2005年にリリースされた「キラキラ」は、
フジテレビ系列ドラマ「がんばっていきまっしょい!」の主題歌にもなりヒット曲の一つです。
しかしこの曲には謎が多い。
なんといっても「あなた」の存在、働きかけが読み取れるのが
「あなた」の唇に手で触れたことは示唆されているものの、それがどういう状況であるのかまではわからない。しかもそのあとの反応として「あたし」は泣いている。なぜか。第一の疑問。
そして、それ以外の歌詞は全て「あたし」による一方的といってもいい語りと決意表明なのです。(※aikoは2014年のインタビューにて、あたし、あたしって自分のことばかりだったのが相手のことをちゃんと考えて歌詞に入れるようになりましたという旨のことを言っていますので作風の変化というか、単にaikoがこの頃のあり方と比べて成長したという見方もできます)
そこでこの仮説を聞いてください。もしかすると「ここ」とは物理的などこかでは
色々言いましたが、aikoは「大人になると、あの人のこと好きだけど でもああだしこうだし、というようにいろんな余計なことがついてきてしまうが、学生時代のようにただ人を好きになった時のキラキラした気持ちを持ち続けたい」という想いをタイトルに込めたらしいので、
この曲の歌詞は謎めいているからこそキラキラ輝いているということで締めます。笑
フジテレビ系列ドラマ「がんばっていきまっしょい!」の主題歌にもなりヒット曲の一つです。
しかしこの曲には謎が多い。
なんといっても「あなた」の存在、働きかけが読み取れるのが
「あなたの唇の熱 流れた涙が冷やした」
という一文しかないのです。
この文は直前に
「雨が邪魔しても 乾いた指先に残るあなたの唇の熱」
という一文しかないのです。
この文は直前に
「雨が邪魔しても 乾いた指先に残るあなたの唇の熱」
とあるのですが、
「あなた」の唇に手で触れたことは示唆されているものの、それがどういう状況であるのかまではわからない。しかもそのあとの反応として「あたし」は泣いている。なぜか。第一の疑問。
あなたの唇の熱は雨には冷やされないけど、あたしの涙では冷えてしまう、という風にもとれるだけに、この涙というのは意味深です。
そして、それ以外の歌詞は全て「あたし」による一方的といってもいい語りと決意表明なのです。(※aikoは2014年のインタビューにて、あたし、あたしって自分のことばかりだったのが相手のことをちゃんと考えて歌詞に入れるようになりましたという旨のことを言っていますので作風の変化というか、単にaikoがこの頃のあり方と比べて成長したという見方もできます)
第二の疑問、今の二人の関係性。ドラマが学園モノだったことを差し置いても「仲良しの友達 励ましくれた四つ葉の緑」など、学生の恋愛をイメージさせる描写がある一方、冒頭の「待ってるねいつまでも 今日は遅くなるんでしょう?」や「帰ってきたら話すね」からは、すでに同居していることを想像させます。
その一方で先ほどのように唇に触れたことを大切にしていることと、「そうやって悲しい日を超えてきた」「シルバーリングが黒くなった」など短くはない時間の経過を明確に示していることから、
キラキラの一曲には時間が流れており
片想い→両想い→遠く離れる可能性のある状況(今ここ)という展開が読み取れます。
つまり同居の描写は現在のことでありやたらと初々しい描写は初期を振り返っていると考えられるのです。
その一方で先ほどのように唇に触れたことを大切にしていることと、「そうやって悲しい日を超えてきた」「シルバーリングが黒くなった」など短くはない時間の経過を明確に示していることから、
キラキラの一曲には時間が流れており
片想い→両想い→遠く離れる可能性のある状況(今ここ)という展開が読み取れます。
つまり同居の描写は現在のことでありやたらと初々しい描写は初期を振り返っていると考えられるのです。
ここで最大の疑問です。
キラキラの「あたし」はなぜ、
遠い遠い見たことのない知らない街に
ついていかないのでしょう?
遠い遠い見たことのない知らない街に
ついていかないのでしょう?
なぜずっと「ここ」を離れずにいるのでしょう?
どこにだってついていくよ!ではないのはなぜなんでしょう?
そこでこの仮説を聞いてください。もしかすると「ここ」とは物理的などこかでは
なく、「あなたを好きだという心の位置」のことを言っているのでは。
そこでさらに。
「遠い遠い見たことのない
知らない街に行ったとしても…」
この文、主語がないんです。
知らない街に行くのはあなたではなく
あたし の可能性もあるということです。
そうやって読んでみると
(あたしが)遠い遠い知らない街に行ったとしても あたしはこうしてずっとここ(あなたを好きな心の位置)を離れずに
いるよ
ということになるのでは
ないでしょうか!
これが私なりの「なぜついていかないのか?」という問いの答えですが本当に個人的な想像です。笑
ここでもうひとつの解釈を紹介します。
クイズです。
「羽が生えたこと」
「深爪したこと」
「シルバーリングが黒くなったこと」
これらに共通していることはなんでしょう?
正解は
「あたし」はもう死んでいる
でした(笑)
深爪やリングの黒は火葬の結果。相手がぜんぜん出てこないのとか、この世がなくなるとかいう唐突な表現も、風になっても待ち続けるとかいう妙に気の長い話も、生きていない設定だとやたらしっくりきてしまう!
こんな三流都市伝説みたいなことを真面目にそうなんじゃないかとちょっと考えてた時期もありました。普通に考えてaikoがラブソングをこっそりホラー仕立てにするだろうかって感じですね。だとしたら精神状態が心配です。(最近は暗い歌が多くて普通に精神状態が心配です。)
しかし、キラキラの場合はそんな都市伝説風にとらえてもいいんじゃないかと思うほど、歌詞に謎さは残ってると思います。(ちなみにさっきのあたしは死んでる説、Yahoo知恵袋に同じこと言ってる人がいて親近感わきました。笑)
アップテンポなメロディだからこそずば抜けてしっくりこないんです。まるでなにかをごまかすかのような明るさ。「あたし」からの一方的な想いや決意表明しか語られないのは、すでに2人に残された相互の交渉は「あたし」が時間を超えて「待つ」=「想いを持ち続ける」ことだけだから、とでもいうような勢いだし。
色々言いましたが、aikoは「大人になると、あの人のこと好きだけど でもああだしこうだし、というようにいろんな余計なことがついてきてしまうが、学生時代のようにただ人を好きになった時のキラキラした気持ちを持ち続けたい」という想いをタイトルに込めたらしいので、
この曲の歌詞は謎めいているからこそキラキラ輝いているということで締めます。笑