月面列車
◆◆◆「月面列車」◆◆◆
満月の次の夜、初冬のキンと冷えた大気の中、静まり返った駅のホームヘと一台の列車が滑り込む。
今夜は、昨日のどんよりとした重たい雲が嘘の様に晴れて、月の光がいつにも増して冴えている。
こんな日は決まって、夜間列車が姿を現す。
この夜間列車は三両編成で、車体の屋根にはパネルが取り付けてあり、月光を受けてそれを原動力としている。
昼間の列車が終電を迎え、真夜中の2時を過ぎたあたり、そして、この列車が走るのは、月光の冴え渡る冬の夜限定だ。
この列車のことは、あまり知られていないらしく、夜行性の者やその他一部の者のみで、利用者はあまり多くはない。
ぼくだって、友達に誘われて、つい数ヶ月前に知ったばかりだ。
一度乗ってやみつきになったぼくは、ついさっき、今日列車が来るらしいという情報を得て、慌てて革鞄に茉莉花茶を詰めた水筒とビスケット、本やなんかを詰め込んで、お気に入りのコートにアースカラーのマフラーを巻いて、駅への道を駆け抜けた。
今宵の乗客は、どうやらぼくを含めて5、6人らしく、それぞれが思い思いに自分だけの時間を過ごしている。
ぼくは先頭車両の個室の扉(ドア)を開け、向かいの席に鞄を置き、窓辺に肘をつきながら、静かな夜の眠りについた街並みを暫くの間黙って眺めた。
暗闇には街灯が螢か星の様に点々と灯り、いつもの見慣れた街がまるで別世界の様に幻想的に見える。
—…こうして見ると、時間の流れも空気も全部、穏やかで優しく感じるのに。
何故、いつも時間に追われて過ごしているなんて思うんだろう…———
急いで走ったからだろうか、少し喉の渇きを覚え、鞄から水筒を取り出す。
カップにお茶を注ぐと、同時に温かな湯気と柔らかな茉莉花の香りがいっぱいに広がった。
冷えきった身体に、温かいお茶が染み渡る。
また一口飲み、深い溜め息をついて、再び外に視線をおとす。
誰がどんな思いを抱えてようと、列車はそんなことおかまいなしに、夜の帳を切り裂いて、どんどん上昇していく。
…本当はわかっていた。
時間が無いなんて、只の言い訳に過ぎなくて、単に時間を作ろうとしなかっただけだったこと。
だけど、前しか見る余裕がなくて、自分すら見失いかけていた。
そして、これからぼくがすべきことは…———
そんなことを考えている間にも、列車は、月を掠めてシリウスとプロキヲンに差し掛かる。
冬の大三角形(Winter of Triangle)を過ぎてから暫くして、車内販売の係員が硝子扉をノックした。
菓子などの車内販売は、乗る度に毎回違うので、これもまた楽しみひとつ。
ナッツ入りのキャラメルの時もあれば、星屑を散りばめた有平糖の時もあり、檸檬水やミルクと蜂蜜のライスプディングなんて時もある。
今回は、彼がお勧めのアンタレスの色粉を練り込んだ、澄んだリチウム色の棒飴(ロリポップ)をひとつと、後でビスケットにつけるのに薔薇ジャムを一瓶購入した。
ジャムは薔薇星雲で作られた上質なもので、普段はなかなか手に入りにくい。
パンや菓子につけるだけでなく、紅茶に一匙入れて飲むのも非常に美味しい。
いい買い物が出来たと嬉しく思いながら、ぼくは取り敢えず鞄の中に瓶をしまう。
と、次の駅に到着したらしく、車体ががくんと揺れて、鞄から本が床に投げ出された。
——持ってきた本は、今日は必要なかったな、
本を拾い上げ、瓶と一緒に鞄の中へと押し込む。
また列車はゆっくりと動き始め、次第に加速してゆく。
…戻るまでの残りの時間、「今の僕にできること」をひとつずつ考えよう。
時間に追われて見失うことのないように、ぼくにとって、本当に大切なことが何かを考えよう。
ただひとり、街へと戻りゆく列車の中、窓にうつりこんだ月面のクレーターを見つめながら、密かな決意を抱えてぼくは「答え」を出す為に、静かに瞳を閉じた。
我が家のおさがり事情について
うちの家族はおさがり率が非常に高いと思うのですよ。(´Д`)
母「これ気に入って買ったけど、肥えたらしくてきついからあんたにあげる。(ΦДΦ)」
俺「…なんで夫婦揃いも揃っていっつもそういう買い方するかなー。着れなくなったらあいつに着せればいいや的な。(・谷・)」←買ったけど何気にきついからって親父から、一度しか着ていないらしい袖なしダウンジャケットをもらった。
母「だってあんた、ちっちゃいものクラブ(byおじゃる丸)だから着れるっしょ。他に誰が着るのさ。(ΦДΦ)」
俺「ダイエットしやがれ。(・谷・)」
というわけで、何か知らんけどTシャツもらいました(爆)
どうせちっちゃいものクラブなまさきです。(´Д`)
そうさどうせ背も根性も小さいよ!
まさに小市民だよ(もういい黙れ)
うちの両親は、揃いも揃ってこういう暴挙に出ます。
そして自分の部屋にしまいきれないので空き部屋のクローゼットを使うと、「邪魔だから撤去しろ」といいやがるからタチが悪い。
本当は父からもらったダウンジャケットもUPしたかったんですが、圧縮袋に詰めて空気抜いてしまっちゃったんで、出すのめんどいからやめました。
黒でファー付きフードなんですが、こいつは秋口にはなかなか活躍しそうな感じなので、ひそかに感謝(笑)
取り敢えず、今日黒のハイネックに穴があいて修繕不可能な感じだったので、取り敢えずこいつが入るスペースは確保できました。(´Д`)
でも…半袖。(爆)
既に氷点下になりつつあるのに半袖。
ていうか真冬が目前に迫る11月中旬に半袖(しつこい)
殺 す 気 で す か (=言=)
さすがの俺でもちょっとピタTな感じなので、来年に持ち越すか上に重ね着で使ったろうと思います。
または俺がダイエット。(笑)
あ。明日住民票取りに行かなきゃ。
おわり。


