２年前に譲渡した子
滝川保健所で多頭収容
状態の悪い子をとお願いし
来たのがみっきーでした
その当時私にケアのスキルもなく
ゆかりんさんにお願いし
毎日の点滴、ケア
下痢も酷くて食べれなくて
こんな大きな子なのに
体重は２キロちょっと
初めて
痩せこけた猫は
頭の骨も出るのだと知った
女の子だと思って美喜子って付けたのに
男の子だったと知った時は
びっくりしたなあ笑
千代丸も女の子って言われてたんだよな
何度も何度も
頻繁に譲渡会に出して
心無い言葉も言われて
それでも頑張ってたみっきー
家に来た時からシニアで
エイズキャリアで
口の持病もあって
里親さんなんて決まらないのかなって
無理なのかなって思ってた
けど
この譲渡会
今でも鮮明に覚えてる
隣のケージは子猫だった
人が群がって
みっきーは見て貰えなくて
みっきーも人が多いことがストレスで
端っこにケージを移した
ずっとずっと
みっきーのケージの前に居た
ご夫婦が居ました
私は積極的に話しかける方ではなくて
しばらく様子を見てるんだけど
奥様のみっきーを見る目が
とっても優しくて
思わず声を掛けた
何度も縁談はあったけど
ダメになることばかりで
またダメかなあって
何度も何度も
本当にいいんですか？！って
失礼なくらい聞いた
それでも迎えて下さって
お口の悪いみっきーだから
歯磨きも毎日やってもらって
ヨダレも匂いも消えた！って
嬉しいメールも頂いてた
この２年
沢山沢山
メールを貰ってました
先日
カレンダーの件で連絡すると
状態が良くないと聞いた
ついにお口の痛みが増し
食べれなくなることも増えて
病院へ行っていると
大丈夫かな…と
ももで勉強した知識と
サプリをお伝えしました
そして夕方
息を引き取ったと連絡がありました
腎臓も悪くなってしまって
入院もしたけれどなかなか良くならず
退院して２週間頑張ってくれて
眠るようだったと
私は菜月の時の後悔があります
余命宣告にこだわり
菜月をボロボロになるまで
頑張らせてしまった
眠るようだったと聞いた時
ああ、本当に良かったと思った
限界まで治療するのも
しないのも
どちらをとっても後悔は絶対にあること
怒涛の猫生だったみっきーの最期が
大好きなおふたりに看取られて
穏やかだったことが
何よりも良かったと思う
これ以上ないくらい
大切にしてもらって
愛情独り占めで
ママさんの腕の中で一緒に寝て
可愛い可愛いって
毎日毎日
みっきーだけを見てくれて
家族にしてもらって
これ以上ないくらい
みっきー
もっと早くに
会いに行けば良かった
また会えるかな
その時は
真っ直ぐ里親さんのお家に行くんだよ
辛い経験もせず
真っ直ぐにね
まだ気持ちの整理が全くつかないけど
ゆっくりゆっくり
みっきーとの日々を
振り返りたいと思います
ずっとずっと
忘れないからね
みっきー
本当にありがとう
大好きでした
今はゆっくり休んでね
千代丸と喧嘩するなよ！笑
里親様
感謝してもしきれません
あの子の時間は幸せだった
沢山の思い出と愛情を
抱えきれないくらい持って
お空へ行ったと思います
またいつか
見つけてあげて下さい
そしてその時は
また会わせて下さいね
ありがとうございました