このところ、映画の案件が増えてきている。
来年公開するものだろうな。

思い返せば、2019年は映画の案件が非常に少なかった。
2020年オリンピックイヤー!という事で、映画への集客は少なくなるだろう。
という予測が立てられていたからだ。

で、今年新型コロナウイルスにより『オリンピック延期!』
当然新作の映画はあまり作られていなかったので、
某人気アニメを『再び映画館で!』なんてやってましたね。

2021年に延期されたオリンピックですが、まだまだコロナも収束してません。
来年は、どんな年になるのかな?



私どもエムケイプロのタレントも、映画やドラマへバンバン出演してます。
エキストラでの出演が多いですが、徐々にキャストでの出演が出来るようになってきてます。
みんなクレジットに名前載せたいし、セリフも欲しい。
『エキストラ』だったとしても、沢山映りたい。
でも、他のプロダクションのタレントもみんな一緒です。

いつも言ってる事ですが、『エキストラ』って『その他大勢』もあれば、
メインキャストのすぐ横で出演する事もあります。
セリフは無くても演技は必要です。
沢山映って、その芸歴を積み重ねて、キャストへ昇格を目指します。


『エキストラ』って、『通行人』とか『その他大勢』という感じで、
あまり良いイメージ無いじゃないですか。

沢山の人が必要なシーンは、どうしても出てきます。
そういう時に、制作側はあまり賃金を払いたくないので、局側で『ボランティアのエキストラさん』を募集します。
ボランティアなので『ギャラは無し』、大勢の中でも最も後ろで、どこにいるかもわからない感じが多いです。


ボランティアのエキストラさんでも、人数が足りない場合、『エキストラ会社』に募集がかかります。
『エキストラ会社』は、登録料が安く『テレビや映画に出れます』という感じで、登録者を募集してます。
『エキストラ会社』の登録タレントは、タレントと言っても、現場では『一般人という扱い』です。
どんなに顔が良くても、芸能に熱い思いを持っていても、その他大勢という映り方ばかりです。

有名芸能人に会いたい!テレビに出たい!というだけなら、ボランティアでも『エキストラ会社』でも良いと思います。
手軽にテレビに出演できるので、願望をすぐに叶えられます。


『エキストラ会社のエキストラ』と、『芸能プロダクションのエキストラ』は、線を引く必要があると思います。
『エキストラ』とひとくくりにされているから、分かり辛い。



『芸能プロダクションのエキストラ』でも『通行人』とか『その他大勢』という所に配置される場合もあります。
『ボランティアのエキストラさん』や『エキストラ会社の登録タレント』と一緒に出演する事もあるでしょう。
しかし、大きな違いがあります。
それは、『キャスティング担当者さんが認知してくれる』という事。

キャスティング担当者って、忙しい中でも意外とタレントのコトを良く見てくれてるんですよ。
『その他大勢のエキストラ』で何度か出演しているうちに、頑張りを認めてくれるのです。
キャスティング担当者も人間です。
頑張ってる人にもっと良い所で出演させてあげたい!と思うものです。
次のクールではレギュラー出演するなんて事もよくあります。

まとめると、
『ボランティアのエキストラさん』→その他大勢のエキストラだけ
『エキストラ会社の登録タレント』→その他大勢のエキストラばかり、レギュラーやキャストでの出演は無し。どこまで行っても『エキストラ』
『芸能プロダクション』→『その他大勢』から『メインキャストのすぐ横』でのエキストラ、その後レギュラーやキャストでの出演出来るかも

という感じです。


また、『芸能プロダクション』に来る『エキストラ』は、書類選考があります。
画面に映り込む事も多いので。
エントリーしても、書類選考で落とされる事もあるんですよ。
エントリー者の中で、勝ち残った人だけが出れる『エキストラ』なんです。

選考で選ばれて、撮影に参加して、キャスティング担当者に認められて…。
そうやって『エキストラ』から『キャスト』へ進んでいくのです。
とても地道な作業です。


世間の『エキストラ』に対するイメージは、はっきり言って悪い。
しかし、『エキストラ』を将来の為と思って、
真面目に一生懸命やった人だけが、次のステップに進んでいけるのです。

そういう姿をキャスティング担当者は見てますよ。
『エキストラ』を甘く見る事なかれ。


【芸能界で活躍したいあなたへの質問】
●あなたは『エキストラ』なんてやりたくない!と思ってますか?
●あなたは『エキストラ』を頑張っても、意味無いと思いますか?
●『ボランティア』『エキストラ会社』『芸能プロダクション』のエキストラの違いが理解できましたか?
●あなたは将来、どうなりたいのですか?



エムケイプロのホームページ
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