「Radioheadやろうぜ。」

高校2年、初夏の昼下がり。新歓ライブが終わりいつもの静けさが戻った10階のエレベーター裏スペース、通称「10裏」で僕は初めてRadioheadを聴いたんだ。





面食らった。友人のiPhoneから流れてきたその曲は、「やろうぜ」に素直に応じる事を拒ませた。たしか、初めて聴いた時に僕の口から出た感想は「これ、バンドなの?」だったような。


結局、その後のライブでRadioheadはやらなかった。


高校3年、夏。僕は、受験勉強の気晴らしに聴く音楽を探すため、TSUTAYAに入り浸っていた。
借りるのは邦ロックばかり。たまに借りる洋楽も、Arctic Monkeysや、当時組んでいた洋楽のコピーバンドでやったアーティストのアルバム数枚程度に留まっていた。


ある日ふとRadioheadの文字が目に飛び込んできた。衝動。手に取る。借りる。聴く。その後、楽しい。ハッピー。とはならず、抱いた第一印象は、「暗いなあ」だった。

しかし、4曲目、衝撃を受けた。



Radioheadと出逢った。



ー完ー