残りや感じ方は違えど



時間というものは誰にも平等に流れるもので




過ぎてほしくないって願っても

戻りたいって願っても



あの場所で流れていた

一分一秒全ての時間が夢のようだったあの時には戻れなくて





淋しいかな今日から春なんだって









だけどね、

明日の事を考えると落ち着かないから




ちょっとだけ


あの特別な時間に戻ろう




心にしまったものを取り出してみよう
















今まではね


コンサートって
毎年当たり前にあって



CDを買って

曲を聞き込んで




お気に入りのあの曲はセトリに入ってるかな…

どんな演出なのかな…

アルバムに入ってないあの曲も生で聴けたらいいな…

どんな衣装かな…

推しメンの髪型・髪色どんなかな…

うちわ、持てるかな…



って




何となくね


片思いしてる相手に会いに行って

その姿、歌声、パフォーマンスをみて



あぁ、やっぱりすきだ……って確認して

その想いでまた生きていく。という感覚だった







もちろん今回も思い返してもその感覚は変わらずあるんだけれどね、





何て言うか








アタシ





Hey! Say! JUMPと




両想いになれた








って気がした








「ときめくあなた」や「キミノミカタ」だとか


内容がそう感じられる曲が多かったからかもしれないんだけれど







福岡公演は
特にね

そう感じられた





会場が小さいからかもしれないけれど

始まる前も
終わってしまうってときも
終わってしまったあとも

我々がJUMPを求める声が大きくて



それに比例するようにJUMPくんがいつもよりそれはそれは楽しそうで

あの時間を大事にしてくれてることがビシバシ伝わってきた


肌で感じられるくらいに熱を帯びていた








それはやっぱり

お互いにある不安が大きかったからかもしれない









これからどうなるんだろう

来年は
再来年は



彼らとこの時間を

この場所で共有できるのだろうかって
そんな不安が心の底に燻っていたから…














コンサートの最終日




薮さまの涙をみた瞬間は本当に驚いたし

その不安ごとが頭を過って



誰だ!こんなに彼を追い詰めたのは!って

正直憤りを感じた








でもそれはほんの一瞬で


周りを見渡すと皆が舞台をみていて


その光景に肌が粟立つのを感じた










だってコンサートって

どうしたって
どんな席にいたって
どんなときだって

より近くで自分の好きな人をみていたいって
双眼鏡でその姿を追いかけてしまうものだけど




皆泣きながら双眼鏡のことなんて忘れて

頑張れ!って
すきだよ!って全身で伝えていて






舞台の上でも

次々と駆け寄り彼の肩を抱いたり



泣くな!薮ちゃん!って



迷ったって良い
触れて

一人じゃないぞ!薮!って





力強い声が聞けてね


その姿は本当に心強かった






大丈夫かな…
また来てくれるかな…じゃなくて



また絶対にここに彼らを呼ぶんだ!って







そう思えた












そして何よりね


スタッフさんたちのお顔を拝める時間を伊野尾くんが用意してくれたお陰で

あの特別な時間、空間は

我々ファンやJUMPくん達だけのものじゃなくて


あそこにいる全員や

コンサートに携わっている全ての人と一緒に作りあげているものなんだって普段より感じられてね




あそこにいた
みんなが両想いだった












ときめきをくれてありがとう

何度でも言うよ


Hey! Say! JUMPがだいすき




叫ぶよ



また

会えるから!