JAXA Open APIプロジェクト β版発表 | 東京工科大学三上浩司のブログ

JAXA Open APIプロジェクト β版発表

こちらはJAXA,電通さん,多摩美さんとの共同プロジェクト.
イトカワとハヤブサのデータを使ってインタラクティブなコンテンツを作ります.
ゲーム系の研究室のほか,インスタレーションやファブリケーション系の研究室と共同でやっておりますので,いつになく新鮮なプロジェクトです.
こちらは膣物を作るということもあって,ベータ版といっても進捗は本当に様々です.
いつものゲームの学生たちとは違って今回はアナーキーに進行していますww.

プロジェクトを紹介します.


「イトカワ星人の観察」
イトカワにいる架空の星人の視点んでハヤブサを観察するインタラクティブ映像.


「てくてくはやぶさんぽ」
万歩計の機能を使って自分の歩いた量がイトカワで歩いた量に反映される.
当日参加者にどの様に使ってもらうか大事ですね.

「PUCAPUCA」
もともとはガリレオ時計だったけど,その仕組みを利用したコンテンツに企画路線を変更!
モータの配置やインタラクションなどの工夫をどんどんしてくれるといいですね.

「ドキドキ☆ハヤブサの旅」
いわゆるイライラ棒.コースをハヤブサの軌道にした誘目性の高いコンテンツ.
ぜひ,コースの再現や品質鵜の高い作りこみを期待します.

「JASTOP」
時計を見ないで性格に時間を図るゲーム.
自分が推した結果のアクションがなく,ただ画面に数字が出されるのでちょっと希薄な感じがもったいない.実際何をやっているのかわからないかな・・・.もう少しデータもたくさん使ったらよかった.

「イトカワ切り」
イトカワの実際のオブジェをつくって中にさまざまな情報を書き込もうとしています.
意外と品質の高い模型ができている.

「掌のイトカワ」
一つ具現化した例として,イトカワの重さと同じ重さになるピラミッド(5.8個分)を天秤ではかりにかける.
そのほかカナリーアナーキーな企画がたくさん出てるけど,これを突き詰めたほうがいいのでは?

「イトカワ探検隊」
キックボードをデバイスにしてイトカワを探検するコンテンツ.
いろいろ建物を置こうとかアイデアもあるのだけれども,どんな楽しさを体験させるか決めて作るべき方向性を絞るといいと思います.何かを探すでもスピードを競うでもいいと思います.

「イトカワを探せ」
ARを使ったゲーム.最初はドーム空間で探そうとしたけど,どうもオープンエリアでやったほうがよさそうということで検討中.

「ITOKAWA LANDER」
イトカワに着陸し素直収集するゲーム.
大学院生チームなので時間短くても完成度が高い・・・.
音楽の力が結構でかいね.宇宙空間のイトカワ以外の星はもう少し暗くてもいいと思います.