する事ができるのは、担当者からするとありがたいところです。

また昨今では、キャリア人材における採用チャネルが多様化(オウンドメディア採用、人材紹介、ダイレクトリクルーティング、転職ペイドメディアなど)しており、時間とお金をかければある程度満足いく結果に繋げやすくなっています。

まあ、このお金がかかるのが問題でもありますが・・・。

 

 

 

個人的には、どちらかというと将来性を重視した採用パターンの方が難易度が高いと感じているのですが、皆様はいかがでしょうか。新卒採用はもちろんですが、それに限らず運営上のバランスを考慮したプロパー社員採用などでもそういった将来性重視の採用が施されるケースって多いですよね。

なんならキャリア採用でもある程度の将来性は計算されている事でしょう。

 

これらの採用を『ポテンシャル採用』と呼んでいる企業は多いと思います。

ポテンシャル採用、これ意味ってなんでしょう。

『スキルや経験ではなく人柄や素養など潜在的な能力を重視した採用方法のこと』

 

だそうですよ。

 

う~ん、相変わらず抽象的ですよね。

大体、潜在能力って誰に見抜けるんでしょうね。

もし見抜けるような人材が採用担当にいるのであれば、大出世すると思います。

それこそ、世界中の大手企業から引く手あまたになりますよね。そのくらい、人の力って見抜けないものです。

以下記事にも同じような事書いています。

 

 

 

 

ポテンシャル採用をはき違えてはいけないと思うんですよね。

まず、その人材の可能性を探るようなことは誰にもできません。もし選考基準にその要素を組み込んだのならばただのギャンブルにすぎない。それが成功したとしてもです。

そして人材の勝手な成長に任せるというのも一つですが、企業戦略としてはあまりにもお粗末ですよね。特に人事機能を持っているような組織であれば尚更です。

 

どんな人にも可能性はあると思うのですが、それを引き出してあげれるかあげられないかはその組織次第

教育次第だと思うわけです。

ポテンシャル採用という言葉が独り歩きしていますが、逆にいうとその人材を育て上げることが出来る教育機関や育成体制があるか、企業のポテンシャルが試される採用ではないでしょうか。

 

そういった教育体制をしっかりと整備して初めて本当に意味でのポテンシャル採用が出来るのだと思います。

 

 

 

野球の話に戻りますが、今年はヤクルトの村上選手が史上最年少の三冠王、日本人の年間本塁打新記録樹立で盛り上がりましたね。もちろん、素材の部分もありますが、プロ野球チームにおいても多くの若手が数年で成長し活躍するチームもあれば、ベテランばかりで世代交代の進まない万年Bクラスチームなども存在します。また、FAで実績のある選手ばかり集めるチームも。

コンセプトもあるのですが、やはりコーチ人材を含めた教育体制の差はチーム力の差に繋がっているようですよ。

 

サッカーなどでも下部組織のしっかりとしたチームは安定して好成績を収めていますし、毎年のように良い選手が輩出される関係で、経済的にも潤っていますよね。

 

これらは、良い人材を採用するだけでなく、教育面も含めて一貫して取り組んでいる結果だと感じています。

良い素材を徹底的に育成して、一人前にしていくという土壌があるわけですね。

これを構築する機関は、一般企業でいう人事・採用セクションですよ。

 

 

そういう私も、組織の採用担当だった時は色々考えさせられましたし、最初の採用方法なんて酷かったものです。

コンセプトなんて皆無、教育マニュアル一つないところから始めましたので。。。

自分の能力を過信して、いわゆるフィーリング採用をした事もありますし。

採用担当として失格でした・・・。

採用コンセプトや選考基準をしっかりと共通認識として持ち、面接内容などもそれに合わせて精査、教育プログラムなどもしっかり組んで臨めたのは、最後の数年位ですね。

 

 

 

だから・・・

 

 

 

人事・採用業務は奥が深く大変なわけです。が、それこそ事業を根幹から支える大切な仕事。

だって、会社を動かすのは”人”なんですから。

 

まさに”無限の可能性を秘めた部署”で働ける喜びを、日々の激務の中でも感じていたいものです。

 

”ポテンシャル採用”を都合の良い言葉に捉えるのではなく、日々の業務改善テーマの一つとして取り組むのも良いかと思います。

気になった方は、一度自社の”ポテンシャル採用”について、ぜひ見直してみてください。

 

営業マンを20年以上やっていると、結構色々な経験が出来ます。

それこそ『ホンマかいな?』って事も。

 

今回は、私が本気で提案したけど結局最後受け入れられなかったというお話です。

今でも結構良いアイディアだと思っているのですが・・・(笑)

 

 

当ブログのタイトルの通り、現在の私は採用難職種の採用アドバイザーです。

前職時代から採用難職種とのご縁が多く、様々な採用に携わってきました。

中でも最もご縁があったのがバス業界。

最終的にはバス運転手採用専門の新サービスを立ち上げ、サイトやイベントなどを駆使して業界全体の採用のお手伝いをするまでになりました。(現在もそのサービスは業界に定着し採用の支援をしています)

 

そもそもバス業界の力になろうと思ったのも、あまりにも運転手採用が厳しい状況だったからなのですが、その現実を肌身で感じたのが、あるバス事業者とのお取引。合計で14年程おつきあいさせていただき、様々なご支援をしてきました。

 

今でさえ、当たり前になっているのですが全国規模での会社説明会展開などは、走り出しの頃なかなか提案が受け入れてもらえなかったり、採用直結型ではないイメージ広告戦略などはかなりの時間を要して企画採用されたり。

オウンドメディア戦略やコロナ禍のオンライン説明会提案も苦労したなあ。

良くも悪くも保守的な業界である故、なかなか新しい事や斬新な事が受け入れられず、様々な事に時間を要した覚えがあります。

(でも結構大胆な事も賛同いただき協力いただいたなあ。それこそ新サービス立ち上げには多大な協力をいただいたし、VR体験機の導入などもサポートがなければ実現していなかったです)

 

もちろん、提案してボツになったことは数知れず・・・なのですが、どうしても実現したかったこともありまして・・・(笑)

 

 

それは・・・

 

 

 

DJバス。(笑)

 

 

 

いや、本気で考えていたのです。本気で。

 

 

 

どんなバスかって?

 

担当していたバス会社の人気路線で、片道約50分。しかも高速道路走行時間が20分強ある路線があるのです。

(これ、実は一時通勤時に使っていたので良く知っている路線です。ものすごい客数で同じ行先のバスが連なって走る事もある位なんですよ)

このバスの高速走行時は一切、アナウンスが入りません。

ここに地域NO1のFMラジオ局とタイアップして、有名DJによる専用の録音放送を流そうというもの。

 

バス事業者の課題の一つとして、運転手の高齢化があります。

これには、バス事業参入自由化から始まる根深い問題が根底にあるので、そう簡単に解決できるものではないのですが、若年層へのアプローチとして、ベットタウンから都心部へ社会人や学生が数多く利用する高速バスを使ったプロモーションを打てないかという提案だったわけです。

 

ラジオというパーソナルメディアとバス事業者のインフラを使って話題性を兼ねた企画をどうしても実現したかった。

普段なかなかクローズアップされないバス運転手という存在について、インパクトを持ったアプローチが出来ないかと考えたわけです。

わざと一台の車両でラッピングを施し、プレミアム感を出す事で話題性も増す。(そのバスに乗れるとSNSなどでも拡散されるという狙いも)

そのようなアプローチはまだどの事業者もやっていなかったですし、状況を打開するためにも尖ったことがやりたくて。

 

もちろん、ラジオ局のプロモーションも兼ねるので両者ウィンウィンになる。もちろん、その分コストも抑えることが出来る。

運転手採用に直結したいのは勿論ですが、採用目線以外でもバス事業者のイメージアップにもつながる、若者へ訴求できるという事で、多大な影響力があると考えたのですよね。

 

会議室レベルでは、なかなか好評で具体的なコンテンツなども話し合いがもたれましたが、結局上層部から却下されてしまいました。

 

どうですかね?

 

やっぱり実現は難しかったのでしょうか?

 

 

という事で、採用難職種採用の肝は、その就業希望者予備軍を一人でも多く作り出す事。裾野を広げる事です。

その為には、現在ノーマークの人に興味を持ってもらい、その業界・職種を知ってもらう事から始める事だと私は認識しています。

その為に、いかにスピーディーにインパクトを残せるか。そして、興味を持ってもらえるかが鍵です。

ここまで極端にしなくても良いかもしれませんが、裾野を広げる為にはどこもやっていない事を行う必要があります。

 

いわゆる”バズる”というヤツですね。

 

 

 

 

あ~あ、どこか提案させてくれないかなあ?(笑)