どうも、ムキムキ兄やんです。

 

 

退勤後、スギ薬局の女の子にちょっかいを出して帰宅。

合格通知書・成績通知書が到着していました。


宛名面

 

 

 合格通知書

 

 

 

論文式試験でダメージが大きいのはどちらでしょうか?

 

ア、薄く書く

イ、構成を外す

 

ダメージが大きいのは、イ>アの順だと思います。私のR1司法の再現答案と成績・H30予備の再現答案と成績から判断しました。

司法試験論文式試験の重要要素の一つは事案分析だと思います。そのため、事案に照らした構成ができているか否かは大きく点数に影響すると思います。どれだけ厚く書こうが事案との関係でポイント(構成)を外したらそれほど点数は入りません。ポイントを外さなければ薄く書いてもそれなりに点数がつくと思います。

そうだとすれば、目指すべきは、「①答案構成にギリギリまで時間をかけてしっかりと答案構成をし、②残り時間で短くポイントをついた良い意味で薄い答案を作成する。」という戦略に落ち着くのではないでしょうか。

もちろん厚く書けるならそれに越したことはありませんが、試験時間は有限であるので答案構成時間と答案作成時間の配分を考えなければなりません。私なら答案構成に多くの時間を費やします。

 

 

 

ローの先輩・同期や予備校の先生には学習面で大変お世話になりました。もし自分一人で勉強していたなら、これだけの成績をとることはできなかったと思います。

無能な愚か者が叩き出した成績は、司法試験受験界に携わった偉大な先人達の努力の賜物だと思っています。

 

 

 

成績は、論文522位(457.77点)、総合628位(917.11点)でした。

 

成績通知書

予想を上回り、驚きました。

 

 

 

 

 

法律の勉強が楽しくて楽しくて仕方ないという幸福感。地獄から這い上がってやるという向上心。成長した自分を想像すると笑みが溢れる。

 

失権した3年前のトラウマ。失権した惨めさ。俺より先に合格した友人達への嫉妬心。週5~6の平均実働時間9時間以上という過酷な職場環境。勉強したいのに勉強時間を確保できない葛藤。自分の頭の悪さに対する嫌悪感。準備時間がもっとあればいい答案を書けたという言い訳。トラウマで一睡もできなかった試験初日。俺を応援してくれた両親や友人への後ろめたさ。老いに対する焦り。

 

「あれ?俺、法律の勉強好きなはずやのに。」

葛藤ばかりの受験生活でした。

 

自分の成績を確認すると、失権してからの3年間を思い出して涙が止まりませんでした。合格した時より遥かに泣きました。

 

 

負の感情は学習意欲を削ぎます。

来年以降の受験生の皆さんは、できるだけ楽しんで勉強して下さい。

 

 

 

 

 

平成30年予備試験

受験者数:11136人

最終合格者数:433人

最終合格率:3.8%(対受験者比)

私の成績:短答1325位、論文125位、口述72位

 

 

令和元年司法試験

受験者数:4466人

最終合格者数:1502人

最終合格率:33.63%(対受験者比)

私の成績:短答2761位、論文522位、総合628位

 

 

自分で言うのもなんですが、フルで働きながら良くやったと思います。

誉めて遣わす、俺!

 

 

 

 

 

※9/28追記

メッセージでご指摘を受け、記事の一部を修正しました。ご迷惑をおかけした方にはお詫び申し上げます。

その他、誤記を修正、予備試験の成績を加筆しました。