「おーい。起きてる~?」
「この子はね、もうすぐ消えちゃうんだよ。」
「えー?なんで~?」
「役目を果たしたからかなー。」
「やくめー?」
「うん。一回さよならするんだよ。」
「さびしいねー。」
「そうだねー。」
「でもね」
(コンコンと少女の胸を叩く)
「またここが苦しくなったり、前を向きたいなって思った時は、」
「この子は会いにきてくれるんだよ。」
「ふーん。」
「また、会えるんだね!」
「うん。また、会える。」
「うん。わかった。」
「だから、いまのうちにたくさんかわいがってあげてね。」
「うん!」
「おーい。起きてる~?」
「ねえ?」
「なぁに?」
「名前、知りたい?」
「うん。」
「この子の名前はねぇ…」
「だからお姉ちゃん」
「え?」
「また会った時は、私の名前、教えてね。」
「じゃあね、ばいばい。」
少女とBLUE FISHはいつのまにか消えている。
「うん。またね。」
-and BLUE FISH- end
