Gravirinth | 東京工科大学三上浩司のブログ

Gravirinth

そろそろ最終発表に向けての準備になってきました.
普段の発表は,複数のプロジェクトが走っている社内でのプレゼンを想定しています.
つまり,内輪であるため,「ネタばれ」どころか,すべて晒すのが前提になっています.

最終発表は作品発表会にユーザーやメディアに向けての発表のイメージです.

したがって,「ネタばれ」にならないように,情報を制限しながら,自分たちの作品を選んでくれるかどうかを問いますので,資料作りは工夫が必要になります.

作業したものについては全部アピールしたくなる気持ちは良くわかるのですが,ここはプロデューサが心を鬼にして,このゲームの魅力を伝える部分だけを客観的な視点で選ぶべきです.

それから現在のデモだと,横からすべてのレベルが見えるようになりますが,このあたりは,どうしますか?

FP視点はプレイヤーから見えるものをある程度リアルに表現することが基本になりますが,TP視点や横スクロールの場合は,プレイヤーの視点はいわば「神」というか「特別」の視点になります.すべて見せるのか,それとも限られた部分だけ見せてゲームに集中させるか,きちんと判断しましょう.