ウィーンからプラハへの列車「OBB」とシューベルト | 神奈川県藤沢市弥勒寺 川添ピアノ教室公式ブログ

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皆様、おはようございます。😊✨


ウィーン中央駅からプラハまでは、OBBという列車に乗りました。


4時間ほどでプラハに着きます。


チェコに入国するためには、国の決まりで3万ユーロ以上の保険に入っていないといけないという決まりがあります。


それで、私はアメックスのプラチナカードのコンシェルジュに電話して、保険に加入しているという証明書を郵送してもらいました。


すると、プラチナカードの保険の金額を数えてみてビックリ!!


なんと、1億円だったんです!!


1000万円かと思ってました!笑


まぁ、それはさておき。


このOBBという列車は、ご覧のようにテーブル席になっていますし、犬も一緒に乗れるんですよ。


私のシートの前の女性は、大きな黒いラブラドールと、小さなプードルを連れて列車に乗ってきました。


ワンちゃんたち、列車内では微動だにもせずお利口さんにしていて、本当に驚きました!!


ウィーン中央駅からプラハに向かう列車のOBBは、Uバーン(地下鉄)から来ると、とても分かりにくい場所にありました。


とにかく、上へ上へと行く感じ。笑


最上階にOBB乗り場があります。


ウィーン中央駅は、とても広いので、早めに行って、ホームを確認して、

「ここだよな?ここでいいんだよね?」

と自分に言い聞かせ、それでも不安で、人に聞きまわって、やっとその列車に乗れたような感じです。


一昨年、ドイツに行ったとき、ドレスデンからベルリンに向かう列車で、途中から車輌の半分がスイス行きになっていたのに気付かず、そちらの方に乗ってしまっていて大変だったことがトラウマになっているのだと思います。


でね。


ここで笑い話。


私、このOBBを、最初QBBかと思っていたんです。


それで、「QBBのホームはどこですか?」ってきいちゃった!笑


そうしたら、「オー!OBBね!」


って。笑


皆様も、QBBに見えません??笑


あはは!!


朝、ウィーン中央駅に着いて、ホームを探し回り、2時間ぐらいの時間を使ってしまいました。


本当は、13:10発の列車までにウィーン中央駅からタクシーでウィーン中央墓地にあるベートーヴェンのお墓に行こうと思っていたのです。


それで、Google mapで、ベートーヴェンやツェルニーやシューベルトのお墓があるウィーン中央墓地までの行き方を調べると、車で20分ぐらい。


でも、道がずっと赤くなっていました。←大渋滞ってこと。


仮に、往復二倍の時間がかかるとすると、現地にいられる時間は、ほんの5分ぐらい。笑


それで、悩んだ結果、列車に乗り遅れたら大変だから、今回はお墓まいりはやめて来年のお楽しみにすることにしました。


来年のウィーンは、ベートーヴェンやシューベルトやツェルニーなどの音楽家が眠るウィーン中央墓地と、モーツァルトが眠る聖マルクス墓地に行こうと思います。


ベートーヴェンとシューベルトの関係は。。、


1826年のベートーベンの筆談帳に、

「そこには、S(シューベルト)も来ていました。」

「リートにかけては、彼は非常に才能があります。」

「あなたは『魔王』をご存じですか?」

という質問が書かれたものが残っています。


これを書いたのは、ホルツという音楽家(本職は役人という説もある)ですが、ベートーベンは耳は聞こえなくても話すことはできたので、これに対する答えは残っていません。


ベートーベンの会話帳というのは、音楽史上の貴重な資料なのですが、すべて質問しか残っておらず、彼のの肉声が聞かれないのは、本当に残念なことです。


いずれにしても、ベートーベンの晩年に、シューベルトのことが話題になったことは事実で、ウィーンは狭い街ですから、当然ベートーベンもシューベルトのことを知っていたでしょう。


そしてついにベートーベンの最晩年になって、2人の出会いが実現しました。


それは実に、ベートーベンの死の1週間前でした。


この2人の会見に関しては、ベートーベンの弟子である「シンドラー」という人が詳細に記録しています。


しかし、このシンドラーという弟子は、ベートーベンの死後に資料を改ざんしたり廃棄したりして、自分が思い描く「ベートーベン像」を勝手に作り上げたという評判の悪い人です。


ですから、シンドラーの書いたものは、100%は信用できないのですが、本当のこともあることはあるでしょう。


それを要約すると、

「ベートーベンの病気が重くなっていったとき、私(シンドラー)は、シューベルトの楽譜を60曲ほどベートーベンの病床に届けた。ベートーベンはそれまでにシューベルトの歌曲を5曲くらいしか知らなかったので、その数の多さに驚いた。それまでにシューベルトは500曲以上の歌曲を作曲していたが、ベートーベンはそれを信じようとしなかった。楽譜を見てベートーベンはその美しさに感嘆し、『シューベルトには、神のひらめきがある!』と語った。ベートーベンはシューベルトのオペラやピアノ作品も見たいと言ったが、病状が悪化し、それはかなわなかった。病気が重くなったベートーベンは、時々『この人こそは、今に世界に名を成すであろう!』と語った。」というものです。


なにやら、モーツァルトとベートーベンの出会いに関する記述と似ています。


どうもシンドラーが、「自分がベートーベンとシューベルトという大作曲家どうしの仲を取り持った」ということを後世に主張するための作り話であるとも言われています。


しかし、いずれにしてもベートーベンの病床で2人が会ったことは事実です。


それからなんと8日後にベートーベンは亡くなってしまいます。


つまりこの出会いが最初で最後になってしまいました。


ベートーベンの葬儀には多くの市民が集まりましたが、シューベルトはベートーヴェンに最後に会った音楽家ということになります。


ベートーベンの葬儀に出席したシューベルトに関しては、次のような有名な逸話があります。


「葬儀が終わって友人たち3人と居酒屋に行ったシューベルトは、ワイングラスを持って、みずから『不滅のベートーベンを偲んで乾杯!』と叫んだ。そしてワインを飲み干すと、再びワインを注ぎ、『こんどは我々のなかで、次にベートーベンに続く者のために乾杯!』と叫んだ。」

そして、次に続いたのは、シューベルト自身でした。


しかし、シューベルトは翌年、31歳の若さでこの世を去ります。


シューベルトは、この時、自分がベートーベンに並びうる大作曲家であるという自覚はなかったと思いますが、ベートーベンの隣に埋葬してほしいという希望をもっていて、実際にそのようになりました。


現在も、ウィーンの中央墓地に、ベートーベンとシューベルトのお墓が並んでいて、多くの人が参拝に訪れます。


シューベルトは、病気の治療に使われた水銀中毒で亡くなったといわれています。


シューベルトの最後のショーバーに宛てた1828年11月12日付の手紙には、こう書かれている。
 

「ショーバー君!ぼくは病気だ。すでに11日間も何も食わず何も飲まずに、疲れてふらふらしながら、ベットとソファーの間を行ったり来たりしている。何か口に入れても、またすぐに吐き出してしまう」
 

これは中毒症状の最終段階で、フェーリングは、ゲルハルト・フォン・ブロイニングに向かって、“血液の分解”というコトバを使ったと言われています。


11月17日には、シューベルトは「頭の中が熱くなる」と訴えていて、その後、どんどん悪化していきました。


11月18日には、寝床に横にさせるのにさえ苦労が要るようになり、何度も起き上がろうとして棒立ちになったそうです。


シューベルトの父親は、家族簿にこう記録している。
 

「フランツ・ペーター、十、水曜日、1828年11月19日、午後3時、(死因は神経熱)、 埋葬は土曜日、1828年11月22日」



偉大なる音楽家たちの当時のことをイメージして、彼らのピアノ曲を弾くと、その希望、苦悩、安らぎ、不安など、いろいろな感情が見えてきます。


これからも、もっともっと勉強していきたいと思います。



さて、今日は、

10:00〜アメリカの先生のSkypeレッスンから開始です。


アメリカの先生は、ツェルニーなどの指導法のほかに、ショパンの曲などのレッスンも受けてくださっています。


レパートリーを増やすために。


そうして、色んな曲が弾けるようになるのは、本当に楽しいんです。


お昼からは、昨日のブログでご紹介した古矢先生のSkypeレッスン、

そして、午後からは、夜の9時までレッスンです。


まだ、時差ボケなのかな?


眠いです。。😴💤💤


いま、時間を気にせず好きなだけ寝ていいよ!と言われたら、多分3時間は眠れそう!笑


あは!



それでは、皆様、今日も素晴らしい一日になりますように〜💖✨


いつも皆様の幸せをお祈りしております。💖✨


川添雅恵



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