ひねもす時雨月。 -87ページ目

月面列車

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◆◆◆「月面列車」◆◆◆


満月の次の夜、初冬のキンと冷えた大気の中、静まり返った駅のホームヘと一台の列車が滑り込む。

今夜は、昨日のどんよりとした重たい雲が嘘の様に晴れて、月の光がいつにも増して冴えている。

こんな日は決まって、夜間列車が姿を現す。

この夜間列車は三両編成で、車体の屋根にはパネルが取り付けてあり、月光を受けてそれを原動力としている。
昼間の列車が終電を迎え、真夜中の2時を過ぎたあたり、そして、この列車が走るのは、月光の冴え渡る冬の夜限定だ。

この列車のことは、あまり知られていないらしく、夜行性の者やその他一部の者のみで、利用者はあまり多くはない。
ぼくだって、友達に誘われて、つい数ヶ月前に知ったばかりだ。

一度乗ってやみつきになったぼくは、ついさっき、今日列車が来るらしいという情報を得て、慌てて革鞄に茉莉花茶を詰めた水筒とビスケット、本やなんかを詰め込んで、お気に入りのコートにアースカラーのマフラーを巻いて、駅への道を駆け抜けた。


今宵の乗客は、どうやらぼくを含めて5、6人らしく、それぞれが思い思いに自分だけの時間を過ごしている。

ぼくは先頭車両の個室の扉(ドア)を開け、向かいの席に鞄を置き、窓辺に肘をつきながら、静かな夜の眠りについた街並みを暫くの間黙って眺めた。

暗闇には街灯が螢か星の様に点々と灯り、いつもの見慣れた街がまるで別世界の様に幻想的に見える。

—…こうして見ると、時間の流れも空気も全部、穏やかで優しく感じるのに。
何故、いつも時間に追われて過ごしているなんて思うんだろう…———



急いで走ったからだろうか、少し喉の渇きを覚え、鞄から水筒を取り出す。
カップにお茶を注ぐと、同時に温かな湯気と柔らかな茉莉花の香りがいっぱいに広がった。

冷えきった身体に、温かいお茶が染み渡る。
また一口飲み、深い溜め息をついて、再び外に視線をおとす。
誰がどんな思いを抱えてようと、列車はそんなことおかまいなしに、夜の帳を切り裂いて、どんどん上昇していく。


…本当はわかっていた。
時間が無いなんて、只の言い訳に過ぎなくて、単に時間を作ろうとしなかっただけだったこと。
だけど、前しか見る余裕がなくて、自分すら見失いかけていた。
そして、これからぼくがすべきことは…———


そんなことを考えている間にも、列車は、月を掠めてシリウスとプロキヲンに差し掛かる。

冬の大三角形(Winter of Triangle)を過ぎてから暫くして、車内販売の係員が硝子扉をノックした。

菓子などの車内販売は、乗る度に毎回違うので、これもまた楽しみひとつ。
ナッツ入りのキャラメルの時もあれば、星屑を散りばめた有平糖の時もあり、檸檬水やミルクと蜂蜜のライスプディングなんて時もある。

今回は、彼がお勧めのアンタレスの色粉を練り込んだ、澄んだリチウム色の棒飴(ロリポップ)をひとつと、後でビスケットにつけるのに薔薇ジャムを一瓶購入した。
ジャムは薔薇星雲で作られた上質なもので、普段はなかなか手に入りにくい。
パンや菓子につけるだけでなく、紅茶に一匙入れて飲むのも非常に美味しい。

いい買い物が出来たと嬉しく思いながら、ぼくは取り敢えず鞄の中に瓶をしまう。

と、次の駅に到着したらしく、車体ががくんと揺れて、鞄から本が床に投げ出された。


——持ってきた本は、今日は必要なかったな、


本を拾い上げ、瓶と一緒に鞄の中へと押し込む。

また列車はゆっくりと動き始め、次第に加速してゆく。


…戻るまでの残りの時間、「今の僕にできること」をひとつずつ考えよう。
時間に追われて見失うことのないように、ぼくにとって、本当に大切なことが何かを考えよう。

ただひとり、街へと戻りゆく列車の中、窓にうつりこんだ月面のクレーターを見つめながら、密かな決意を抱えてぼくは「答え」を出す為に、静かに瞳を閉じた。

木の実ナナ

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帰りに新しくできたパン屋さんに寄ったんだけど…


商品名:「木の実ナナ」


…(=言=)


…これってどうよ(爆)


因みに、ドライフルーツをふんだんに練り込んだフランスパンです(笑)

我が家のおさがり事情について

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うちの家族はおさがり率が非常に高いと思うのですよ。(´Д`)


母「これ気に入って買ったけど、肥えたらしくてきついからあんたにあげる。(ΦДΦ)」

俺「…なんで夫婦揃いも揃っていっつもそういう買い方するかなー。着れなくなったらあいつに着せればいいや的な。(・谷・)」←買ったけど何気にきついからって親父から、一度しか着ていないらしい袖なしダウンジャケットをもらった。

母「だってあんた、ちっちゃいものクラブ(byおじゃる丸)だから着れるっしょ。他に誰が着るのさ。(ΦДΦ)」

俺「ダイエットしやがれ。(・谷・)」


というわけで、何か知らんけどTシャツもらいました(爆)
どうせちっちゃいものクラブなまさきです。(´Д`)
そうさどうせ背も根性も小さいよ!
まさに小市民だよ(もういい黙れ)

うちの両親は、揃いも揃ってこういう暴挙に出ます。
そして自分の部屋にしまいきれないので空き部屋のクローゼットを使うと、「邪魔だから撤去しろ」といいやがるからタチが悪い。

本当は父からもらったダウンジャケットもUPしたかったんですが、圧縮袋に詰めて空気抜いてしまっちゃったんで、出すのめんどいからやめました。
黒でファー付きフードなんですが、こいつは秋口にはなかなか活躍しそうな感じなので、ひそかに感謝(笑)



取り敢えず、今日黒のハイネックに穴があいて修繕不可能な感じだったので、取り敢えずこいつが入るスペースは確保できました。(´Д`)

でも…半袖。(爆)
既に氷点下になりつつあるのに半袖。
ていうか真冬が目前に迫る11月中旬に半袖(しつこい)


殺 す 気 で す か (=言=)


さすがの俺でもちょっとピタTな感じなので、来年に持ち越すか上に重ね着で使ったろうと思います。
または俺がダイエット。(笑)

あ。明日住民票取りに行かなきゃ。


おわり。