コロナの規制が緩和された辺りから、知人を通してとある健康食品(オーガニックのプロテインパウダー、ビタミン剤、オーガニックの化粧品)を買うことにした。
定価は高いが、会員になると普通くらいの値段になるのですぐに会員になった。
この会社はMLM(いわゆるネットワークビジネス)で有名な会社。でもしつこい勧誘もなく、商品もよくて、知人にも
「MLMに参加するつもりも、研修を受けるつもりも全くない。ただ商品を手頃な値段で買いたいだけなの。」と事前に伝えておいた。
商品には満足していたのでよかったのだが、次第に研修や他の会員との交流会にも呼ばれるようになった。
その頃は、コロナで仕事も休職中。特にもっとこうしろとか要求される訳でもないのでバーでの飲み会みたいなのには参加してみた。
そうしたら、、、、、、
なんだかキラキラ起業女子(独身およびママ)の巣窟だということが判明
なんかみんなキラキラして眩しかった。サングラスかけたくなった。
いや~もう少しおしゃれな格好をすべきだったと反省
みんなインスタなどで、彼女らの美しい日常の様子をアップして「私が毎日はつらつに生きていけるのはXXXドリンクとプロテインのおかげ。」みたいな投稿していたんだよね。
そして「あなたもキラキラ女子になりませんか?そういう夢を叶える方法があります。」みたいな流れになるのよね。
でもしっかりした会社だから、使ってもいいフレーズが限られていて(あまり大袈裟にならないように)、上位1%の会員しかこういった報酬を得ていませんとか、自分で努力しないと成功できませんという説明も書き加えなければならない。
それでも、ある一定のレベルの会員は白のベンツや南国リゾートでの家族旅行がもらえたりするらしい
美しくなりながら(健康食品会社だからね)、仲間と一緒に夢を叶えられるように努力し成長していくっていうのにひかれるのはわかる。
でも基本的に一匹狼みたいな私にはちょっと微妙な世界観
家族旅行とかベンツ買うのって別にこの会社からもらわなくても普通に働けば買えるんじゃないの?って思ってしまう私
こういう話に乗らない私はやはりネガティブ?
夢がないのかな?
いやいやSNSである程度頑張って、自分の下の会員を増やして指導してグループリーダーになって後はネットでX桁の収入が入るから、子育てや家族と過ごす時間、旅行なんかも自由にできる、、、と思って張り切っている女性ばかりだった。
もちろんその場ではそこそこ成功している人もいたし、実際に家族旅行にいった人もいた。実際に会ってはいないがネットで知っている成功しまくっている人はさらに進んでコーチングなんかもしてた
でもね、そんな意識高い彼女たちとの飲み会本当につまらなかったの
パーフェクトなグループ写真を撮るために、出てきたカクテル10分位待ってようやく飲めたの
何回写真取り直しになったか覚えてない。目を開けてるのがつらかったのしか覚えていない
それでももっと写真を撮るためにテーブルを30分以上離れて行方不明になった女性たちもいた
この集まりはインスタ投稿のネタにするための集まりなのだろうかとまで思い始めた。
そんな彼女たちは今はどうなったのか?
あのある意味忘れられない飲み会からもう少しで3年、、、
誰一人として同じ熱量で活動してない
いや別にいいんだけどね。ワクワクすることに挑戦してみる、いろんな人と知り合うってのはいいことだと思う。知らない世界を学ぶのは成長だし、怪しい会社ではないしね。
なぜ急にこんな昔の事を書いたかというと、先日、私の彼の妹があの会社の会員になろうかなと言い始めたんだよね。
とあるビジネスをしている彼女。インスタの更新もマメだ。最近減量のためにジムにも通い始めた。
私がSNSでその会社の会員と繋がっていると知り、「あなたも会員なの?」「商品とかどう思う?」と聞いてきた。
私は実際に活動している会員ではないし商品も今は節約のため使っていないと伝えた。
上の話をしてもよかったのだが、彼女の意思はもう固い。
まあ詐欺でもないし、自分で判断するしかないよなと思いただ見守っている。彼女には合っているかもしれないし。
私の彼も、「妹は気が強くて誰の意見にも耳を貸さないから何を言っても無駄。ほっとけばいいよ。」と
私の身近にいる夢を追いかけている女性と言えば、元妻さんだ。。。
子供たちを学校にいかせず、ホームスクーリングと称してなにも自ら教えず、「罪悪感を手放して、自分を癒しながら子供を育てるメソッド」みたいなコーチングを展開している。
それをしてから2年はたっているのだが、すごい事実が最近判明した。
離婚の手続きで新たにお互いの金銭的な事を開示しあった彼と元妻さんだったが、、、、、
なんと元妻さん別居後より千万円単位で貯蓄額が減っているそう
3年のうち2年間は彼が彼女のほぼ全ての生活費を賄っていたので日々のことでお金を使ったようではないようだ。今でも彼は養育費プラスアルファで毎月彼女に渡している。
仮に彼女の収入がゼロで養育費だけでは足りない生活費を補ったとしても数年は暮らせるほどの金額。
一体何に消えたのか???
おそらく私の中で今世紀最大のなぞ
これも彼女のADHDのせいなのか(注意:彼女が自分で診断している)。衝動買いもここまで来たか?
彼女が別居後に購入したものの中で一番高かったのが中古の大型バン。きっと数百万円した。改装してキャンピングカーにして子供たちと暮らすんだって
「改装が終わったら、あなたたちの敷地内にバン置かせてもらって生活してもいい?」とまで彼にいってきたらしい
私達を彼女のサポートネットワークの一部だと思ってるんだよね、きっと
私なんか友達認定されてるしさ
彼女の大きな夢は、ネットでコーチングの仕事をしながら(今のところ収入を得ているかは定かではない)、夢のバンで世界中を旅しながら生活することらしい
子供たちは学校にいかずママとだけいることが幸せで、ママも幸せなら彼らも幸せらしい、元妻さんいわく
元妻さんがしているホームスクーリングに関しては法的になにもすることができない彼だが、元妻さんが描いているバン生活は子供たちのために法的に止めることができるらしく少しは安心した。
私自身は、夢を抱きながらも現実と向き合って夢を実現させていきたいなと思う。