メディア専門演習(3年生)第一回目の発表 | 東京工科大学三上浩司のブログ

メディア専門演習(3年生)第一回目の発表

授業も2週目を迎え,第1回の企画というかアイデア発表です.
今年は4チーム(1チーム当たり6人から7人)で進めます.
下記に気になった部分についてコメントしておきます.


(1)ウェザードリィ
天気を操るアクションゲーム
対象を中高生以上といっているけど,アクションゲームに慣れている人というのであれば,この想定はおかしい.
もっと下でも大丈夫だし,あんまり上だと無理・・・
そもそも,中高生は13歳から18歳.それ以上となると範囲としては成立しない.

(2)甘味漬け
お菓子で戦う・・・どんなゲーム?.敵は誰?
昨日モチーフはともかくとして,2年生がおんなじゲームを作っていなかったっけ?
お菓子と主人公のサイズは?
(お菓子が大きければ装備だし,小さければ消費アイテムのレベル)
決まっていないことを「決まっていない」とはっきり言えるよさ!

(3)デストロイラッシュ
いろんな武器を選ぶシューティング?
この漫画の状態を作るならむしろ「パズル」要素があるほうがいいのでは?
自由度の高いというかどうやってもクリアできるのであれば最後のガッツポーズはないのでは?
むしろ死にゲーにしたほうがいいのではないか?

自分たちが好きなゲームに対して批評をしてその気に入らないところを改良しているだけで,
新しい面白さや革新がなくなるのは,よく陥るパターン.

(4)ポップアップブック
ミニゲーム集
リーダーいいね.はっきりした声で発表するというこういう姿勢は大事.
ミニゲーム集はだいたい失敗する・・・.単体の面白くないゲームはいくらたくさん集めても面白くはならない.作るハードルは低くても楽しませるハードルは異常に高い!