『NHK「The Covers」Presents「8Kスターダスト☆レビューLIVE」』の観覧に当選したので行ってまいりました。

なんか、応募したときから当たりそうな気がしていたんですよ。
そしたら、なんと３列目！
めちゃよく見えました。

内容を書くのはＮＧなんですが、行ったことを報告するのはＯＫのはず！

生放送ももう終わってるしね。

それにしても、ほんと安定の演奏です。
目の前で歌ってるのに、え、ＣＤ音源？とか思っちゃう。
別に機械みたいにＣＤ通りというわけではなくて、歌い方も変えてるし、ライブ感満載なんだけど、演奏と歌の安定感がＣＤ並。さすがです。過去のライブで、「コンサート会場でＣＤを聴いている感じを出す」というチャレンジングな企画をやってましたけど、ほんとにＣＤでした。そういう点で職人さんですね。アカペラは時々よれよれするけど、まあ、そこは全員がボーカリストなわけじゃないからご愛嬌で。なので、勝手に「日本一のライブバンド」認定してます。

でも、何より好きなのは、要さんが本当に楽しそうに歌う姿。見ているだけでこっちまで笑顔になっちゃう。そしてメンバーがそれを温かく受け入れてる感じがいい。だから、会場にプラスのエネルギーしかない。「楽しくいこうよ」で満ち満ちた空間。なんですかね。あの、沸き立つような感じは。それでいてふわっとした包容感がある。

だいたい、同じメンバーでデビュー40周年ですよ。（若干の出入りはありましたが。）
メンバーはみんなオーバー還暦ですよ。（サポートメンバーは除く）
ずっと、ずうううーーーーっと、アルバム作って、ツアーしての繰り返し。
なのに、いつもすっごく楽しそうなんですよ。
ゼロから生み出す仕事だから、決して楽しいだけでできるはずないけど、でもそれを「楽しい」にしていく力がずば抜けてる。どうしたらお客さんが楽しめるかな、って全力で考えて、それを自分たちが率先して楽しんでいくスタイル。

要さんは、笑い話で自虐的に「売れてない」ネタを出すけど、でも、ものすごく自然体で楽しく続けられている。それで５年に１度埼玉スーパーアリーナを満杯にしてたら、もう、それってすごいことでしょう？　しかも、そうやって地道に継続する中で確立してきたものは本当に強い。揺るがない。ファンも、まあ、息が長くて愛が深い。今回の観覧だって、前もっての打ち合わせなんて全くなかったのに、手拍子とか、笑うタイミングとか、観客席の息がぴったり合ってて、「ああやっぱりな」って思いました。スタレビを通してその場がふわっとひとつになる感じ。いいなぁ、って。

理想の仕事像ですよね。

時々、思うことがあるんです。
例えば、期待されながらいまいちヒットが出なかったときに、売れなきゃ切り捨てられてしまう人と、当初の期待ほど売れなくてもなんだかんだ受け入れられてマイペースでいい仕事を続けられる人がいる。
売れたら売れたで、じゃんじゃん量産することを強いられる人と、売れても自分のペースでやっていくことを許される人がいる。
この違いは何だろう？と。

運？
まあ、それもあると思う。
でも、きっとそれだけじゃない。
そういうふうに、自分のペースでやっていけるように、自分で持ち込む努力も必要なはず。

絶対必要なのは、恐れず自分を信じる強さ。
それから、周りとの絶妙なバランス感覚。
そして、人を巻き込む力。

だから、それを実現しているスタ☆レビのあり方にあこがれます。
もう、単なるファンを超えて、人生の師匠的な

昨日は、そんな師匠から直接エネルギーもらったんで、今日からまた「楽しく」がんばります

スタ☆レビ愛